「インターンシップで学びたいこと」の書き方・具体例

ESや面接で「インターンシップを通じて学びたいこと」について質問された時、答えに詰まる学生は多いのではないでしょうか?
「インターンシップを通じて学びたいことは何ですか?」の質問は頻繁に聞かれる質問です。 また、うまく答えられないとインターンシップに参加することが難しくなってしまうほど重要な質問でもあります。
今回は、この質問にうまく答えるためのポイントや具体例を紹介します。

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目次

インターンシップへの参加目的を考える

「インターンシップで学びたいこと」を答える上で、「どうしてインターンに参加しようと思ったのか」を考えることが大切です。インターンに参加したいということは、インターンに参加することで何か良いことがあると思っているはずです。

その何か良いことが自分にとって、どういうことなのかを明確にしましょう。「インターンシップで学びたいこと」への模範解答はありません。というのも、同じインターンに参加していても、目的意識や観点によって得られるものが変わってくるからです。

とは言っても、周りの学生が参加するから参加しようと思った人や、よくわからないけど就活をはじめるきっかけにしたいから参加する人もいるかもしれません。

一般的にインターンに参加することで学べることについて次章で詳しく紹介します。

インターンシップで学べるものとは?

インターンシップで学ぶことができるものは大きく以下の3つが挙げられます。
・どんな仕事をするのか具体的にわかる
・仕事で求められる資質がわかる
・業界/企業の雰囲気がわかる

どんな仕事をするのか具体的にわかる

インターンシップに参加すると、仕事内容についてインターネットや書籍で調べるだけではわからないような事を知ることができます。というのは、実務に近いことができたり、社員の方からお話を伺うことができるからです。

例えば、「広告にはインターネット広告、マス広告、セールス・プロモーション広告の3種類があります。」というのは座学的で別にインターンシップに参加しなくても少し調べればわかる内容です。

広告業界のインターンシップに参加すると、それぞれの広告の特徴についてさらに深くわかりやすく学ぶ機会があります。
業務に対しての実感を持っていることは、本選考で「御社のこんな仕事のこんなところで私は役に立てます!」と自己アピールできるため大きな強みになります。

仕事で求められる資質がわかる

実際に仕事をやってみることで、どんな資質が求められるのかがわかります。実際に必要な資質とインターネット上に書いてあることにある大きな乖離を身をもって知ることができます。

印象やイメージで自分に合っている仕事選びをするよりも、インターンで実際に仕事をやってみて自分に合っていると思って選んだ方が就職をした後のギャップが少ないです。その上、仕事に必要な資質を理解していると自己PRの際に自身の体験したどの経験が仕事に活かせそうかわかるので、自己PRでのエピソード選びの失敗がなくなります。

業界/企業の雰囲気がわかる

1つの企業のインターンシップに参加することで業界の雰囲気がなんとなくわかりますし、参加した企業の社員の雰囲気がわかるようになります。「雰囲気を知ることって意味があるの?」と感じる人もいると思いますが、意味は大いにあります。

雰囲気を知ればこの業界で仕事ができそうかどうかわかりますし、同じ業界でも体育会系寄りだったり、文化系寄りだったりと会社によって違います。自分の雰囲気に合わない会社に入社すると、合わなくて苦労してしまう羽目になります。インターンシップに参加することで、社内の雰囲気を知ることができるため、自分に合っているかどうかがある程度見えてきます。

「インターンシップで学びたいこと」を書くときのポイント

あなたがインターンに参加したい理由や、学びたいことを整理することができたら、次はESに書いていくことになります。ESには「自分が学びたいこと」「目的と企業のインターンが一致していること」を少なくとも書くようにしましょう。

自分が学びたいことと理由はセットで書く

自分が学びたいことを書くときには、理由や背景も一緒に書くようにしましょう。業界に興味を持ちもっと知りたいと思うから参加したいのであれば、そもそもどうして興味を持ったのか説明しましょう。興味を持った理由や背景が過去の体験に近ければ近いほど相手に理由が伝わりやすくなります。

目的と企業のインターンが一致していることに気をつける

学びたいことが伝わっても、「それなら別の企業のインターンを受けた方がいいのでは?」と思われてしまってはいけません。目的を実現するために志望企業のインターンが適していることを説明しましょう。

そのためにも企業のことは最低限調べておく必要があります。そもそも何を学びたいのかすらわかっていないのでインターンに参加しても効果があまり出ません。

自分が働きたい業界や雰囲気が知りたい業界であってもなくても 「どんな会社で」「どんなことをやっているのか」は最低限調べておきましょう。

ESは選考であるため、できれば自己PRもできるとよいでしょう。

普段から自発的なところがあるとアピールする

企業からすれば優秀な学生にぜひ自社のインターンに参加してほしいと考えています。
学生が優秀かどうか見極める1つの方法としてその学生が積極的かどうかというものがあります。というのも積極的な学生のほうが自社をより成長させてくれそうという期待が持てるためです。
自分の大学で学んでいる内容や自主的に勉強している、明確な目的をもって計画的に資格を取っていることなどアピールするようにしましょう。

「インターンシップで学びたいこと」の具体例

ここではインターンシップで学びたいことの具体例について保険業界を例に解説していきます。

(例文)保険業界で学びたいこと
日本社会で安心した暮らしを実現したいと考え、その中でも今後少子高齢化社会になっていく日本では保険業界が社会にとってより必要不可欠な産業になると感じており、保険業界の実態について学ぶために貴社のインターンを志望します。 大学では社会学を専攻しており、社会保障制度について研究を進めています。 その中で、社会保障だけでは拾いきれない方々に対して保障を行っている保険業界の重要性に興味を持ちました。 生命保険に興味があるのでFP3級の資格をすでに取得しており、現在はFP2級の取得に向けて学習しております。 私は将来、「ビジネスを通じて日本社会の安心した暮らし」を実現するために生命保険がよい手段なのではないかと考えています。 保険業界には数多くの会社がありますが、貴社は保険のプランを最も多く取り揃えており多くの顧客層にアプローチできます。 さらに最近では積極的に海外の保険企業の買収を進めており、「世界中どこにいても安心した暮らしを実現する」という貴社の姿勢に魅力を感じ、この度のインターンシップに志望させていただきました。 インターンシップ中は、自発的に行動することで積極的に知識を吸収し、商材理解や営業経験を通じて自分自身の知見を広げられるよう努めたいと考えています。

さいごに

今回は、インターンシップに参加する際に学びたいことについて解説してきました。
目的をしっかりと持ってインターンに参加すると、得られる情報は格段に増えますし、自身の就活で活かすことができます。
そのためにもしっかりとインターンに参加して学びたいことの書きかたをマスターしましょう。

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