テルモのインターンシップ体験談

医療機器、医薬品の製造販売を行うテルモ株式会社の短期インターンシップ体験談です。
短期インターンシップへの参加を検討している学生は、ぜひ参考にしてみてください!

テルモ
目次
  • テルモのインターンシップ(2021卒,9月)体験談
  • ├インターン、学生情報
  • ├インターンシップに参加した理由、きっかけ
  • ├インターンシップ参加のための選考や参加に向けて準備したこと
  • ├ES、面接の内容
  • ├インターンシップで体験した仕事内容
  • ├インターンシップで得たものや成長できた点
  • ├インターンシップの報酬
  • ├インターンシップ参加後の現在興味のあるor就職予定の仕事、その理由について
  • ├このインターンはどんな学生にオススメ?
  • └インターンシップに関する後輩へのアドバイス等
  • テルモのインターンシップ(2018卒,9月)体験談
  • ├インターン、学生情報
  • ├インターンシップに参加した理由、きっかけ
  • ├インターンシップ参加のための選考や参加に向けて準備したこと
  • ├インターンシップで体験した仕事内容
  • ├インターンシップで得たものや成長できた点
  • ├インターンシップ参加後の現在興味のあるor就職予定の仕事、その理由について
  • └インターンシップに関する後輩へのアドバイス等

テルモのインターンシップ(2021卒,9月)体験談

インターン、学生情報

企業名 テルモ
インターンシップ名
参加期間 5日間
参加時期 修士1年の9月
職種 技術開発職
大学名、学部名 東京理科大学大学院薬学研究科
卒業予定年 2021年

インターンシップに参加した理由、きっかけ

もともとヘルスケア業界に興味があったため、知名度のある医療機器メーカーであるテルモには自然と興味がわいた。
技術系のインターンシップ自体もあまりなかったため、関心を持っていた。
また選考が有利になるという情報も、参加の一因であった。
医療機器開発の流れについて知らない部分が多いため具体的な進め方や医薬品開発との違いについて理解を深めたかった。
また実際の開発現場を体験する中で、医療機器開発に従事する上で必要な考え方、視点を感じ取りたかった。

インターンシップ参加のための選考や参加に向けて準備したこと

エントリーシートは先輩に添削してもらった。特に医療機器に対する関心を明文化することを大事にした。WEBテストは性格なので対策しようがないが、学生はオープンな人が多かったのでそういうところが見られているかもしれない。

ES、面接の内容

エントリーシート
趣味・特技 50字
自己PR 400字
志望動機・

学びたいこと 400字
研究内容 400字
研究で身につけた考え方・重視した取り組み 400字
ガクチカ 400字
WEB上での性格検査もあった。

インターンシップで体験した仕事内容

1日目 自己紹介,企業説明,座談会
アイスブレイクと、普通の説明会のような会社の紹介、若手社員の方と少人数グループでの座談会。

2日目 評価センター見学,プラネックス見学,医療体験
生物的評価や医療機器の体験。

3日目 デザイン思考体験ワーク
グループワークで新たな製品のプレゼン。
機械系の学生が活躍していたが、その他のバックグラウンドの学生も意見を言い合えるような雰囲気だった。

4日目 工場見学
山梨県甲府市にある工場を見学した。製品分解を行い製品の工夫を話し合った。少人数での座談会も行われた。

5日目 GD「医療機器の技術者として必要なこと」
それまでに学んだことを活かしてのグループディスカッション。

人事の方がファシリテートしてくれた他、開発系の社員の方々が回ってきて、アドバイスを受ける機会があった。
初日に座談会があったほか、工場見学でも座談会が設けられた。それ以外にも色々な場面で社員の方と話す機会はあった。

インターンシップで得たものや成長できた点

アイデアを多く出すことから製品開発がスタートすると実感した。医療機器業界は様々な分野の方の技術が融合し、一つの製品が出来上がる。そのためには多くの人の意見を聞き、それを組み合わせたり、発展させることでより良い製品が生まれると実感した。
様々なバックグラウンドを持つ学生とコミュニケーションをとることに対して、非常に面白さを感じた。将来開発職のように様々な職種と関わりながら働く場合、この経験が役立つと思った。

インターンシップの報酬

なし

インターンシップ参加後の現在興味のあるor就職予定の仕事、その理由について

医療機器メーカーも含めたヘルスケア業界に興味がある。もともと医療系の学部であったため、自然に興味を持つ環境であった。各社のインターンシップを通して仕事のやりがいなどを知ることができたため、ヘルスケア業界を志望し続けている。

このインターンはどんな学生にオススメ?

技術系の職種に興味がある学生
医療機器に興味がある学生

インターンシップに関する後輩へのアドバイス等

「研究で身に付いたこと」という項目は大事だと思った。また自身の研究のバックグラウンドも大事で、インターンシップではある程度ばらけていたため、珍しめのバックグラウンドだと通りやすいと思った。できればヘルスケアや医療機器に絡んだ研究だといいと思う。実際にインターンシップに参加した人は医療関連の研究をしている人が多かった。エントリーシートは基本的にオーソドックスな設問ではあるので、そのほかの項目も含めて普通に書いていけばいいと思う。
夏のインターンの参加者は30人と非常に少なく、選考漏れすることは十分ある。そのため、インターンに参加できなくても落ち込むことはない。落ちたとしても秋冬に先着でインターンの募集があるためそれに参加すれば会社の雰囲気は感じ取れると思う。

テルモのインターンシップ(2018卒,9月)体験談

インターン、学生情報

企業名 テルモ株式会社
参加期間 5日間
参加時期 大学院1年生の9月
職種 開発技術職
大学名、学部名 金沢大学自然科学研究科電子情報科学専攻
卒業予定年 2018年

インターンシップに参加した理由、きっかけ

私は今回の貴社のインターンシップに参加する上で、医療機器開発業務の明確なイメージを掴むことと、その技術者として必要な素養を見出すことを目的としました。本年、父がくも膜下出血で倒れた経験から、低侵襲医療の必要性を理解すると共に、同病の情報サイトを提供していたテルモの製品に興味を抱きました。このような経緯から、テルモの製品開発現場を見学し、実際の製品にふれることで、業界及び企業理解を深めたいと考えるようになりました。また先輩社員との座談会なども企画されていたことから、個々の価値観や考えを伺い、医療機器開発を志す者として必要な素養や現在の私に足りない点を見出す絶好の機会であると感じました。以上のような理由から、本インターンシップに参加しました。

インターンシップ参加のための選考や参加に向けて準備したこと

今回のインターンシップにおける選考は、エントリーシートによる書類選考のみだったため、準備はエントリーシート対策のみです。自分で修正するだけでなく、

他分野・他研究室の人に添削をお願いすることで、ブラッシュアップを図りました。そして、その結果、書類通過とインターンシップ参加確定のご連絡を頂きました。エントリーシートを書く上では、なぜ医療機器なのか、そして、その中でもなぜテルモのインターンシップに参加する必要があるのか、ということを意識しました。

インターンシップで体験した仕事内容

開発技術職に関する本インターンシップでは、業界説明、企業概要説明、職種紹介に始まり、工場見学、製品の使用体験、ユーザーニーズの製品化ワークを体験しました。 業界説明では、医療機器業界の今後の成長性や市場の広さについて、企業概要説明では、その医療機器業界の中でのテルモの立ち位置や扱う製品、今後の注力課題など、広く情報を得ることができ、参考になりました。 工場見学では、高い質の製品を量産させるための工夫や課題について、現場を見学しながら知ることができ、大変貴重な体験だったと思います。 製品の使用体験からは、思い通りに機器を扱うことが難しく、医療者には極めて高い技術が必要なことを学びました。同時に、若い医師や新興国の医師など、多くの医師が扱えるよう、より使いやすく治療しやすい機器を、早く提供することが技術者に求められると感じました。 ワークでは、異分野が集められたチームで1つの課題を解決する難しさと、それを達成するためのノウハウを学びました。

インターンシップで得たものや成長できた点

今回のインターンシップでは、主に医療機器開発に携わる事の責任とそれを達成するためのプロセスについて学びました。施設見学では、左右冠動脈狭窄を想定したステント留置術を体験しました。半透明のモデルを使用し、カテーテル・ワイヤーが目視できる状況で行いましたが、その操作は難しく、目標箇所へ導くまで苦労しました。しかし実際の医療現場ではX線透視が可能とはいえ、肉眼での確認が不可能な上、拍動する心臓が対象となることを考慮すると、医療者には非常に高い技術が要求されることが想像されました。同時に、それをサポートする為、技術者としてより扱いやすい機器を、早く確実に提供しなければならない、という強い責任が伴うことを感じ取ることができました。最終日には、製品化までの新たな手法として、デザイン思考を体験しました。ニーズの分析やアイディア出し、プロトタイプ作製を通し、曖昧なニーズを言葉・形にし、明確にすることを学びました。

インターンシップ参加後の現在興味のあるor就職予定の仕事、その理由について

最も興味があるのは、就職予定でもある医療機器業界です。理由は、身内が病気を患ったことや、社会情勢から、医療の重要性を強く認識しているからです。私の専攻が電気であることから、自分の知識を最も広く活かせるのは、医療機器業界ではと感じています。

インターンシップに関する後輩へのアドバイス等

インターンシップは、とにかく早くから、多くの企業に参加してください。興味のある企業の場合は、実際に行ってみないと、実情は感じられません。また、興味の無い企業の場合は、新たな魅力を発見することもあります。就職活動は現在の日本においては、人生を最も大きく左右する活動ですので、研究を言い訳にせず、最大限力を注がれることをすすめます。 また、インターンシップ参加の際は、他の参加者と仲良くなって、その後の情報交換に役立てましょう。 がんばってください。



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