株式会社KADOKAWAの短期インターンシップ体験談です。
短期インターンシップへの参加を検討している学生は、ぜひ参考にしてみてください!
インターンシップ体験談一覧
目次
- ・KADOKAWAのインターンシップ(2021卒,12月)体験談
- ├インターン、学生情報
- ├インターンシップに参加した理由、きっかけ
- ├インターンシップ参加のための選考や参加に向けて準備したこと
- ├ES、面接の内容
- ├インターンシップで体験した仕事内容
- ├インターンシップで得たものや成長できた点
- ├インターンシップの報酬
- ├インターンシップ参加後の現在興味のあるor就職予定の仕事、その理由について
- ├このインターンはどんな学生にオススメ?
- └インターンシップに関する後輩へのアドバイス等
KADOKAWAのインターンシップ(2021卒,12月)体験談
インターン、学生情報
企業名 |
株式会社KADOKAWA |
インターンシップ名 |
KADOKAWA 1dayインターンシップ |
参加期間 |
1日 |
参加時期 |
大学4年生の12月 |
職種 |
総合職(文芸編集コース) |
卒業予定年 |
2021年 |
インターンシップに参加した理由、きっかけ
出版社と編集者の仕事に興味があったからです。中小ももちろんですが、大手出版社の採用枠も非常に少なく、さらにインターンシップなどで実際に仕事を体験できる機会も稀です。私は本が好きで、就活前から出版業界に憧れを抱いていましたが、働く環境や社風はどうなのか、本当に自分は編集者になりたいのか、など不安もありました。そのため、本選考前の時期にKADOKAWAのインターンが開催されると知り、文芸編集の業務を少しでも知ることができるのは、またとないチャンスだと思い、参加しました。
インターンシップ参加のための選考や参加に向けて準備したこと
インターンシップ選考は、エントリーシートのみで行われます。まさに文芸への愛や志望度をはかるような設問内容だったため、しっかりと内容や文章を練った上で応募しました。インターンシップ参加にあたっては、事前に課された企画書を書き上げて持参しました。
ES、面接の内容
エントリーシートの設問は、
文芸編集者の志望理由や好きな作家名、プライベートで読んだ本の感想、実現したい企画など、本当に文芸編集に興味があるのか、本を読んでいるのか等、全体的にこちらの志望度の高さが問われます。量もかなりボリュームがあるため、時間をかけて書き上げる熱量があるかどうかが、第一の足切りになっている印象を受けました。
インターンシップで体験した仕事内容
インターンシップでは、企業説明や社員の方々のお話を伺った後、模擬編集会議を体験しました。模擬編集会議では、事前に課された企画課題について、班でディスカッションをした後に、全体に対して発表を行います。事前課題は新刊本の企画書を書き上げることで、実際に本を読んだ感想や課題点、宣伝方法などを各自検討し、他の学生と意見を交わしました。その発表に対して、実際に編集部の方から意見をいただいたり、気になった部分に対して鋭いご指摘をいただいたりすることができます。発表後の総括では、実際にその新刊本がどのように売られたか、どのような編集や販売戦略を行ったか、という裏話も伺えるので、まさに編集者の仕事をリアルな形で味わえる、貴重な経験をすることができました。1日という短い時間ですが、業界や企業理解はもちろん、編集者としての就業体験、社員の方々とお話しできる時間など、非常に盛り沢山で濃密なインターンシップだったと思います。終了後には、立食パーティーのような形で懇親会が行われました。
インターンシップで得たものや成長できた点
私は数十社のインターンシップに参加しましたが、1日という短い時間に関わらず一番有意義で、一番満足感が残ったインターンシップでした。それは、ただ業界理解や企業理解が深まったということだけではなく、決して誰にでもできる仕事ではない「編集者」という特殊な職業に対して、自分の適性や志望度を、自分で体感できる場だったからです。文芸編集コースということもあり、社員の方々も全国から集まった学生たちも、心から本を愛する人々です。そのような方々と出会い、話ができたことも、本当に貴重な経験だったと思います。本がどのように生まれ、そこに関わる人々がどのような気持ちで働いているのか、ということも身をもって体験できたことは、就活生としてだけでなく、一人の本を愛する人間としても、忘れられない機会となりました。
インターンシップの報酬
なし
インターンシップ参加後の現在興味のあるor就職予定の仕事、その理由について
総合広告代理店に就職予定です。ふわふわとした出版業界への憧れを抱きながら就活をしていましたが、このインターンシップに参加して、良い意味で、そして前向きに、「編集者」という道は自分に向いていないと確信しました。(インターンシップ内容は非常に素晴らしく、社員の方々も皆優しく接してくださり、理不尽なことや嫌なことは決してありません!自分の適性に気付けるくらい、充実した就業体験の場をいただきました)編集者の方の読書量や仕事内容、働き方等は、肉体的というよりは精神的に、本当に本が好きでなければ辛い仕事だと思います。インターンシップで感じた様々なことを自己分析に活かした結果、自分は本を編集し、一から作ることよりも、様々なコンテンツを世の中に広める方に興味があると感じ、広告業界への就職を決めました。
このインターンはどんな学生にオススメ?
出版業界や編集者の仕事に興味がある学生の方には、自分の志望度を確認するという意味でも、ぜひ参加してほしいと思います!業界理解、企業理解、そして自己分析や人生経験という視点から見ても、非常に有意義で価値のあるインターンシップだと思います。本当におすすめです。
インターンシップに関する後輩へのアドバイス等
1dayインターンシップと聞くと、企業説明を聞いて、実際の仕事内容とは関係ない軽いディスカッションをして終わり、という印象があるかもしれませんが(私もありました)、非常に濃密で有意義な時間でした。私はここでの経験が、志望業界や自分のやりたいことが何かを模索し、そして決定する大きな分岐路となりました。出版業界に興味がある方には、ぜひおすすめしたいインターンシップです。一般企業に総合職として入社するのとは全く違い、編集者という仕事は向き不向きがハッキリある職種なので、入社後にミスマッチを感じるとかなり辛いのではないかなと思います。少しでも出版業界や編集に興味がある方には、自己分析も兼ねてぜひ参加してほしいです。
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