内定後に聞いておくべき質問と聞いてはいけない質問まとめ

長い就職活動を終えて、ようやく内定を得るとリアルに社会人生活のことを想像し、多くの疑問がわいてくると思います。しかし、印象を悪くしてしまう質問をすると内定を取り消されてしまうのでは?聞くことで入社後に支障をきたすこともあるのでは?と不安になってしまいますよね。とはいえ、事前に気になっていることを確認すれば余裕をもって入社の準備をすることもできます。内定後に聞いておいた方がいい質問、聞いてはいけない質問について考えてみましょう。

内定後に聞いておくべき質問と聞いてはいけない質問まとめ
目次
  • 内定後に聞いておくべき質問
  • ├入社までに勉強しておくべきことについて質問してやる気をアピールしよう
  • ├先輩社員の生活リズムや社内での過ごし方について直接話を聞こう
  • └細かい採用条件については書面で確認し、疑問点があれば質問しよう
  • 内定後に聞いてはいけない質問
  • ├「ぶっちゃけどうなんすか」と社外秘や細かな内情について質問する
  • ├勤務時のあまりにも細かいことばかり聞く
  • └休暇・金銭関係のことばかり聞く
  • 最後に

内定後に聞いておくべき質問

内定後に聞いておくべき質問は、電話などで内定を出しますという連絡をもらったとき、あるいはその後研修や懇親会などで人事の方に会ったときにするのがよいでしょう。どうしても急ぎのものや個人的すぎるものはメールや電話でも構いませんが、あまり何度も質問をし過ぎるのは良くありません。まとめて質問をするようにしましょう。

内容としては、入社前に準備しておくべきことや、入社後の会社員生活について気になっていることを聞くことをおすすめします。特に、これから会社に入る上で仕事を頑張ろうと思っている!というやる気をアピールすることができる内容であれば、あなたのイメージも良くなります。

入社までに勉強しておくべきことについて質問してやる気をアピールしよう

内定をもらってから入社するまでに数ヶ月以上時間がある場合には、その期間を有効活用するためにも「勉強しておいた方がいいことはありますか?」「経験しておいたほうがいいことはありますか?」などと質問することがおすすめです。「この子はやる気がある!」と印象が良いだけでなく、読んでおくと仕事の役に立つ書籍を教えてもらったり、経験しておくことで入社後に同期との差をつけることができる内容を教えてもらえることもあります。

先輩社員の生活リズムや社内での過ごし方について直接話を聞こう

社会人になってからの具体的な生活の仕方や、社内での仕事の進め方などはイメージがわかないと思います。会社説明会などでも聞いているかもしれませんが、会社によっても大きく異なるので内定をもらったタイミングでより具体的に先輩社員の状況などを聞いておきましょう。運が良ければ、相談できる先輩社員を紹介してもらえることもあります。

また、その会社での過ごし方を具体的にイメージできれば、社会人になる不安や怖さも払拭され、前向きに楽しみに準備を進めることができます。

細かい採用条件については書面で確認し、疑問点があれば質問しよう

給料や休日、福利厚生などの細かい採用条件については口頭で人事に確認するよりも書面で確認した上で、理解ができなかったところだけ質問をするようにしましょう。「採用条件通知書」は内定時に必ずもらう書面で、それぞれの待遇について記されています。面倒で読まなくてもいいやと思ってしまいがちですが、ごくまれに不利な条件が書かれている場合もあります。必ずしっかりと確認し、「おかしいな」と思ったらすぐに確認をしておくようにしましょう。

内定後に聞いてはいけない質問

それでは、逆に内定後に聞いてはいけない質問について考えていきましょう。ひとことで言えば「自分の利益のことばかり考えている質問」はあまり印象が良くありません。また、あまりにも細かすぎることを入社する前から聞いてくるのも人事担当者にとっては迷惑をかけてしまいます。

「ぶっちゃけどうなんすか」と社外秘や細かな内情について質問する

内定をもらったとはいえ、厳密にはまだ社員ではありません。しかし、気になってしまうのか、「ぶっちゃけどうなんすか」と会社の機密事項や込み入った社内の人間関係・恋愛事情などについて踏み込んで聞いてしまう人がいます。あくまでもまだ「社外の人間であり、入社することを予定している立場」であることをわきまえましょう。

勤務時のあまりにも細かいことばかり聞く

「お昼ごはんは持参した弁当を冷蔵庫に入れておいても良いですか」「靴はスニーカーでも良いですか」「ヘアアクセサリーは黒以外でも良いですか」など、「それ入社してからでも良くない?」といったあまりに細かいことを、ピンポイントでやたらと聞いてくると、「適応力・柔軟性がないのかな」と思われてしまいます。しかし、会社生活や、社内のことについて話を聞いているときに流れで軽く聞くのは問題ありません。あくまで、流れがあれば会話の延長で聞く程度にとどめておきましょう。

休暇・金銭関係のことばかり聞く

会社員になってからの、休日の日数や夏季休暇・年末年始休暇についてや、月収・ボーナスについては誰もが最も気になることだと思います。しかし、あまりそのことばかりを聞いてしまうと、露骨すぎるため印象が良くありません。また、「働く前から休むことを考えているのかな」と思われてしまいます。とはいえ、聞くこと自体が悪いわけではなく、あくまで質問総数内に占める割合のバランスが重要です。どうしても気になることがあれば少しであれば質問しておきましょう。

最後に

内定後には、不安と期待でいっぱいだと思います。どうしてもいろいろと質問してしまいたくなると思いますが、その質問によってあなたの印象が良くなることも、悪くなることもあります。内定は就職活動のゴールではありますが、会社員生活のスタートでもあります。質問を通じて、印象を良くするとともに会社員生活に向けた前向きな準備を進めることができるといいですね!



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