自己PRでポジティブをアピールする方法!

志望先の会社の説明会で、「わが社ではポジティブな人材を求めています」と言われたことはありませんか?しかしどのように自分のポジティブさをアピールすればよいのか迷ってしまった方も多いことでしょう。

そもそも自分はポジティブではないと考えている学生も多く、アピール以前にどのようにポジティブさを面接などで出していくかに悩んでしまうかもしれません。

しかし、社会人になると、ネガティブでいるよりもポジティブでいることが求められます。これを機にポジティブを目指しつつ、選考中にも自己PRでしっかりとアピールできるようになりましょう!

自己PRでポジティブをアピールする方法!
目次

なぜ社会人ではポジティブな人材が求められるか

そもそも、なぜ社会人として、ポジティブな人材を求める企業が多いのでしょうか。チームで動く会社員であっても、個人で仕事をする職人系の仕事であってもどちらもポジティブでいることが必要とされます。

どうしようもないことが起きるのが仕事

仕事では、「どうしようもないこと」が起きることも少なくありません。自分以外の人のミスや、自然災害、競合の存在など、自分たちではどうしようもなく対処のしようがないこと。イチから地道に対処していかなければならないこともあります。

その際、前向きに「これはチャンスだ!」とポジティブに捉えることができるか、「こんなことが起きるなんてもうこの仕事はおしまいだ」とやる気を失ってしまうかどうかで、たとえ同じ状況であったとしても結末は大きく変わります。

ポジティブであれば、「どうしようもないこと」が起きる前よりも良い状況に立て直すことができる場合もありますが、ネガティブであると「どうしようもないこと」をいつまでもひきずってしまい、状況を改善できないことも多いためです。

リーダーを目指すなら周囲を巻き込むポジティブさは必須

さらに、ゆくゆくはチームなどでリーダーの役割になることを目指す場合には、特にポジティブさは大切です。ポジティブさやネガティブさは伝染します。

そのため、リーダーがポジティブな気持ちと考えで周囲を巻き込んで引っ張っていけるかどうかは、企業としてもそのチームの成功のカギを握ることになります。

書類でポジティブをアピールする自己PRとは?

書類選考時にポジティブをアピールするには、どのような書き方をするといいのでしょうか?

自分で意識してポジティブでいると伝えて

企業が必要とする「ポジティブな人材」というのは、「ただの根っからの明るい人」とは少し異なります。たとえ、根はネガティブなタイプであったとしても、「自分で意識してポジティブな言動を心がけている」ということを伝えましょう。

「以前はネガティブでしたが、こんなことがあって以降ポジティブに考えるように意識しています」と話すことで、より自分を律することができる「コントロール可能なポジティブさ」をアピールすることができます。

具体的なエピソードを交えて

「私はポジティブです」だけでは、説得力にかけます。具体的なエピソードを盛り込んで、自分のポジティブさを具体的に表現しましょう。

【例文】
「文化祭の時に新入生の発注ミスで屋台の出店が危ぶまれたことがありました。しかし自分が『最後まであきらめないで材料を調達しようよ!』と声をかけたことで、全員で小売店をかけずりまわり、最終的には必要な材料をすべてそろえることができました。文化祭にも無事間に合い、ピンチの時こそポジティブでいることの大切さを実感しました」

このように、そのときの様子やあなたのポジティブな言動が伝わる内容が良いでしょう。

字は大きく丁寧に書こう

履歴書やES(エントリーシート)では、字の大きさにも注意してください。あまりにも字が小さかったり筆圧が弱いと、自信がなさげでどことなく「ネガティブな人である」という印象を与えてしまいます。

また、字は丁寧に書きましょう。綺麗な字ではなくてもしっかりとした字を丁寧に書くことで、読んだ人に与える印象はかなり良くなります。

面接でポジティブをアピールする場合は?

次に、無事書類選考に通過した際には、面接でもしっかりと「ポジティブ」をアピールしましょう。

まずは笑顔を忘れずに

まずは、笑顔は絶対に忘れてはいけません。ポジティブな人は、常に前向きで成功を信じています。

不機嫌であったり、「負」の感情を持っているとポジティブとは逆のイメージを与えてしまうことも。「笑顔」で面接に臨むことで、面接が成功することを信じ楽しんでいる「ポジティブさ」をアピールできます。

ハキハキと話す

「ポジティブ」をアピールするなら、話し方も注意してください。小さい声でぼそぼそと話していては、「ポジティブ」な性格がうまく伝わらないでしょう。面接では、いつもより少し大きめの声で、ハキハキと話すことを心がけるようにします。

背筋を伸ばして

ポジティブな人だという印象を与えるには、姿勢も大切です。猫背で下ばかり向いているような人は、ポジティブな人には見えませんよね。入室する時や座っている時も、いつも背筋はピンと伸ばしておきましょう。

「ポジティブ」をアピールする時に注意すべきポイント

NGなポジティブに注意

しかし、注意したいことがあります。ポジティブにといっても、「ただの無責任で楽観的な人」「失敗しても反省しないでヘラヘラしてる人」さらには「あとさき考えないで突っ走る人」はポジティブとは異なります。

マイナスの印象を与えてしまうことのないように、エピソードの内容や、自分自身の見せ方については配慮することが大切です。

言い換えで表現を工夫する

自己PRで「ポジティブ」をアピールする就活生はとても多いです。他の就活生と同じような自己PRだと、面接官の印象に残りづらくなってしまいます。

「逆境でも前向きに考えることができる」「困難な状況でもプラス思考ができる」など自分らしい言葉で言い換えてみるといいでしょう。

「ポジティブ」を仕事でいかすことができると印象付ける

ただ「ポジティブ」であるというだけでなく、「自分のポジティブな性格や考え方を仕事でどういかすことができるのか」を伝えるようにしましょう。

「ポジティブさ」が仕事でいかされるところがイメージできるようなエピソードを選ぶと効果的です。アルバイトや部活、インターンの経験などから考えてみるといいでしょう。

最後に

ポジティブさというのは、なかなか形には見えないものでもあり、自己PRで表現するのは難しいと思います。しかし、周囲を巻き込んだエピソードや、以前はネガティブだったけど変わることができたというエピソードを交えて話すことで、あなたのポジティブさはきっと伝わるはずですよ!



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