【例文あり】就活の自己PRで「粘り強い」をアピールする方法とは?

就活生のみなさん、就活は順調でしょうか?
今回は就職活動の自己PRで「粘り強さ」をアピールする方法について解説します。

ES(エントリーシート)や履歴書、面接の自己PRで「粘り強さ」をうまくアピールするコツは?どんなことに注意すべきなのか?

部活やバイト、ゼミなど、学生時代に頑張ったことをエピソードとした粘り強さのアピール方法を例文つきでご紹介します。

粘り強い
目次

就活の自己PRで「粘り強い」をアピールするのはアリ?

企業は「粘り強い」人材を求めている

自己PRとして「粘り強い」は適切なのでしょうか?結論から言ってしまうと、就活ではかなり有効な自己PRです。というのも、企業は仕事に対して粘り強く取り組める人材を常に求めているからです。

ほとんどの仕事は一日二日では終わりません。大規模で社会的に意義のあるプロジェクトほど長期間の取り組みが必要となることも。最後までコミットできる人材こそが会社に必要とされるのです。自己分析の結果、自分の強みが「粘り強い」と分かったならば積極的にアピールしていきましょう。

ありきたりにならないよう注意!

自己PRで「粘り強い」をアピールする就活生は少なくありません。「よくあるありきたりな自己PRだな」という印象を与えないように注意しましょう。 そのためにはアピールする際に「粘り強い」とは何を指していることなのかを自分の中で明確にしておく必要があります。面接官に詳しく質問された際に違う言葉でも答えられるようにするためです。

「粘り強い」がしっくりこない人は「根気強さ」「諦めずに取り組む能力」などと置き換えて考えてみるとよいでしょう。例えやエピソードを工夫したり、自分なりの言葉で言い換えられるようにしておくと、オリジナリティのある自己PRとすることができます。

自己PRで「粘り強い」を上手にアピールするには?

具体的にはどのように粘り強さをアピールしていけばよいのでしょうか?

具体的なエピソードを盛り込む

エントリーシートの書き方や面接全般に言えることですが、どんな主張にも必ず根拠が必要となります。根拠がなく主張のみになってしまうと、説得力に欠ける可能性が高くなるからです。

根拠として最も使いやすいのが自分のエピソードです。主張に繋がるきっかけとなったエピソードを自己PRと一緒にアピールしましょう。

仕事と関連付ける

就活の自己PRでは、ただ「粘り強い」ことを伝えるだけでは不十分です。「アピールポイントを仕事でどういかせるのか」ということを伝える必要があります。

希望職種や入社後にやってみたい仕事をイメージして、どんな場面でどういかすことができるのかを考えておきましょう。

短所に聞こえないよう注意!

「粘り強い」ことをアピールする際は、短所に聞こえないよう注意する必要があります。一見長所に思える「粘り強さ」ですが、伝え方を間違えると、「諦めが悪い」「切り替えがうまくできない」という印象を与えてしまうことも。

「ただ諦めが悪いだけにならないよう、期限を設けて取り組むようにしています」など、短所にとられないような文言も付け加えるといいでしょう。

エピソードや言葉の選び方には注意が必要です。家族や友人に見てもらい、どんな印象を受けるか聞いてみるのもいいでしょう。

部活のエピソードをもとにした「粘り強い」のアピール例

大学で部活をやっている場合、「粘り強い」をアピールしやすいです。

部活で粘り強さを発揮する場面は?

部活で粘り強さを発揮する場面は、やはり部活に対する姿勢そのものです。日々の練習に参加し、試合で結果を出すという経験は粘り強さあってのものです。それらの経験がある方は積極的にアピールしましょう。

自己PR文章の具体例

私のアピールポイントは粘り強さです。大学ではテニス部に所属しており、持ち前の粘り強さから最後の大会では全国大会に出場することができました。

中高でもテニスをやっていましたが、大学のテニスはそれまでとはレベルが違い入学当初は思うように結果が出ませんでした。しかし、持ち前の粘り強さで日々の練習に取り組み全国大会に出場するという目標に向かって努力し続けました。

特に夏の練習は体力的に辛く、地獄のような日々でしたが他の部員や他校のライバルに負けないためにも一人だけ残って練習するなど、周囲との差を常に意識して部活に参加しました。勝つためには人一倍努力する必要があると確信していたためです。

努力の甲斐もあり、最後の大会では目標だった全国大会出場の切符を手に入れることができました。御社に入ってからも粘り強さを武器に仕事に取り組んでいきたいです。

アルバイトのエピソードをもとにした「粘り強い」のアピール例

バイトをやっている場合でも粘り強さをアピールできます。

バイトで粘り強さを発揮する場面は?

バイトでも日々の仕事に粘り強く取り組み、目に見える成果が出た経験をアピールしましょう。できれば短期バイトではなく、長期バイトの方がよいでしょう。

自己PR文章は?の具体例

私のアピールポイントは粘り強さです。三年間塾講師のアルバイトをしているのですが、持ち前の粘り強さを発揮し仕事に取り組み続けたことで生徒からの授業満足度アンケートで一位を取ることができました。

塾講師のアルバイトを始めたばかりのころは上手な教え方が分からず、生徒に内容を理解してもらうのに時間がかかってしまいました。粘り強く改善に向けて試行錯誤した結果、生徒ごとに教え方や接し方を変えてみるとよいことが分かりました。そのように意識して仕事に取り組んだところ、生徒の学習意欲や授業の理解度の向上に繋がりました。

先日行われた授業満足度アンケートでは近隣の塾も合わせて講師一位を取ることができました。粘り強く取り組んだお陰で生徒に喜んでもらうことができ、大きな達成感を得ることができました。持ち前の粘り強さを武器に御社に入ってからも仕事に取り組んでいきたいです。

ゼミ・研究のエピソードをもとにした「粘り強い」のアピール例

ゼミや研究でも粘り強さをアピールできます。

ゼミ・研究で粘り強さを発揮する場面は?

ゼミや研究は短期間では完結せず、粘り強さが求められます。ゼミ発表や学会発表で成果を出したエピソードと合わせて粘り強さをアピールしましょう。

自己PR文章の具体例

私のアピールポイントは粘り強さです。大学ではブロックチェーン技術の研究をしているのですが、粘り強く取り組んだ結果学会で表彰していただきました。

ブロックチェーンは現在最も注目されている分野ですが、新しいがゆえに参考文献もまだ少なくどのように研究を進めるかが最初の課題でした。私は持ち前の粘り強さを武器に、手探りで研究を進めました。具体的には基礎となる暗号分野の研究や仮想通貨の有識者にヒアリングをしにいくなどあらゆる確度からのアプローチを試みました。

結果として、私の論文が学会で評価され表彰していただくことができました。御社に入社後も粘り強さを武器に仕事に取り組んでいく所存です。

最後に

自己PRで「粘り強い」をアピールすることの有効性と、具体例をまとめました。粘り強さは社会で必ず求められる能力です。自己分析の結果、自分に「粘り強い」アピールポイントがあると分かった方は積極的にアピールしていけるとよいでしょう。



このコラムを読んだ人はこんなコラムも読んでいます
大学生おすすめコンテンツ
就活エントリー締切カレンダー
インターン締切カレンダー
大学1・2年生もインターンに行こう
インターンシップ参加までの流れ
長期インターンエントリー相談会
インターンシップとは何か
マンガでわかるインターンシップ
就活イベントまとめ
インターンシップ体験談
就活本選考体験記
内定者のES