インターンシップの発表プレゼンで失敗しないコツ

人前で話したり、プレゼンをしたりすることに苦手意識がある方は多いでしょう。しかしインターンシップに参加すると、そうした機会が巡ってくることも多々あります。そんな時に失敗しないように、今回はプレゼンのコツについてご紹介します。

インターンシップの発表プレゼンで失敗しないコツ
目次

まずはプレゼンの内容を固める

いいプレゼンをするには、まず中身がしっかりしている必要があります。

成功するプレゼンの構成

何をどんな順番で喋るかは、とても大切です。ですからプレゼンの構成作りには時間をかけましょう。まずはテーマを確認し、それに対する結論を述べます。そこから、なぜその結論に至ったかをひとつずつ話していくという形が一番わかりやすいです。

プレゼンの構成は、次のような流れを意識してみてください。

①簡単な自己紹介
②プレゼンテーマの説明と結論
③結論に至るまでの説明
④まとめ

いきなり結論を言わず最後まで引っ張るやり方もありますが、プレゼンが苦手であれば先に言ってしまうのがおすすめです。聞いている方もその結論ありきで話を聞くので、理解が進みます。

発表内容を何度も推敲する

「パワーポイントが出来たらお終い」、ではありません。自分が発表する内容は100%完成されているのか、何度も推敲を重ねましょう。

一度「自分はこれを初めてみる」という気持ちで見直して、足りないところや説明を足した方が良いところ、反対にカットしたほうがいいところを探しましょう。

インターンシップのプレゼンを成功させるパワポ資料の作り方

まだパワーポイントでの資料作成になれていない、というインターン生も多いでしょう。ここではわかりやすい資料作成のポイントを解説します。

スライドはシンプルにする

ごちゃごちゃしたスライドは、それだけで見る気をそいでしまいます。プレゼンターがどんなにすばらしい喋りをしても、そもそも興味を持ってもらえなければ意味がありません。

文字の書きすぎには注意して、どうしても分量が多くなってしまいそうなスライドは二つに分けましょう。

画像やデータを活用する

パワーポイントの資料には、バランスよく図やグラフなどを盛り込むようにしましょう。視覚的に訴えかける要素があると、聞く人も理解しやすく飽きずにプレゼンを聞くことができます。

パワポの資料を作成する際は、「話す内容に対して資料は足りているか」「これがあればわかりやすいという図やデータはないか」などを考えてみてください。

資料に統一感を持たせる

スライドには統一感を持たせるようにします。文章のフォントは全てのスライドで統一し、強調の文字色なども統一します。

色をあれこれ使いすぎると煩雑な印象になるので、テーマカラーを決めて全体に統一感が出るように仕上げましょう。

インターンのプレゼンで失敗しないために注意したいこと

どんなふうに話せばプレゼンが成功するのか、そのコツをご紹介します。

原稿を完璧に覚えようとしすぎない

プレゼンが苦手な人にありがちなのが、何を喋るのか一言一句覚えようとしてしまうということです。1,2分のスピーチならそれでもいいかもしれませんが、パワポを使ってしっかり発表する場合は、このやり方は向きません。

原稿を作ったら、大切なところ、ポイントとなるところだけ頭に入れておきましょう。あとは話しながら言葉が変わっても、伝わることは同じです。原稿もエッセンスだけをまとめるか、全て書いたものに大切なところだけ色を付けるなどしておくと便利です。

パワポを読むだけのプレゼンはNG!

プレゼンに慣れていない人がよくやりがちなのが、パワポのスライドに書いてあることを読むだけのプレゼンになってしまうというパターンです。

スライドに全ての情報を盛り込んだり、文章量が多すぎると、とても見づらい資料になってしまいます。スライドには要点やポイントだけ簡潔に書き、詳しい説明は口頭でするようにしましょう。

抽象的な話ばかりは避け具体性を持たせる

プレゼンでありがちなのが、「抽象的すぎて、結局何が言いたいのかわからない」「具体性がないから、結論に説得力がない」ということ。これを避けるためには、とにかく具体性を持たせることが大切です。

根拠となるデータ、調査結果、実験などを解説し、なぜその結論になるのかという理由付けをどんどん補強していきましょう。

「プレゼンで失敗したら」という不安を払拭するには

インターン中の発表やプレゼンで、緊張しているインターン生も多いでしょう。ここではそんな不安を軽減する方法をご紹介します。

何度も練習する

プレゼンは何度経験しても、不安になったり緊張したりするものです。少しでもその不安を払拭するには、しっかりと準備をする必要があります。

「実際にスライドを見ながら話してみる」という練習を、何度も繰り返しましょう。発表の内容や流れがしっかり頭に入ると、本番でも落ち着いてプレゼンをすることができます。

自分のプレゼンを録画する

自分のプレゼンがどうなのか、客観的に見るために録画してみるのもいいですよ。スマホなどでいいので、ある程度練習を重ねたところでその姿をチェックしてみましょう。

話しているときには気が付かなかった自分の癖やわかりにくいところなど、一気に見つかります。恥ずかしいかもしれませんが、なるべく改善の余地がないところまでレベルを上げた姿を本番で見せるためにも、乗り越えてください。

自信が持てる見た目を演出する

人間は誰かと話すとき、半分以上の情報を視覚から得ています。身なりがきちんとしているだけで、きちんとしたプレゼンだったという印象を持つんです。見た目に自信が持てると話し方にもその自信が反映されるので、身だしなみにも気をつけてみてください。

男性は、髪は短めにしてシャツはアイロンのかかった状態で着ましょう。スーツもしわを伸ばし、靴も汚れていないかチェックしてください。

女性は長い髪はまとめ、メイクは濃すぎず清潔感を意識すると良いですね。スーツやオフィスにふさわしいワンピースなどを着て、足元はパンプスが鉄板です。

説得力のある話し方のコツ

良いプレゼンだったと思ってもらうために、説得力のある話し方をしましょう。

声をやや低めにする

人間は、低い声に対して信頼性を感じるという研究結果が出ています。ですので、普段よりもワントーン落ち着いた声で話してみましょう。ギャップが大きすぎると違和感があるので、少し低くする程度に抑えるのがコツ。

声を低くしようとすると小さくなってしまいがちなので、お腹で呼吸してしっかり声を出してください。

普段よりゆっくり喋る

緊張すると早口になりがちですが、これでは相手が理解しにくくなります。「これじゃあゆっくり過ぎるかな」と思えるくらいのスピードで話すと、意外とそれがぴったりなんです。

自分の話しているところを録画したら、話しているスピードがちょうどいいかも確認しましょう。

うつむかずアイコンタクトをしながら話す

ずっと手元の資料やPCを見てうつむいていると自信なさげに見えて、説得力がなくなります。オーディエンスとアイコンタクトをしながら話すと、「自分に向かって話している」と思ってもらいやすいので、なるべくそうしましょう。

ただし最初は緊張してなかなか目を見れないと思うので、そんな時は人と人の間、ちょうど頭の間を見るようにするといいですね。

最後に

プレゼンで緊張するのは、あなただけではありません。しっかりと準備をしてどれだけ工夫するかで、差は生まれていきます。「どうせ苦手だし」とあきらめるのではなく、少しでもいいプレゼンができるようにコツをつかみましょう。



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