【回答例あり】就活の面接で大学を選んだ理由について聞く意図は?答え方も併せて解説!

面接で「なぜ今の大学に進学したのですか?」と聞かれることがあります。なぜ大学を選んだ理由について聞かれるのでしょうか。ここではこの質問の意図と答え方のポイントを徹底解説します!

目次

「今の大学を選んだ理由は?」質問の意図とは

就活の面接で「なぜ今の大学に入学したのですか?」と質問されることがあります。なぜ就活で大学を選んだ理由を聞かれるのでしょうか。最初に大学を選んだ理由を聞く質問の意図を解説します。

目的意識を持って行動しているかを見ている

1つ目の考えられる意図は、学生が目的意識を持って進路を決定しているか見るためです。
この場合大学の専攻が志望している企業の仕事と直結しているか、というより目的を実現するために積極的に行動できるかを見たいと考えています。

入社後に将来のキャリアや目標に向かって自ら成長することができるか、課題設定をして行動できるかは選考の上で重要なポイントです。この質問を通して学生の考え方や価値観を探ろうとしています。

アイスブレイクや雑談

2つ目は評価とは関係なく、学生の緊張をほぐすためのアイスブレイクや雑談という意図です。
この場合は学生が答えやすい話題を会話をすることで、この後の質問に答えやすい雰囲気づくりのため気負う必要はありません。ただしマイナス印象を抱かれそうな答え方は避ける必要があります。

大学を選んだ理由を答えるときの注意点!

大学を選んだ理由についてどのように答えればいいのでしょうか。次に答えるときに注意すべき点をご紹介します。

前向きな理由を選択する

なるべく前向きな理由を答えるようにしましょう。「第一志望だったから」「今の大学の学部で学びたいと思っていたから」など明確で前向きな理由は、目標達成ができたという好印象になります。

しかし中には今通っている大学が目標でなかった人も少なくありません。しかし「受験で偏差値がちょうどよかった」「第一志望に落ちてしまったため」などの消極的な理由はあまりいい印象を抱かれません。このような場合は入学後学んだことや得られた経験など、ポジティブに取り組めたことなどを取り入れると印象が良くなります。

「なんとなく入った」はその後の行動や成果も説明する 

なんとなく今の大学を選択したという回答は意欲や積極性が感じられません。この場合はその後、どのように学生生活を送ったのか、大学で得られたことや成果について説明するようにしましょう。例え入学理由がポジティブなものでなくても大学生活でしっかり得たものがあればアピールポイントになります。

入社後に活かせそうな経験を添える

大学を選んだ理由と一緒に、入社後仕事で活かせそうな経験やスキルをアピールするとより好印象です。
入社後のイメージを持っている学生は志望度の高さや熱意を伺うことができます。大学で学んだ知識や資格、経験などをどのように仕事で活用できるのか具体的に説明できるように準備しておきましょう。

「この大学を選んだ理由は?」回答例を紹介!

大学を選んだ理由についての質問の具体的な回答例をいくるかご紹介します。是非参考にしてみてください。

・第1志望など目標の大学に入学できた場合
高校生の時から憧れていて今の大学に入学しました。オープンキャンパスに進路相談に乗ってくださった先輩たちの雰囲気や、専門性の高いゼミ活動に惹かれ受験に臨みました。

・明確な理由はなかった場合
入学を決めたきっかけは当時の自分の学力に見合っていたことでした。経営学部に入学後、基礎的な講義を受けていくうちに組織心理学に興味を持ちました。企業の中で多様な価値観を持つ従業員一人ひとりのモチベーションを維持するために、どのように組織・個人は行動すべきなのかを研究テーマにしています。

この研究から組織を上手く回すためにはメンバー一人ひとりに違うアプローチをするべきであることを学び、アルバイトや就活のグループワークなどで活かしました。もし御社に入社できましたら、チームメンバーのパフォーマンスを引き出すことで御社に貢献できると考えています。

最後に

面接で大学を選んだ理由を聞くのは学生の価値観や考え方を知りたい、雑談を通じて緊張をほぐすなど様々な意図があります。簡単な質問に思えますが、マイナスな印象を抱かれないように答えるときは注意しましょう。



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