就活で「部活動で学んだことは何ですか?」などの質問を受けることがあります。せっかく一生懸命取り組んだ部活動ですから、効果的な回答方法が理解して魅力的なアピールの材料にしたいですよね。
そこで今回は、就活で「部活動で学んだこと」を聞かれたときの適切な答え方を回答例とともに解説します。

- ・部活動で学んだこととしてアピールできるものとは?
- ├スキル
- └価値観・人間性
- ・就活で「部活動で学んだこと」を魅力的に答える方法
- ├部活動で学んだことを具体的に挙げる
- ├どのようにして学んだかを説明する
- └志望企業でどのように学びを生かすかを説明する
- ・部活動で学んだことを答える際に注意すべき点
- ├企業にとって魅力ある学びをアピールする
- └嘘をつかない
- ・部活動で学んだことのアピール例
- ├苦境を乗り越えた経験で「忍耐力」をアピール
- ├勉強と部活の両立で「段取り力」をアピール
- ├チームで活動していたなら「協調性」をアピール
- ├役職経験で「責任感」をアピール
- └マネージャーは「サポート力」をアピール
- ・「部活動で学んだこと」を聞かれたときの回答例
- ・まとめ
部活動で学んだこととしてアピールできるものとは?
スキル
部活動で学んだこととしてアピールできるものの1つが「スキル」です。例えば、部活動では複数人で協力して1つの目標に向かっていくことが求められます。その場合には「リーダーシップ」や「協調性」など対人関係をスムーズにするためのスキルが必須です。
また、「計画性」や「モチベーションの維持」など、個人が目標を達成するためのスキルを向上させる良い機会となるでしょう。このように、部活動での経験からは様々なスキルのアピールが可能なのです
価値観・人間性
同じ部活動でも「周りの人たちと協力して活動すること」を重視している人もいれば、「自分自身が良い成績を残すこと」を重視している人もいます。
このように部活動のエピソードからは、「自分が何を重視して活動していたか」という価値観や人間性をアピールすることもできます。
就活で「部活動で学んだこと」を魅力的に答える方法
部活動で学んだことを具体的に挙げる
就活で「部活動で学んだこと」をアピールする際には、まず「私が部活動で学んだのは〇〇です」のように、はっきりと示しましょう。
何を学んだかを明示すれば、採用担当者は「これから〇〇の話をするんだな」という前提のもと、その先のエピソードに耳を傾けてくれます。そのため、話の内容を理解してもらいやすくなるのです。
どのようにして学んだかを説明する
部活動で学んだことを示したら、どのようにして学んだかを説明していきます。部活動で起こった出来事やトラブルを中心に、自分自身がどのように考え、行動し、解決へ導いていったかを具体的に話していきます。
採用担当者が「こんな場面で、こういう風に行動したんだな」とイメージできるように伝えられると良いでしょう。
志望企業でどのように学びを生かすかを説明する
部活動で学んだことを志望企業でどのように生かすかを説明すると、より魅力的なアピールとなります。
まずは会社説明会や企業HPから、企業の社風・理念・事業内容などを調べ、企業の求める人材に関する理解を深めます。そして、部活動で学んだことが企業の求める人材と重なる部分があれば、積極的にアピールしていきましょう。
部活動で学んだことを答える際に注意すべき点
企業にとって魅力ある学びをアピールする
就活では、企業が「欲しい」と思ってくれるように自分自身を売り込むことが最大の目的となります。
「計画的に仕事を進められる人材」を求めている企業に対して、「みんなを引っ張っていくリーダーシップ」をアピールしても意味がないのです。企業が何を求めているかを事前にしっかり検討することが大切です。
嘘をつかない
就活でアピールしたいからと言って、嘘をつくのは絶対にNGです。これまで何十、何百という就活生の回答を聞いてきた採用担当者には、すぐにばれてしまいます。
また嘘をつくことに必死になるあまりに、視線・表情・態度などにまで気を配れず、かえって悪印象につながってしまうことも。
部活動で学んだことに関するエピソードは、そこまで派手なものでなくても構いません。ちょっとした出来事だとしても、そこからあなた自身がどのように考えて行動したのか、そして何を学んだのかを伝えることこそが大切なのです。
部活動で学んだことのアピール例
部活で苦労したことや大変だったエピソードを使うと、学んだことのアピールにつなげやすいです。ここではアピールへのつなげ方の例をいくつかご紹介します。
苦境を乗り越えた経験で「忍耐力」をアピール
つらいことや大変なことを乗り越えた経験で、「忍耐力」をアピールすることができます。スランプをどう乗り越えたか、挫折から立ち上がるために工夫したことなどを書くのもいいでしょう。
逆境やつらいことを乗り越えて最後までやり通したなら、「継続することの大切さを学んだ」とアピールするのもいいですね。
勉強と部活の両立で「段取り力」をアピール
勉強と部活の両立で工夫や努力をした経験があるなら、段取り力やスケジューリングなどについてのスキルが身についたことをアピールすることができます。
目標を決めてそのために頑張ったという書き方もいいでしょう。努力をする過程でどんな学びがあったか、自分がどのように成長したか、を伝えましょう。「目標を達成する力」を身につけたという書き方もいいでしょう。
チームで活動していたなら「協調性」をアピール
サッカーや野球、バスケなどのチームスポーツや、吹奏楽など大人数で息を合わせる必要がある部活に所属していたなら、「協調性」をアピールできます。
チームで力を合わせるためにどんなことを心がけ、どんなことを学んだかを書いてみてください。
役職経験で「責任感」をアピール
部長や副部長など、何か特別な役割を担っていたなら、「責任感」をアピールできます。しかし、ただ「部長をしていた」というだけでは責任感のアピールにはなりません。
自分の役割を全うするためにどんなことを心がけていたか、そしてこの経験から何を学んだかを、できるだけ具体的に説明する必要があります。
マネージャーは「サポート力」をアピール
部活のマネージャーをしていたなら、「サポート力」をアピールしていきましょう。「人を支えるのが得意」「自分が目立つよりも影でサポートしたい」という性格をアピールするのもいいですね。
「気配りができる」「細かいことによく気がつく」といった性質は仕事でも役立つので、積極的にアピールしていきましょう。人をサポートすることの魅力ややりがいから、学んだことにつなげてみてください。
「部活動で学んだこと」を聞かれたときの回答例
私は部活動の経験から、普段からの準備こそがここぞという場面で大きな成果となることを学びました。
私は大学時代、陸上競技部に所属し、長距離走のランナーとして活動していました。私は1分1秒でもタイムを短くするために、自分自身のフォームを写真や動画に収め、コーチと共に何度も見直し、修正を重ねました。
また、日常の食生活や睡眠にも気を配り、調子を整えるよう心がけていました。その上で大会では「絶対に最後まで諦めずに走り抜く」と固く決意していました。
このように日常生活から大会中までコツコツと準備することで、自分自身のタイムも短くなり、大会でも良い成績を残すことができました。
貴社に入社した際にも普段の業務を丁寧に取り組むことで、心身ともに安定した状態でより大きな仕事に挑んでいきたいと考えています。
まとめ
就活で「部活動で学んだこと」を聞かれたときには、次のポイントを分かりやすく説明するように心がけましょう。
・部活動で学んだことは何か
・どのような経緯で学んだのか
・部活動で学んだことを企業でどう生かすか
分かりやすい説明をするためには、実際に他者に伝わっているかを確認することが大切です。身近な家族や友人、あるいはキャリアセンターのスタッフなどを上手に活用し、第三者視点から回答内容を確認してもらいましょう。その上で分かりにくい部分を修正すれば、さらにまとまった回答が用意できるはずです。
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