長期インターンとは。インターンに行く前に知っておくべき情報まとめ!!

長期インターンとは。インターンに行く前に知っておくべき情報まとめ!!

就活に役立つというイメージのインターンですが、近頃は大学1年生、2年生で参加する人も増えているようです。

実際、言葉を聞いたことはあるものの、あまり詳しくない人も多いでしょう。インターンとはどういったものなのか?インターンは本当に就活に役立つのか?どんなインターンを選ぶべきなのか?などと疑問を感じている学生も少なくないと思います。

ここでは、インターンのメリットデメリット、給与、選び方など、長期インターンについて徹底的に解説します。

長期インターン
目次

長期インターンとは?

インターンシップは学生が企業で実際に行われている業務を経験することで、社会で働くことへのイメージをつかんだり、ビジネスで用いられるスキルを身に着けるものです。インターンシップは、実施期間によって短期インターンシップ、長期インターンシップに分けられます。

1日や2日、1週間程度で行われるのが、短期インターンシップです。会社の説明会を兼ねていたり、ワークショップ形式のプログラムをそれぞれの企業が用意していたりするのが一般的です。
長期インターンは少なくとも1か月以上で募集している企業が多く、学生によっては1年以上長期インターンを続けることもあります。頻度としては1日当たり5時間、週に2~3日程度働くことが多いようです。
長期インターンでは実際の業務に携わることになるため、学生として特別扱いされるわけではありません。会社の一員として、責任ある仕事を任されることになります。

長期インターンについてもう少し詳しく見ていきましょう。

インターンではどんな職種が募集されているの?

長期インターンは新規事業の立ち上げやWebメディアの構築・運用のためにベンチャー企業が募集していることが多いです。募集されている職種には、エンジニア、企画、営業、ライター、デザイナーなどがあります。

給料はどれくらい?

短期インターンは無給であることが多いですが、長期インターンは給料がもらえることが多いです。時給1000円くらいで募集していることもあれば、一部コンサルでは時給4000円で募集していることもあります。企業によっては時給ではなく日給や月給の形式をとっていたり、ボーナスがでたりします。

アルバイトとは何が違うの?

働く期間や時給だけ見ればアルバイトと同じように思えるかもしれません。しかし業務の内容がアルバイトとインターンでは異なっています。

アルバイトの場合は飲食店や塾講師など実際のお客さんと接するところで働くことが多く、裏方のデスクワークをしたり経営全体のことを考えて働いたりする機会はそれほど多くありません。

インターンではマーケティングを行って顧客のニーズを調査したり、営業をして新規顧客の獲得を行うことも。アルバイトよりも責任のある仕事を任せられることも多いです。一緒に仕事をする同僚も、学生だけでなく社会人の方がメインになる傾向があるのもインターンならではだと言えます。

他にもアルバイトは休日や平日の夜遅くまで働くことがありますが、インターンでは平日の日中のみに限定されるなどの違いもあります。しかし会社によっては夜遅くまで働いたり、自宅で働けたりすることもあります。

長期インターンは誰でも参加できる?

長期インターンと聞くと、ハードルが高そうに思えるかもしれませんが、決してそんなことはありません。なにか特別なスキルが必要ということもないです。

はじめは上司や先輩から仕事のイロハについて教わることができます。インターンをしていくなかで、スキルを身につけていけば大丈夫です。働く時間も社会人と同じ40時間/1weekを求められるわけではありません。大学の授業などがあれば、勤務時間の調整もしてくれます。

長期インターンは意識の高い人が行っているという印象があるかもしれませんが、インターンをしている人に話を聞くと「なんとなく始めた」「サークルの先輩に紹介された」など大した理由もなく始めた人もいます。少しでも興味があれば一度調べてみるといいでしょう。

長期インターンは何年生から行くべきなの?

短期インターンは翌年就活を始める3年生を対象としているものが多く、1,2年生はそもそも参加できないことのほうが多いです。それに対して長期インターンは学年不問、全学年を対象に募集が行われているものが一般的です。数か月から数年働くこともあるため、始める時期はできるだけ早いほうがいいと言えます。3年生になり自分の興味が絞れるようになってから長期インターンをすることも大切ですが、時間に余裕のある1・2年生のうちに少しでも興味がある業界のインターンをしておくこともおすすめです。

長期インターンのメリット

長期インターンをすることで普段の学校生活では得ることのできない経験をすることができます。

働くことへの理解が深まる

長期インターンを経験することで、「働く」ことについて考えるきっかけになります。働くことは社会にどんな影響を及ぼしているのか、ビジネスの世界で誰かと協力しながら働くというのはどういうことなのかを考えるようになります。

また長期インターンをすると、周りには社会人の方だらけですので、実際に社会人として働く姿を見ることができたり、話を伺うこともできます。大学を卒業して社会にでてから、どんな生活をすることになるのかイメージしやすくなり、就職先を決めるときに働くことへのイメージができている分決めやすくなります。

スキルアップすることができる

長期インターンをすることでビジネススキルを身につけることができます。リサーチやマーケティング、営業でのスキルをはじめ、ビジネスマナーやビジネスメールの書き方などを学ぶことができます。

業界の様子を実体験できる

長期インターンの強みは自分の肌感覚で様子を知ることができることです。働きたいと考えている業界についてインターネットで調べたりするよりも、実際に内部で働いたほうが見えることが多くあります。働き方や働いている人たちの意識、雰囲気などを就職する前に知ることができるのは大きなメリットだといえます。

長期インターンのデメリット

長期インターンをすることによるデメリットは、なにかあるのでしょうか。

時間が足らなくなる

最大のデメリットは時間が足らなくなることです。大学生といえば、学業をはじめサークル、旅行などしたいことはたくさんあるでしょう。その中で長期インターンをすると、ほかのことをする時間は必然的に短くなってしまいます。

長期インターンは無理に行く必要はなく、ほかに自分のしたいことがある場合はそちらを優先させるのもいいでしょう。ただ、「長期インターンをしたいけど週に1回しか時間がとれないかもしれない」というような状況であれば、学生の都合にあわせて週1からはじめられる長期インターンもあるので探してみてはいかがでしょうか。

学生気分ではなく社会人としての行動を求められる

長期インターンをすると「学生だから」という言い訳はできなくなります。例えば、営業をするときには自分がインターンをしている会社の代表として先方に伺うことになります。先方からすれば、営業が学生なのか社会人なのかは関係ありません。

ミスをしてしまうと1人の社会人としての責任が発生します。そのため学生気分のまま長期インターンをすると痛い目を見てしまいます。しかし裏返せば、これは学生のうちから裁量の大きい仕事を任せてもらえるので、自己成長のチャンスと捉えることもできます。

長期インターンが就活に役立つのは本当なのか?

3年生になると就活のためにインターンを始めるという人がいますが、本当に就活に役立つのでしょうか?結論から言えば長期インターンは、就活に役立ちます。ここではその理由をご紹介します。

自己理解が深まる

インターンを通じてビジネススキルを身につけているだけでも、他の就活生に比べれば有利だといえます。それだけでなく、働くことに対しての理解が進んでいるため自分が大切にしたい軸や価値観がはっきりしています。

実際に企業で働くことで、自分に向いている職種や業界を把握していたり、働く上でのスキルセットやマインドセットを持っていることは大きな強みになります。

インターン先での就職がしやすくなる

長期インターンは就活の一環ではありませんが、インターン先に就職する学生が多いのも事実です。企業としてもすでに1度ともに働いたことのある人であれば、価値観やスキルなどを把握できています。

学生としても業務のなかで知り合った人に話を聞くことができれば、改めてOBOG訪問などをする必要もありません。インターンをすることで学生と企業の相互理解が深まり、結果として就職しやすくなります。

入社後のミスマッチを防げる

面接だけでは企業をよく知ることや、仕事の適性を見抜くのは難しいものです。数ヶ月間のインターン期間を通して仕事を一緒にしていれば、企業も学生もお互いをよく知ることが可能になります。

就職をした後に、「イメージしていた会社ではなかった」「思っていた仕事と違う」といったミスマッチを防げるため、より自分にあった会社や仕事を見つけやすくなります。

長期インターンの探し方・選び方

企業のホームページから探す

長期インターンをはじめようと思ったら、どのように探せばいいのでしょうか?すでに働きたい企業が決まっているときには、企業のホームページからインターンの募集をしているのかどうか調べることができます。

インターンシップの専門サイトで探す

特に決まっていないときには、インターンの募集を集めた求人サイトを利用しましょう。このインターンシップガイドでもインターンの募集を行っているのでぜひ利用してみてください。

大手企業やベンチャー企業など、様々な企業のインターン情報が集まっているので、効率的に自分にあったインターン先を探すことができます。

長期インターンの選び方

しかし、求人サイトを見ると募集の数が多くどの長期インターンに参加すればいいのか迷ってしまうかもしれません。迷ったときは、「興味ある業界」「興味ある職種」のどちらかを明確にしてから探すようにしましょう。

自分にどんなことができるのかわからないけど、とりあえず教育に携わりたいと思うのであれば、教育系の企業を中心に探していくことができます。逆にどんな業界かはあまり気にならないけど、プログラマーとして働きたい、マーケティングがしたいということもあると思います。業界・職種どちらかを絞るだけでも探しやすくなります。

まとめ

長期インターンについてまとめてきました。長期インターンは就活にもいかせますし、自己成長のきっかけにもなります。学業やサークルが忙しいという方も、長期インターンも一つの選択肢として持っておくことが大切です。



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