店舗販売だけじゃない!アパレル業界のインターンの種類と内容

アパレル業界のインターンというと店舗販売の就業体験が一般的ですが、その他にもいろいろな体験をさせてくれる企業があります。ここでは、アパレル業界で実際に行われている様々なインターンを紹介します。

インターンに参加するメリットやインターンにいく時の服装・メイクについても解説していますので、参考にしてください。

店舗販売だけじゃない!アパレル業界のインターンの種類と内容
目次

アパレル業界のインターンシップの形式は?

アパレル業界のインターンシップでよくある形式は、次の3種類です。

説明会形式

現役社員が会社の事業内容や自分の業務内容、仕事のやりがいについて話してくれる、「説明会形式」のインターンシップがあります。

質疑応答ができる時間が用意されていたり、説明会後に社員が残って自由に質問できたりするので、知りたいことや疑問を書き出しておき、その場で聞けるようにしておくとよいでしょう。

就業体験形式

アパレル業界に限らず、インターンシップの内容として一般的なものに就業体験があります。一般の社員が行っている業務を体験させてもらい、具体的にどんな仕事をしているのか身をもって知れるというものです。

自分がイメージしていた仕事内容と差異はないか、どんなところに大変さや難しさ、やりがいがあるかなどを知ることができます。仕事への深い理解が得られるだけでなく、志望動機を明確にすることもできます。

ワークショップ形式

提示された課題に、個人またはグループで取り組み、プレゼン形式で発表するというワークショップを取り入れている企業も多いです。

企業によっては、優秀者は社長の前でプレゼンできるなどの特典を用意している場合もあります。

アパレル業界のインターンシップではどんな就業体験ができる?

ここでは、「就業体験形式」のインターンについて、詳しく解説します。

店舗販売の体験

販売員として店頭に立ちます。来店したお客さんに商品の説明をしたり、コーディネートの提案をしたりします。

その他にも在庫管理、商品陳列、商品の梱包、洋服畳みなど、店舗販売員には数多くの仕事があり、様々な業務を優先順位をつけてこなす難しさがあります。

店頭に立って、来店するお客さんの年齢層や好み、売れ筋の商品をチェックするなど、ただモノを売るだけではなく、どんな情報をキャッチしているのか社員から教えてもらいましょう。

オンラインショップの梱包体験

現在では、アパレルメーカー全体の売上の10%程度をオンラインショップの売上が占めています。市場規模は年々増加しているため、その運営に携わる業務も重要視されています。

インターンの就業体験として、オンラインショップでの梱包が体験できる企業があります。素材や形状ごとの洋服の畳み方、商品を買ってくれたお客さんへの気遣いなど、アパレルメーカーに就職する上で知っておきたいことが学べます。

バックヤード体験

ハイブランドの場合、学生インターンが店舗に立って接客することはまずありません。その代わりに、店舗の様子や業務内容を知る機会として、バックヤードで就業体験できる場合があります。

バックヤード業務とは、店舗で接客対応するスタッフを支える後方業務のことです。具体的には在庫管理、データ入力、商品の梱包や配送準備、開店・閉店業務などがあります。

高額な商品を扱うからこそ、梱包のルール、おつりの用意の仕方などのマナーは徹底されており、ハイブランドにふさわしい振る舞い方が身に付けられます。

希望職種体験

営業や広報など希望職種に応じて、それぞれの職種の就業体験ができるインターンプログラムが用意されている企業も多いです。

ブランドのプロデューサー的な役割を果たすマーチャンダイザー、ブランドのカラーやトレンドを意識した洋服をデザインするデザイナーなど、憧れの仕事を体験できます。ブランドの内部で新商品を創り出す作業に携われるチャンスです。

ブランド展示会の準備

アパレルメーカーにとって、最も大きな行事の一つである展示会。業界関係者などに新商品を手に取って見てもらう新作発表会の場です。

インターンの就業体験では、服の生地カット、会場の設営、展示会当日の受付、展示会風景の撮影など、いろいろな業務を任せられます。

スタッフの一員として展示会に関わることで、社員のカラーや社風を知ることができるうえ、入社後の自分の姿が具体的にイメージできそうです。

アパレル業界でよくあるワークショップの課題は?

ワークショップ形式のインターンシップでは、様々な課題が出されます。ここではよくある課題を紹介していきます。

商品を考える

主力として売り出す商品を考えるワークショップがあります。ブランドの特長を理解しているか、トレンドや時代の流れを感じ取る力があるか、などを問われる難しい課題です。

こういったワークショップでは、社員に相談しながら進められることが多いので、どんなものを参考にしたらよいのか、どういう視点で考えたらよいのかなどを聞くことができます。企画力や思考力が身に付けられます。

ショップビジュアルを考える

お客さんの動向や、ブランドイメージ、季節などを考慮しショップビジュアルを考えます。ショーウィンドウの展示や商品棚の配置、売れ筋商品の陳列方法やマネキンの設置など、販売促進効果のあるショップビジュアルにするためには、どんなやり方が効果的なのか考えます。

ライフスタイルを提案

洋服だけでなく、雑貨やインテリア用品なども展開しているアパレルメーカーでは、仮定されたお客さんの年齢や職業、家族構成などを考慮し、暮らしの質をアップさせるためのライフスタイルを提案するという課題もあります。

洋服のコーディネートだけでなく、部屋のレイアウト、家具やインテリア、食器類の提案なども行います。

インターンに参加するメリットは?

企業のインターンに参加するとどんなメリットがあるのでしょうか?

企業との相性を見極めることができる

就活では、自分と相性のいい企業を見つけることが重要なポイントとなります。しかし社風や働き方などは、実際に会社に入って働いてみないとわからないことも多いです。

インターンシップに参加して就職前にしっかりと相性を見極めておくことで、就職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することや、すぐにやめてしまうという事態を防ぐことができます。

やりたいことが明確になる

実際に仕事を体験することで、「イメージと違った」と気づくこともありますし、想像していなかった楽しさややりがいを知ることもあるでしょう。

自分の好きな作業や求めるやりがいが明確になるので、就活でよく聞かれる「志望動機」や「自己PR」が明確になり、就活をスムーズに進めることができるようになります。

アルバイト代わりになる

1日など短期のインターンは無給のこともありますが、数週間以上の中期から長期のインターンはほとんどが有給です。

アルバイトと同じぐらいの時給が支給されるため、就活に役立つ経験をしながらお小遣い稼ぎをすることができるというメリットもあります。

アパレル業界のインターンシップにはどんな服装・メイクで行けばいい?

ここではアパレル業界のインターンに参加する際の服装やメイクについて解説します。

ブランドイメージに合わせる

全身をそのブランドでコーディネートする必要はありませんが、ブランドのイメージを意識することは忘れないでください。

店舗や社内にマッチするような、そのブランドのイメージや雰囲気に合わせたコーディネートでいくようにします。

インターンにいく時のメイクは?

通常の企業のインターンの場合は、ナチュラルメイクなど控えめなメイクが基本ですが、アパレル企業のインターンの時は、しっかりとメイクをしていきましょう。

アパレル業界ではメイクもファッションの一部と考えられていることも多いので、ファッションに合わせたメイクができることも重要なポイントです。 実際にそのブランドのショップで働いている店員さんを見てみて、メイクを参考にするのもいいでしょう。

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まとめ

まずは、気になるブランドがどのようなインターンを行っているのかチェックしてみましょう。興味のある内容、学べることが多そうなインターンがあれば、時間の許す限り参加してみるといいと思います。



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