面接で「最近感動したことは?」と聞かれたときの答え方を紹介!

就活の面接ではよく聞かれる質問があります。「志望動機」や「自己PR」などは就活生のみなさんも聞かれることを予測し、必ず答えを用意していると思います。しかし、時折いきなり聞かれると困ってしまう質問もあります。意図がわからなかったり、とっさに答えに窮してしまったりするものもありますよね。今回は「最近感動したことは?」と面接で聞かれた場合の答え方をご紹介いたします。

面接で「最近感動したことは?」と聞かれたときの答え方を紹介!
目次

そもそもなぜ「最近感動したこと」を聞くのか

そもそも、あまり仕事とは関係ないのになぜ「最近感動したこと」を聞いてくるのでしょうか。それとも、実は仕事に絡めて回答しなければならないのでしょうか。まずは質問の意図について理解しておきましょう。

学生の人柄や仕事への価値観をみている

「最近感動したこと」を面接で聞いてくる理由としては、その学生の人柄や価値観を知りたいと思っていることが挙げられます。なかなか志望動機などからその学生の個性は見えてきません。よりその人自身を知るためのとっかかりとして質問することが多いようです。もちろん、仕事とは関係ない質問ではありますが、その回答からその学生がどのようなことに心を動かされ、どのようなことに魅力を感じるのかなどを知ることで仕事への価値観もうっすらと見えることがあります。

自分の感情や感動を相手に伝える能力をみている

さらに、自分だけが体験した感動的なことを第三者である面接官に伝えるための能力を見ている場合もあります。なかなか自分だけが体験した感動的なことを相手にも同じように感動してもらえるように伝えるのは難しいものです。どこまで面接官にも「それは感動する話だね!」と思ってもらえるか、そのためにはどの言葉を選び、どのような表現をすべきかはその学生の持っているスキルによるものでもあります。そのスキルはたとえば自社商品のアピールや、相手を巻き込んで仕事をするために役立つこともありますので、感動を伝えるスキルを採用時に重視している企業もあります。

どのような内容がアピールにつながる?

それでは、どのような内容をどのように伝えると良いアピールになるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

そこから何を得たか、を伝えやすいエピソードのあるもの

まずは、自分の感動したことをただ伝えるのではなく、「その感動したことから自分は何を得たのか」を伝えることができるエピソードを選ぶことが大切です。「夕日がなんか綺麗だった!」では、なかなかその続きとして自分が何を得たかにはつなげにくいものです。その感動したことがその後の自分にどのような影響を与えたのかを考えてみましょう。

自分の向上心や感受性の豊かさを伝えることができそうなもの

さらに、感動した内容が自分の向上心や感受性の豊かさを伝えることができそうなものだとなお良いでしょう。自分の勉強のために読んでいた本の内容や、感受性を豊かにするためにそこまで興味はないけれど見に行った映画で想像以上に感動してしまった、などであれば、「自分の内面をよりよくするために行動しているんだな」ということも伝えることができます。

どのような場面での「感動したこと」を伝えるのが良い?

最後に、具体的にどのようなエピソードで自分が「感動したこと」を伝えるのが良いか、例をいくつかご紹介いたします。

アルバイト中のできごと

まずは、アルバイト中のできごとです。自分のアルバイトでのエピソードは、そのまま仕事観を伝えることにも一役買ってくれますし、仕事上での対応力や接客力などをプラスで伝えることもできるからです。「アルバイト中に自分がした行いによってお客様がとても喜んでくれた。そのときにかけてもらった言葉に逆に感動してしまった」といったエピソードがあればぜひ面接で話したいですね。ほかにも、「アルバイト先の上司が仕事についてこんなアドバイスをくれたのが感動的で心に残っている」といったエピソードも、向上心を持って仕事に取り組む姿勢をアピールすることができるのではないでしょうか。

映画や読書で感動したこと

アルバイトであまり良いエピソードが無い人は、映画や読書で感動したことを話しましょう。しかし、ここで注意したいのは、映画や本の内容をだらだらと話してしまわないようにすることです。あらすじなどは全て伝える必要はありません。どのような内容の映画や本なのかを概要のみ簡単に説明したうえで、自分が何に感動したのかやその理由について話す時間に重点をおくようにしましょう。

サークルやボランティア活動などのエピソード

サークル活動や、ボランティア活動などでのエピソードがあれば、そちらもおすすめです。会社は多くの人と関わりながら仕事をする場所です。サークル活動や、ボランティア活動などでの人と関わったうえで何かに感動したというエピソードは、周囲の人とうまくやっていけるというコミュニケーション能力のアピールにもつながります。

最後に

急に聞かれると困ってしまう「感動したこと」エピソードですが、あらかじめいくつか考えておけば他の学生に差をつけることができます。面接対策の際には自分なりのエピソードでアピールにつなげましょう!



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