ラジオ・テレビ・広告といったマスコミの仕事は、就活生から高い人気を誇っています。そのため、ラジオ局への就職を志望する就活生は多く、ライバルを退けて内定を獲得するのは大変です。
そこで今回は、知っておくと他の就活生に差をつけられるラジオ局の現状や仕事内容について解説します。ラジオ局への就職志望者におすすめの就職活動対策をご紹介しますので参考にしてください。

- ・ラジオ局の現状
- ├ラジオ局の広告収入は減少
- └災害時の需要は高い
- ・ラジオ局の仕事内容とは?
- ├編成部
- ├広報部
- ├制作部
- ├技術部
- └アナウンス部
- ・ラジオ局で求められる人材とは
- ├柔軟でコミュニケーション能力が高い人
- ├クリエイティブな人
- └ラジオが好きな人
- ・ラジオ局を目指すならやっておくべき就活対策
- ├ラジオ局のイベントで雰囲気を知る
- ├志望ラジオ局の特徴を理解する
- └インターンシップに参加する
- ・まとめ
ラジオ局の現状
ラジオ局の広告収入は減少
パソコンやスマートフォンが普及した現代では、多くの情報がインターネットを通じて提供されています。ニュースや音楽などラジオが提供していた情報がインターネットに取って代わられたことで、ラジオ局の広告収入は年々減少しています。
電通が発表した「日本の広告費」によると、平成9年に2,247億円まで達していた広告費は、平成10年以降減少傾向が見られ、平成30年には1,275億円にまで減少しているのです。
災害時の需要は高い
日常では利用される頻度が低下しているラジオですが、災害時には需要が高まります。災害時には変化する状況に合わせた対応を取るため、情報収集が不可欠です。しかし、テレビは電気を使用しているため、停電になると利用できなくなってしまいます。
また、インターネットがつながりにくくなってしまい、パソコンやスマートフォンも利用しづらくなります。 電源のいらない防災用のラジオなら、災害時にも必要な情報を聞くことができます。ラジオの災害時の需要はまだまだ高いのです。
ラジオ局の仕事内容とは?
編成部
「編成部」とは、オンエアする番組のタイムテーブルを作成したり、新番組を企画したりします。
時間帯別のリスナーの年齢・性別といった属性を調査し、そのニーズに合わせた番組を提供できるよう、他の職種と協力しながら、より多くの人にラジオを聴き続けてもらうことを目指しています。
広報部
ラジオの番組を多くの人に知ってもらい、「聴いてみようかな」と感じてもらうのが「広報部」の役割です。
広報部では、ラジオ局の番組について他の様々なメディアで取り上げてもらったり、ラジオ局のイベントを企画して番組のプロモーションを行ったりします。企業やメディアと調整しながら、効率よく番組を宣伝することが求められます。
制作部
プロデューサーとディレクターを中心として、ラジオ局で放送する番組の制作に携わるのが「制作部」です。それぞれの役割は以下のようになっています。
プロデューサー:予算や出演者の決定、スポンサーとの調整など、スムーズに番組を制作できるように外部の人たちとの調整を行う
ディレクター:番組制作に関わるスタッフを取りまとめ、仕事がしやすいように環境を整える
技術部
ラジオ番組をリスナーが快適に聴けるよう、音声やネットワークをチェックするのが「技術部」の仕事です。音声のミキシングや回線の管理などに取り組んでいます。
技術部の仕事を行うためには、国家資格である「陸上無線技術士」が必要となりますが、ラジオ局に入社した後に取得するケースがほとんどです。
アナウンス部
「アナウンス部」は、原稿を読み上げたり、コメントをしたりと、自分の声で情報をリスナーに届けるのが仕事です。また、小規模なラジオ局では、原稿作成や出演交渉といった仕事もサポートしていることがあります。
多くの場合、アナウンス部以外の仕事は総合職としてまとめて募集され、アナウンス部だけは別枠で募集されています。
ラジオ局で求められる人材とは
柔軟でコミュニケーション能力が高い人
ラジオ局ではアナウンス部に所属しても、制作部のように出演者に交渉を行うなど、他の業務をサポートしなければならない場合もあります。そのため、ラジオ業界では柔軟に対応できる人が求められます。
ラジオ局での仕事では、社内だけでなく社外の人と関わることも多いです。多くの人と協力しながら仕事をするため、協調性がありコミュニケーション能力が高いことも重要な要素となります。
クリエイティブな人
YouTubeやネットラジオの台頭により、ラジオ業界も大きく変わろうとしています。各ラジオ局では、新たな企画や表現に挑戦する動きも活発です。
これからのラジオ業界では既存の枠組みにとらわれず、斬新でユニークな発想ができる人材が重宝されます。新しいことに積極的にチャレンジする積極性や行動力などをアピールするのもいいでしょう。
ラジオが好きな人
ラジオ局への就職では、ラジオ業界への熱意、ラジオ局の仕事への情熱がポイントとなります。実際にラジオ局で働いているのは、ラジオをたくさん聞いて育ってきたラジオ好きな人が多いです。
ES(エントリーシート)や面接で必ず聞かれる「志望動機」や「自己PR」で、ラジオへの情熱を語れるように準備しておきましょう。
ラジオ局を目指すならやっておくべき就活対策
ラジオ局のイベントで雰囲気を知る
ラジオ局で働くための具体的なイメージを持つには、実際に働いている人の姿を見るのが一番です。ラジオ局ではプロモーションのためのイベントや公開録音など、働く現場を直接見られる機会がたくさんあります。ぜひ一度足を運び、ラジオ局の雰囲気を感じてみてください。
ラジオ局で働く自分の姿がしっかりイメージできれば、就職活動への意欲も高めることができるでしょう。
志望ラジオ局の特徴を理解する
ラジオ局への就職活動では、各ラジオ局の特徴を理解することが大切です。ラジオ局の面接では、なぜこの局を志望したのかは必ず聞かれる質問です。
志望するラジオ局にどんな強みがあるか、どんなところに魅力を感じるかなど、具体的に語れるようにしておく必要があります。ラジオ番組をたくさん聞いて分析したり、イベントに参加するなどして、局の特徴をつかんでおきましょう。
インターンシップに参加する
多くのラジオ局が学生向けにインターンシップを実施しています。ラジオ局の雰囲気や仕事を知るために、ぜひ参加してみてください。ラジオ局のインターンシップは、ラジオ局内の見学・仕事体験・質疑応答などで構成されていることが多いです。
仕事体験は「アナウンサーコース」「制作コース」「営業コース」などコースに分かれていることがほとんどです。職種で迷っている場合は、インターンシップで複数の職種を体験してみるのもいいかもしれません。
座談会など実際にラジオ局で働いている先輩社員に直接質問できる機会が設けられていることも多いので、不安や疑問を解消するチャンスでもあります。複数のラジオ局のインターンシップに参加すると、局ごとの特徴などもわかり企業研究にも役立つでしょう。
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まとめ
ラジオ局の広告収入は減少傾向にあるものの、現在も災害時の需要は高く、活躍の場は残されています。ラジオ局では「編成部」「広報部」「制作部」「技術部」「アナウンス部」といった様々な部署が協力し、番組をリスナーに届けており、アナウンス部以外は総合職として募集されます。そのため、幅広い業務に対応できる「柔軟性」を養っておくことが必要です。
ラジオ局では分刻みでスケジュールが進みますので、「時間管理能力」を高めることも大切です。ラジオ局で働く自分の姿を具体的にイメージできれば、就職活動へのモチベーションが高まります。ぜひラジオ局のイベントや公開録音に足を運んでみてください。
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