インターンシップに参加すると、最後に感想文の提出を求められることがよくあります。そんなとき、一体どんなことを書けば担当者に自分をアピールできるのでしょうか?今回はインターンの感想文の書き方について、大切なポイントやうまく書くコツをご紹介します。
- ・インターンシップの感想文の書き方
- ├インターンシップの感想文の構成
- ├感想文には具体性を持たせる
- └ネガティブな内容は書かない
- ・感想文の構成①「序論」の書き方
- ├インターンシップの参加理由は?
- └その企業を選んだ理由は?
- ・感想文の構成②「本論」の書き方
- ├インターンシップで学んだことは?
- └インターンシップで感じた企業の魅力は?
- ・感想文の構成③「結論」の書き方
- ├インターンシップを通して得た将来の自分の姿は?
- └インターンシップの経験をどういかしていきたいか
- ・より良いインターンシップの感想文を書くために
- ├インターン中にメモを残しておく
- ├先輩社員と積極的にコミュニケーションをとる
- └インターン生同士でも積極的に交流しよう
- ・最後に
インターンシップの感想文の書き方
インターンシップの感想文を書くとき、どんなところに気をつければいいのでしょうか。まずは基本的な書き方をご紹介します。

インターンシップの感想文の構成
インターンシップの感想文を書くために、まずは基本の「型」を知っておきましょう。次の3つで構成されるように仕上げていくと、読みやすい文章を書くことがます。
①序論
②本論
③結論
「序論」は導入となるパートです。「本論」で具体的な説明をして、「結論」で全体がまとまるように締めくくります。この構成を意識して書くと、感想文が書きやすくなります。
感想文には具体性を持たせる
どんな内容を書くにせよ、具体的に書いていくことが重要です。自分の体験や感じたことをなるべく細かく書くことを常に意識しましょう。
「とても勉強になりました」ではなく、「インターンシップ〇日目の○○の研修の中で、社員の○○さんに○○ということを教わり、勉強になりました」と書いた方が真実味が増し説得力が上がります。
ネガティブな内容は書かない
インターンシップの中で、嫌だと思ったことや辞めたくなったこともあるかもしれません。しかしわざわざそれを書く必要はないですね。
せっかく担当者があなたの高く評価していても、ネガティブな内容が書かれた感想文を読んだら、それだけで評価を変えてしまうかもしれません。余計なことには触れず、ポジティブな内容に終始しましょう。
感想文の構成①「序論」の書き方
ここでは感想文の導入部分である「序論」の書き方を解説します。
インターンシップの参加理由は?
序論では、「インターンシップに参加した理由」や「インターンに参加した目的」を一言で簡潔に書きます。
担当者は、学生がどんなモチベーションで参加したかを知りたいと思っているので、そこを説明すると「いい感想文だ」と思ってもらいやすいんです。
さらにインターンシップを通して何を学びたいと思っていたのかもぜひ書いてみてください。目的意識をもって参加したと思ってもらえて、好評価に繋がります。
その企業を選んだ理由は?
できればその企業を選んだ理由も書きましょう。「○○という業界・職種に興味があったから」という理由でもいいのですが、そこに「なぜ数ある企業の中でこの企業を選んだのか」までに触れられるといいですね。
インターンシップの内容は担当者が頭を悩ませる部分であるので、どこが学生に響いたかを知れるとありがたいものです。
感想文の構成②「本論」の書き方
ここでは感想文のメインパートとなる「本論」の書き方を解説します。
インターンシップで学んだことは?
インターンシップを通して、一体何を学んだかを明確にしましょう。漠然と書くのではなく研修の中でもどの内容の部分から、どんなことを知ったのか、具体的にすることが必要です。
学んだ内容自体も大切ですが、どんなプロセスだったのかも重要。たとえばコミュニケーション能力をアップしたのでも、グループワークを通して仲間とプロジェクトをやり遂げるなかでコミュニケーション能力が伸びたのか、店舗などの現場に立ちお客様と接する中でコミュニケーション能力が伸びたのかでは、印象も異なります。
また、先に説明した「インターンシップに参加した理由」とからめて、自分が初めに立てた目標は達成できたのかもあわせて書くのがおすすめです。
インターンシップで感じた企業の魅力は?
企業がインターンシップを行う目的の一つは、「自社を知ってもらいエントリーの母数を増やすこと」です。そのために学生にとって魅力的な内容にしようと考えています。ですから、インターンシップを通してその企業のどんなところに魅力を感じたのかを書きましょう。
現場の社員と接触する機会が多くあれば、社風を知れたことなどが書きやすいかもしれません。また、その職種についての理解が深まったり、志望度が上がったポイントがあればそこを書いてみるのもおすすめ。
感想文の構成③「結論」の書き方
ここでは感想文の締めとなる「結論」の書き方を解説します。
インターンシップを通して得た将来の自分の姿は?
社会人の生活を垣間見ることができるインターンシップを通して、将来自分が実際に働くときの姿を想像してみてください。一体どんな風に働き、どんな仕事をしているのか。そうした具体像を示すのもいいでしょう。
その企業にエントリーするのであれば、「御社の○○部に配属され、○○の仕事をする自分は・・・」という形で書いてみてください。企業からすると、そこまで具体的に想像できている学生は「なんとなく会社が合わない」といった理由で辞めないのではと思え、採りたい人材になります。
インターンシップの経験をどういかしていきたいか
「インターンに参加したことで自分のこんな弱点に気づいた」「必要なスキルや知識がわかった」など、インターンシップで様々な経験をして、感じたことや学んだことがたくさんあると思います。
「インターンの経験で学んだことを今後の就活でこのようにいかしていきたい」、という形で締めくくるのもいいでしょう。
より良いインターンシップの感想文を書くために
インターンシップの感想文の完成度を高めるためにしておきたいことをご紹介します。
インターン中にメモを残しておく
いざ感想文を書こうと思っても、どんなことがあったかすべて思い出すのは難しいですよね。時間が経っていると、忘れてしまっていることもあるでしょう
インターン中は、気づいたことや印象に残ったことなどをメモに残しておきましょう。日々の振り返りにもなりますし、感想文を書くときにも役に立ちます。
先輩社員と積極的にコミュニケーションをとる
インターン中は、できるだけたくさんの先輩社員とコミュニケーションをとることを心がけましょう。
先輩社員にいろいろ聞いてみると、勉強になることがきっとたくさんありますよ。何気ない雑談などから、仕事をしているだけではわからなかった気づきが得られることもあります。
インターン生同士でも積極的に交流しよう
先輩社員はもちろんですが、インターン仲間の学生とも積極的に交流しましょう。
インターンシップの中で刺激を受けた学生がいたら、それについて感想文で言及するのもいいでしょう。内容に集中するのはもちろんですが、きちんと他のメンバーを分析する余裕と視野の広さがあったことをアピールできます。
また、与えられた内容だけでなくメンバー同士からも学ぼうとする姿勢は、担当者から見ても高評価。「ディスカッションの中で○○さんが○○と言っていて、そんな視点があるのかと勉強になった」「プレゼン発表の時の○○さんの話し方は堂々としていて、説得力があったから今後真似したいと思った」など書いてみてください。
最後に
インターンシップの感想文は、担当者に自分をアピールする最後のチャンス。参加させていただいたお礼はもちろん、何をどう学んだかなど、具体的に書いていきましょう。
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