今回はES(エントリーシート)や履歴書、面接の自己PRで「責任感」をうまくアピールするコツをご紹介します。
自己PRで「責任感」をうまくアピールするにはどんなことに気をつけるべきなのか?部活やバイト、ゼミなど学生時代に頑張ったことをエピソードとした「責任感」のアピール例文もご紹介しますので、自己PRで困っている方はぜひチェックしてみてください。

- ・「責任感」のある就活生は好評価
- ・自己PRで「責任感」をうまくアピールするコツ
- ├具体的なエピソードを盛り込む
- ├「責任感」 を言い換え表現で印象付ける
- └仕事で「責任感」をどういかすのかを伝える
- ・部活のエピソードをもとにした「責任感」のアピール例文
- ├部活で責任感を発揮する場面は?
- └自己PR文の具体例
- ・バイトのエピソードをもとにした「責任感」のアピール例文
- ├バイトで責任感を発揮する場面は?
- └自己PR文の具体例
- ・ゼミ・研究のエピソードをもとにした「責任感」のアピール例文
- ├ゼミや研究で責任感を発揮する場面は?
- └自己PR文の具体例
- ・責任感をアピールするときに注意すべきポイントと対処法
- ├一人で抱え込む
- └相手に価値観などを押し付ける
- ・最後に
「責任感」のある就活生は好評価
就活の自己PRとして、「責任感」は適切なのでしょうか?結論から言ってしまうと、就活にはかなり有効です。というのも、企業は責任感のある人材を常に求めているからです。
仕事を最後までやり通すには、「責任感」がなければなりません。仕事を途中で投げ出してしまうような人には、仕事を頼みたくありませんよね。
責任感が必要な経験(主将やリーダー)をした大学生を企業が欲しがるのもこういった理由があります。就活では積極的に責任感をアピールしていきましょう。
自己PRで「責任感」をうまくアピールするコツ
責任感を上手にアピールするためのポイントをご紹介します。
具体的なエピソードを盛り込む
エントリーシートの書き方や面接全般に言えることですが、どんな主張にも必ず根拠が必要となります。根拠がなく主張のみになってしまうと、説得力に欠けてしまうためです。
説得力のある根拠として最も使いやすいのが、自分のエピソードです。主張に繋がるきっかけとなったエピソードを自己PRとして一緒にアピールしましょう。
「責任感」 を言い換え表現で印象付ける
自己PRで「責任感」をアピールする就活生は少なくありません。採用担当者や面接官の印象に残るアピールをするには、「責任感」を別の表現にしたり、自分なりの言い回しで伝えるなどの工夫が必要になります。「責任感」はどんな言葉で言い換えられるのかをみていきましょう。
・最後までやり遂げる
途中で投げ出したりせず、何かを最後までやり遂げた経験は「責任感」をアピールすることができます。
・自分の役割を果たす
「責任感」が必要なのは、リーダーだけではありません。マネージャーや書記など、どんな立場でも自分のすべきことを常に意識して役割を果たした経験があればアピールしましょう。
・困難を乗り越える
うまくいかないからといって簡単に諦めてしまう人は、「責任感」がないとみなされます。自分のすべきことや決めたことは、何があってもやりとげるという姿勢をアピールしてみてください。
仕事で「責任感」をどういかすのかを伝える
就活の自己PRで大切なのは、「仕事」と結びつけることです。ただ「責任感」があることをアピールするのではなく、仕事の場面でどのようにいかすことができそうかを伝えるようにします。
採用担当者や面接官にうまく「責任感」をアピールするには、「責任感」が何を指しているのかを自分の中で明確にしておく必要があります。仕事の現場で「責任感」をどのようにいかせるか、考えてみましょう。
部活のエピソードをもとにした「責任感」のアピール例文
大学で部活をやっている場合、責任感がアピールしやすいです。
部活で責任感を発揮する場面は?
部活で責任感を発揮する場面はやはり主将として部をまとめたり、代表選手として試合で活躍した場面です。こうした経験がある方は積極的にアピールしましょう。
自己PR文の具体例
私は責任感があります。大学ではサッカー部に所属し、キャプテンとして部員をまとめました。中高でもサッカー部に所属はしていたものの、キャプテン経験はなく自分に務まるかが不安でした。
しかし、部員の助けやOBの先輩方からの助言もあり、1年間キャプテンをやり通すことができました。その過程でキャプテンとしてチームをまとめる重要性を肌で感じるようになり、自分が徐々に成長していく感覚がありました。
引退式では部員たちから「お前は歴代の誰よりも責任感のあるキャプテンだった」と言ってもらうことができ、今後の自分の自信に繋がりました。部活で培った責任感をもって御社の仕事も粘り強く取り組んでいきたいと思います。
バイトのエピソードをもとにした「責任感」のアピール例文
バイトでも責任感をアピールすることができます。
バイトで責任感を発揮する場面は?
バイトでは責任感をもって取り組めるかどうかが非常に大切です。具体的には、日々のアルバイトに無遅刻無欠席で取り組んだ経験やバイトリーダーとして活躍した経験が責任感をアピールできるエピソードとなります。
自己PR文の具体例
私はチームのために積極的に働き、最後まで役割を果たすことができます。私は3年間居酒屋でアルバイトをしており、去年からバイトリーダーとしてメンバーをまとめています。
居酒屋の仕事はとても忙しく、接客から料理まで多くの仕事を覚えなければいけません。最初の2年間で大体の仕事を覚えることができた私はバイトリーダーに任命されました。
当初は自分にバイトリーダーが務まるか不安でしたが、店長からの期待に応えるために積極的にメンバーに指示を出したり、忙しいポジションのメンバーのヘルプに入ったりしました。徐々に周囲からもバイトリーダーとして認められるようになり、自分の中で責任感が生まれるのを感じました。
御社に入ってからも責任感をもって仕事に励んでいきたいと思います。
ゼミ・研究のエピソードをもとにした「責任感」のアピール例文
大学のゼミや研究に力を入れている場合はどのように責任感をアピールすればよいのでしょうか?
ゼミや研究で責任感を発揮する場面は?
ゼミや研究は一人で完遂できません。ゼミであればメンバーと協力してアウトプットを出すことが求められますし、研究も共同研究者なくして論文を書ききることは難しいです。ゼミリーダーや研究室のリーダーとしての経験が責任感を発揮できる場面といえるでしょう。
自己PR文の具体例
私は結果がなかなか出なくても、最後まで妥協せずにやり遂げることができます。大学で所属しているゼミでは責任感が求められるポジションであるリーダーをしており、メンバーをまとめています。
私のゼミでは、民間企業と提携して新しいサービスを生み出すプロジェクトを行っています。まだ市場に出ていないサービスを考え出すことを目標に日々メンバーと調査・議論に明け暮れています。
リーダーである私の役目はゼミメンバーをまとめて企業に提案することです。特に、ゼミを代表して企業の方に提案するわけですから、メンバーの期待に応えなければいけない重要な仕事だと思っています。
私の提案が企業の方に響かずなかなか結果が出ませんでしたが、3ヶ月前にようやく企業の方から「良いサービスだね、社内で持ち帰って検討します」との言葉をもらうことができました。
リーダーとしてゼミメンバーの期待に応えることができてとても嬉しかったです。責任感を持って取り組んできてよかったと心から思えました。御社に入ってからも責任感を持って仕事に取り組み、周囲からの期待に応え続けたいです。
責任感をアピールするときに注意すべきポイントと対処法
責任感があることは長所の一つですが、書き方によってはマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。また、面接でエピソードについて掘り下げられて、答えられないと評価が下がります。
ここではどのような短所に捉えられてしまうのかと、それを回避する方法を紹介します。
一人で抱え込む
責任感が強いことは良いことですが、強すぎると課題に直面したときに誰にも相談せずに抱え込んで事態が悪化してしまう懸念があります。
一人で頑張ったアピールをすると、社会人の基本である報告・連絡・相談ができない人材であるという印象を抱かれてしまいます
。
そうならないように、周りとコミュニケーションを取って課題に取り組んだエピソードを用意しておきましょう。
相手に価値観などを押し付ける
責任感が強いあまり、目標を達成するために相手に価値観を押し付けてしまうことがあります。価値観の違うメンバーをどう説得・納得させたかのエピソードが不足していると自分の意見を押し付けてるマイナスな印象を与えてしまうことがあります。
自分が柔軟に対応したエピソードや、価値観の違うメンバーと十分な対話をして説得したエピソードがあるといいでしょう。
最後に
自己PRで責任感をアピールすることの有効性と、具体例をまとめました。責任感は社会で必ず求められる能力ですので、積極的にアピールしていきましょう。
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