【例文あり】インターンの面接ではどんな逆質問をすれば効果的?

インターンシップの面接で何か質問はありますか?と聞かれたら何を答えれば良いのでしょうか。この逆質問を上手く活用できれば自分の熱意や志望度の高さをアピールすることもできます。逆質問の例やNGな例を紹介していきます。

目次

インターンシップの面接で逆質問を求められる意図

はじめにインターンシップの面接で逆質問を求められる意図をみていきましょう。

学生の疑問を解消するため

逆質問の一番単純な意図は学生の疑問を解消することです。昨今オンラインの選考が増えていますが、オンラインだと特に双方向のコミュニケーションが難しく、企業から学生に向けて一方的な説明になってしまいます。そのような状況で聞きたいことやよくわからなかったところを解消する機会として逆質問が設けられています。

企業への熱意をみるため

逆質問のもう一つの意図は学生がどのくらい企業に対して熱意を持っているか測ることです。学生が気になっているポイントがわかることで、ほんとうに自社に興味があるのかそれともとりあえず日程があったから申し込んでみただけなのかを見抜くことができます。

インターン選考と本選考との違い

選考は選考でもインターンシップの選考と、採用に直結する本選考では少し目的が違います。

本選考は志望度、インターン選考は何を学びたいのか

本選考で最も重視されているポイントの1つは、内定を出したら本当に入社する気があるのかという志望度の高さです。一方インターンシップの選考ではそこまで入社するかどうかは問われていません。なぜならインターンシップ自体が企業研究、職場体験の場であるためです。実際に何をインターンシップで聞きたいのか、何をインターンシップで学びたいのかということを伝えるようにしましょう。

インターンシップ面接の逆質問例

逆質問の意図がわかったところで実際の面接で使える逆質問例をみていきましょう。

インターンシップでは○○のプロジェクトに関わることはできますか

特定のプロジェクトに興味を持つのは企業研究を行っている証拠です。インターンシップの内容についてより詳しく知ろうという姿勢がみえるため、面接官に良い印象を与えることができます。特に長期のインターンでは指示待ちにならず自分から仕事に関わる姿勢が求められるため、事前に自分のやりたい興味のある業務を探しておくと良いでしょう。

インターンシップではどのような社員の方とお話しできますか

これもプロジェクトと同じでインターンシップの内容に関する質問です。どんな業務に関わっている社員の方と話せるのか知っておければ事前にその事業を調べて聞きたいことをまとめておくこともできますし、さまざまな年次の方と話すことで自分にはなかった価値観や考え方に出会うことができます。

企業のニュースに関すること

「先日御社が9割リモートワークを実施されていたとニュースになっていましたが、実際にやってみていかがでしょうか」「○○の事業に新しく参入されるとニュースで拝見したのですが、入社してその分野に関わることはできるのでしょうか」といった、企業の最近のニュースや動向についての質問も意欲を示すことができます。

インターンシップの面接でNGな逆質問

最後にこれだけは避けたいNGな逆質問を紹介します。

残業や給料などの待遇面

残業や給料、福利厚生は企業選びにおいてとても重要なことですが、面接で聞くべき質問ではありません。給料だけで企業を選ぶのかという印象を与えてしまう可能性もあるため気を付けておきたいところです。待遇面の質問は匿名で質問できるイベントや、選考に関わるのないOBOG訪問を利用するようにしましょう。

事業内容や企業理念など調べればすぐにわかること

「御社の企業理念は何ですか」「御社はどんな事業を行われているのですか」などホームページを見ればすぐわかるような質問は好ましくありません。そんなことも知らないのか、調べてきていないのかという印象を与えないためにもインターンシップ面接前に最低限の企業研究はしておきましょう。

最後に

インターンシップ面接の逆質問について質問の意図や回答例をまとめていきました。逆質問は上手く活用すれば面接官に好印象を与えることができますが、原則はアピールの場ではありません。自慢や過剰な自己PRだと思われないような伝え方を意識しましょう。



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