外資系企業のインターンって何するの?時期や選考、業務内容について

本選考同様、超難関と言われる外資系企業のインターン選考。内定直結型である場合も多いため、志望企業のインターンにはどうしても参加したいという方も多いと思います。ここでは、外資系企業のインターンの時期、選考、業務内容について解説します。

外資系企業のインターンって何するの?時期や選考、業務内容について
目次

外資系企業のインターンの特徴

外資系企業のインターンは内定直結型!

外資系企業のインターンの特徴は、内定に直結するケースが多いことです。実力主義の外資系企業では、優秀かつ戦力になる人材を必要としているので、これだと思う学生を見つけたらその時点で内定を出します。

企業理解を深めるためのインターンが実施されている日系企業とは異なり、学生のスキルや能力を測る目的としてインターンが行われています。外資系コンサルや外資系銀行においては、インターンが選考の山場と表現されるほど重要な意味を持ちます。外資系企業のインターンを目指すのなら、このことを念頭に置きましょう。

優秀なインターンには特別措置も

インターン中に優秀だと判断された学生は、内定をもらえたり、インターン中にも特別待遇を受けられる場合もあります。

高水準の収入が得られたり、社員と同じ福利厚生を受けらたりするなど、優秀な学生を囲い込みたいという企業の思惑が見られます。

他社の本選考で有利になることも

有名外資のサマーインターンは倍率が高く激戦です。そのため、選考を突破してインターンに参加したいという実績が就活で高く評価されることも少なくありません。

就活でアピールできる材料が増えるというのは、大きなメリットの一つですね。また、就活の本選考に先だって面接やGD(グループディスカッション)の練習ができるので、早い時期から本格的な就活対策をスタートすることができます。

サマーインターンを実施している人気の外資系企業

IT系外資企業

・グーグル
・マイクロソフト
・アマゾン

就活生にとっても身近で人気の高いIT業界。有名どころのグーグルやアマゾンでもサマーインターンが実施されています。

金融系外資企業

・ゴールドマン・サックス
・モルガン・スタンレー
・JP・モルガン

外資の金融系企業の多くが、サマーインターンを実施しています。サマーインターンに参加した優秀な学生は、本選考の選考が一部免除されるなど、優遇されることもあります。

コンサル系外資企業

・マッキンゼー
・アクセンチュア
・カーニー

就活生に人気の高い外資系企業といえば、コンサルティングファームですね。ほとんどの有名企業がサマーインターンを実施しており、大学3年生の夏に内定を出す企業も少なくありません。

外資系企業が実施するサマーインターンの募集時期や期間は?

開催時期は夏~冬が多い

外資系企業のインターンは、夏に行われるサマーインターンが多く、6月の中旬から7月の中旬にかけてエントリーし、大学の授業に支障の出ない夏休み中に開催させるものが一般的です。

サマーインターンの期間はどれくらい?

期間は1週間~1ヶ月程度で、就業体験やグループワークなどが多いです。近年はインターンシップが一般的になったため、秋冬に開催する企業も増えてきています。夏より期間は短いもの、就活の選考の意味合いがより強いものとなります。

外資系企業のサマーインターン採用は狭き門!

外資系企業のサマーインターンはかなり高倍率

世界を股に掛けたスケールの大きい仕事ができる、高収入が得られるなどの理由から、人気の高い外資系企業。インターンの選考にも全国から優秀な学生がこぞって集まるため、高倍率な上、超難関です。

書類選考や課題提出

多くの学生の中から優秀な学生を選び抜くために、選考は何段階も用意されています。まず最初は書類選考があります。日本企業のESとほとんど変わらない内容ですが、熱意や人柄などよりも文章力が評価される傾向にあります。

次にWebテストや筆記試験があります。難易度が高く、論文形式の問題の比重が高いのが特徴です。さらに英語力を問われる問題もあるので、英語力に不安のある人は早い時期からの対策が必須です。

3次面接まで実施されることも

書類選考、Webテスト/筆記試験を通過したら面接に進みます。面接は3次面接まで行われることも多く、本選考さながらです。すべてを突破してインターンの切符を勝ち取るのは大変ですが、内定に向けて大きく駒を進めたことになります。

業界別インターンの業務内容

外資系企業のインターンの内容は、学生の能力やスキルを推し測るためのプログラムが主流です。実際に行われた内容をもとに、インターンでどんなことが行われているのか紹介します。

IT関連業界

社員と同じ業務を与えられて、その成果を見る「ワークサンプルテスト」という方式を取り入れている企業があります。インターン中とはいえ成果を出す必要があるため、社員に教えてもらうという姿勢ではなく、自分の考えで行動する高い実践力が問われます。

金融業界

外資系投資銀行では、「ある企業の買収提案をグループごとに発表する」という内容のグループワークが実施されました。課題への取り組みから、論理的な思考ができるか、数字を読み解く力があるか、チームワークで仕事を進められるコミュニケーション能力があるかなどをチェックされます。

グループワーク中に自分がどんな役割を果たすべきなのか、自分の得意分野を活かしたり、他のメンバーの動きを見たりして探りましょう。プレゼンテーション後、社員からの質問に問題なく答えられるように内容をしっかり理解しておく必要もあります。

コンサルティング業界

外資系コンサル企業には、戦略コンサルティングに携わりたいと考える優秀な学生が多く集まります。インターンでは、「ある企業の中期的経営戦略を立案する」など、企業のトップに判断が委ねられるようなハイレベルな課題に取り組みます。

社員を交えて討論する機会も多く、論理的な思考力はもちろんのこと、高いコミュニケーション能力があるか、理路整然とした伝わりやすい話し方などができるかなども問われます。

最後に

外資系企業をはじめとした人気の高い企業では、インターンであっても選考のために入念な準備が必要です。そのため、他の学生より早く就活がスタートするイメージですが、早めに就活をスタートして場数を踏むことは本選考への準備にもなります。企業が求める人物像を把握し、書類作成や面接に臨みましょう。

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