大学院生こそインターンシップに行くべき!参加のメリットや選び方を解説

大学院に進学すると、日々の勉強はもちろん、研究室などでの研究がとても忙しくなりますよね。しかし、大学院生活は2年間しかないこともあり、2年生になると就職活動もしなければなりません。

しかし、2年生になれば大学院での研究を総括した研究論文の提出もあるため、その両立に悩む方も多いのではないでしょうか?「大学院生にはインターンシップは無理だ」と決めつけていませんか?

むしろ大学院生のほうがインターンシップに参加すべきなのです。大学院生がインターンシップに行くべき理由やメリットについて解説していきます。

大学院生こそインターンシップに行くべき!参加のメリットや選び方を解説
目次

大学院生がインターンシップに行くべき理由とは

就職活動もしなければならないにも関わらず、研究や勉強もしなければならないなど大学院生はスケジュールに余裕がありません。しかし、時間に余裕がない大学院生だからこそ、インターンシップを有効活用することで就職活動を有利に進めることができるのです。

大学院生は忙しい!

大学院生は学部生の就職活動よりも、就活のスケジュールが厳しくなります。学部生には4年間も時間があり、1~2年生からインターンシップに参加することが可能なのに比べ、大学院生には2年間しかありません。

その2年間の中で授業・勉強、そして研究室での研究、就職活動、さらに研究論文の準備など数多くのことをこなしていくのはなかなか大変です。さらに、アルバイトなどで生活費や学費を稼いでいるという人も多く、これらを全てこなそうとすると時間が足りません。

インターンシップで効率的に就活ができる

夏休みなどの長期休暇にも研究室に通う必要があることもありインターンに参加することは難しいかもしれませんが、授業と両立が可能で給与も出るインターンシップを選択し、研究の深堀りとアルバイトをインターンシップでまかなうのはとても有益です。

さらに、インターンシップでよりアピールすることができれば就職活動を有利に進めることができます。インターン先の企業は内部を良く知ることができるため、業界研究にもそこまで時間を割く必要がなく、インターンに参加した感想とともに志望動機を伝えることができるためより説得力もあります。

自分の研究をアウトプットする場で実務的な経験が積める

インターンシップに参加することで、自分の研究内容を実務としてアウトプットしより学びを深めることができます。

研究だけではどうしても研究論文の説得力が弱い場合もありますが、実際の企業での業務で実務としてアウトプットできていれば、より論文での説得力も増しますし、有益なデータを得ることもできます。

さらに、自分自身の学びのためにも研究室の仲間や教授以外の意見を聞くことができる場があるというのは発見につながるのではないでしょうか。

大学院生に特におすすめなのは長期インターンシップ

それでは、大学院生が参加するのであればどのようなインターンシップを選ぶのが良いのでしょうか?

スケジュール調整がしやすい

おすすめは長期のインターンシップです。どうしても、短期のものは夏休みなどの長期休暇に行われることも多く、またそうでなかったとしても研究室や授業とのスケジュールを合わせることが難しい場合が多いです。

しかし、長期のインターンシップであれば、ある程度は融通を聞かせてもらえることもありますし、授業との両立がしやすいのが特徴です。

アルバイトに行くよりも経験+就活にプラスになる

長期のインターンシップは時給が支払われるものも多いため、アルバイトとしても有効です。自身の研究内容を深めるための経験ができるので、ただのアルバイトよりも就活に役立つでしょう。

インターンシップに参加することでその企業はもちろん、他の企業へのアピールにもつながります。実際に自分の大学院での研究や学んできたことがどのように実務で役に立つのかを面接で話すときにも説得力が増します。

自分の研究にも役に立つ

短期のインターンシップでは、自分の研究や学んできたことがどのように実務に役立つのか、の結論が出る前に終了してしまうこともあります。

長期のインターンシップであれば長い目でその貢献度合いを計ることができます。インターンシップ先から許可が出れば、実際に実務で得たデータを研究論文に使用できることもメリットと言えるでしょう。

大学院生が参加するインターンシップの選び方

それでは、さらに具体的に大学院生におすすめのインターンシップの選び方をご紹介します。

曜日・時間・頻度が研究と両立できるものを

まず前提として、授業や研究に支障をきたしては本末転倒です。曜日や時間、頻度などに融通が利き、研究との両立が可能なインターンシップを選びましょう。

長期のアルバイトタイプのインターンを選ぶことで、「週2回以上なら何曜日でもOK」や、「原則は月曜日と水曜日だけど、試験前などはお休みしてもOK」など、融通が利くこともあります。

自分の専門分野をより深めてくれる業務内容が経験できるものを

ただでさえ時間に余裕のないにも関わらず、インターンシップのために覚えることがあったり、勉強しなければならないことがあっては余計な時間を割くことになります。

できるだけ自分の専門分野をより深めてくれるものや、研究内容を実践できる業務内容のインターンシップを選ぶようにしましょう。

大学院生がインターンシップについて考えるときに注意すべきポイント

研究だけで突破できるほど就活は甘くない

大学院生は研究がメインとなりますが、研究でいい成果をあげれば就職できると考えるのは危険です。

就活の選考では、勉強してきたことや人格、将来性などを総合的に見られます。研究成果はもちろん評価されますが、それ以外に志望動機や自己PRの内容を充実させることも大切です。

提出書類のクオリティをあげ、面接でも説得力あるアピールをするために、インターンでの経験は役立ちます。研究に関連のあるインターンシップなら、研究にもプラスの影響があるため、研究のクオリティを上げるためにもインターンを考えてみてください。

大学院生はインターンをできるだけ早い時期から探し始めよう

研究が忙しい大学院生の中には、就活のスタートが遅くなり出遅れてしまう人も多いです。インターンシップは夏の時期だけで冬には実施しない企業も多いので、スタートが遅れると、希望条件に合ったインターンを見つけるのが難しくなります。

秋以降は学会や発表などが増えるため、スケジュール調整も難しくなります。時間に余裕のある夏前から長期インターンに参加しておくと、忙しくなってからも続けられるよう企業が出勤スケジュールを融通してくれる可能性が高いです。

スタートが遅くなると、「自分の志望する企業や職種のインターン募集がもう終わってしまっていた…」なんてことになりかねません。なるべく早い時期からインターンシップ募集をチェックしておくようにしましょう。

いろいろな企業のインターンに応募してみよう

インターンシップを探すときは、選択肢を絞りすぎないよう注意してください。人気の企業や職種のインターンは、選考の基準が高く倍率もかなり高くなります。

「この業界・企業にしか興味ない」と範囲を絞りすぎてしまうと、一つもインターンに参加できないまま就活に挑むことになる可能性が高いです。

ちょっと興味のある業界や企業まで範囲を広げて、なるべくたくさんのインターンシップに応募してみるのがいいでしょう。長期インターンシップをおすすめしましたが、日程調整が可能なら、並行して複数の短期インターンに参加してみるのもいいですね。

最後に

大学院生は2年生の後半になると忙しくなります。そのため、大学院に入って早めのタイミングでインターンシップを決めて参加することをおすすめします。大学院1年からでも参加できるものはたくさんあります。研究との相乗効果を得るためにも積極的に探してみましょう!

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