編集者になって作家さんと仕事がしたい、子どもが読みたくなる本を作りたい、個性的なファッション誌を手がけたい...など、出版業界に就職したい学生は多いのではないでしょうか。そんな願望を実際に体験し、学べるのがインターンシップです。
しかし、出版業界のインターンシップは応募者が多く狭き門だと言われています。そこで本記事では、倍率の高い理由からインターン実施内容、選考時期や対策までを解説していきます!

- ・出版業界インターンシップの倍率が高い理由
- ├学生から人気がある
- └募集企業が少ない
- ・出版業界のインターンは何をするのか
- ├1Day・短期インターンシップの場合
- └長期インターンシップ場合
- ・出版業界のインターンシップ募集について
- ├インターンシップを募集する時期
- └インターンシップ募集をしていた実績のある企業
- ・出版社のインターンはどうやって探せばいい?
- ├企業のホームページをチェックしてみる
- ├大学の窓口や教授に相談してみる
- └インターンシップ紹介サービスを利用する
- ・出版業界のインターンシップ選考対策
- ├企業研究を行う
- ├普段から「編集者視点」を持っておく
- └いろいろなジャンルの本を読んでおく
- ・最後に
出版業界インターンシップの倍率が高い理由
長期にしても、短期にしても、出版業界のインターンシップの倍率は非常に高くなっています。このような傾向が見られるのはなぜでしょうか。
学生から人気がある
出版業界は毎年、就活生から高い人気を誇っています。1990年代末から言われている出版不況が止まることはなく市場は縮小し続けていますが、学生の人気と相関はないようです。不動の学生人気は、倍率を高めている大きな要因の一つと言えます。
募集企業が少ない
出版業界は、インターンシップを実施する企業が少ない傾向にあります。理由としては、業務が複雑で難しいこと、ある程度のスキルが必要な作業が多いことなどが挙げられます。
仕事を体験するにしても、短い時間では再現しにくかったり、逆に長期になると責任ある業務を学生に任せられなかったりする問題が出てきてしまうのです。
加えて、出版社のそもそもの母数が少ないことも関係しているでしょう。こういった募集数の少なさが、出版社インターンを狭き門にしていると考えられます。
出版業界のインターンは何をするのか
出版業界のインターンシップの具体的な業務内容をご紹介します。
1Day・短期インターンシップの場合
1Day・短期インターンシップでは、まず始めに「編集の仕事とは?」「出版業界について」といった基本的な知識を学ぶところから入ります。
その後は1Dayインターンであれば、編集者や映像プロデューサーの業務に繋がる簡単なワークショップ、事業説明などが行われることが多くなっています。
2〜4日間程の短期インターンだと、雑誌/書籍の企画立案の体験や、編集から営業・Webプロモーションまで実務に近い体験ができるかもしれません。
長期インターンシップ場合
長期インターンシップでは、編集アシスタント、ライター、メディア担当、営業アシスタント、運営サポート事務、というように特定の役割を任されることになるでしょう。
出版社の業務で代表的な「編集」に携われることはあまり多くないですが、例えば営業アシスタントや事務といった仕事でも、出版社の空気感や書籍が作られるまでの流れなどを学ぶことはできます。
どうしても「編集」のインターンがしたいという学生は、大手企業に絞らず、中小企業やベンチャー・スタートアップ企業、また紙媒体でなくWebメディアを運営する企業のインターンも視野に入れると見つかりやすくなります。
出版業界のインターンシップ募集について
出版業界はインターンシップの募集をしている企業が少なく、時期にも特殊な傾向があります。
インターンシップを募集する時期
短期インターンシップについては、他業界の大半の企業も募集を開始する「夏」や「秋」に、同じように参加者を募り始めます。その一方で異なる点は、募集期間が長いことです。そのため、開催する時期は「夏の終わり頃から秋にかけて」、または「冬」までずれ込む形になっています。
長期インターンシップについては、時期を限らず不定期で募集がかけられています。始めに触れた通り募集企業はあまり見られないため、各社のホームページやインターンシップサイトを定期的に確認する必要があります。
インターンシップ募集をしていた実績のある企業
インターンシップを実施する出版業界の企業は少ないですが、次の企業は過去にインターンシップ募集をしていた実績があるので、募集情報をチェックしてみてください。
・講談社
・集英社
・光文社
・ディスカヴァー・トゥエンティワン
・致知出版社
・日経BP
出版社のインターンはどうやって探せばいい?
企業のホームページをチェックしてみる
出版社のインターン募集を探すなら、まずは企業のホームページをチェックしてみてください。採用ページなどにインターンの募集情報が掲載されていることがあります。
ホームページに掲載されていなくてもインターンを募集していることもあるので、メールや電話で直接企業に問い合わせてみるのもいいでしょう。
大学の窓口や教授に相談してみる
大学の就職課などで、出版業界のインターンシップ募集がないか聞いてみるのもいいでしょう。出版社とつながりがある教授に、インターン先を紹介してもらえるようお願いしてみるという方法もあります。
インターンシップ紹介サービスを利用する
出版業界のインターンシップを探すなら、インターンシップを紹介してくれる専門サイトやサービスを活用するのがおすすめです。
インターンの募集情報を、勤務地や期間など自分の希望に合った条件で探せるので、効率的に自分に合ったインターンを探すことができます。 【インターンシップを探す】
出版業界のインターンシップ選考対策
企業研究を行う
出版社にはそれぞれの強みや得意とする分野があります。企業研究を行って、選考を受ける出版社にはどんな特徴があるのか、どんなジャンルに力を入れているのかを理解しておく必要があります。
その出版社が出版している本や雑誌に対する思いや、どんな影響を受けたかなどを語れるよう準備しておくといいでしょう。
普段から「編集者視点」を持っておく
出版業界のESや面接では、「企画力」を必要とした質問がなされることが多いです。全ての企業が当てはまる訳ではありませんがインターンシップの選考であっても、具体的にどんな本を作ってみたいのか、好きな作家を売り出すためにどんな企画を立てるかなど踏み込んだ質問をされます。
普段は中身にばかり目がいってしまうところを、表紙のビジュアルやタイトル・見出しの文章にも意識を向けてみたり、実際に写真を切り抜いて雑誌を作ってみたりして、企画作りに慣れておくといいでしょう。
いろいろなジャンルの本を読んでおく
出版業界のインターンシップ選考対策として、幅広いジャンルの書籍を読むことをおすすめします。出版業界のインターンシップ選考を受けるにあたり、「書籍」に興味があることは前提になっていると言えます。
小説だけ、マンガだけというように特定のものばかり読むという人は、その他のジャンルも積極的に読んでおきましょう。面接官が尋ねるどのジャンルにも反応できる準備をしておけば、楽しく会話ができ、好印象を持ってもらえます。
最後に
出版業界のインターンシップは倍率が高く、選考の時期や内容も特殊です。計画的に応募することや、日頃から作り手視点を持って様々な書籍に触れることが選考通過の近道です。
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