キヤノン【内定者のES(エントリーシート)&本選考レポート】

キヤノンの内定者のエントリーシート&選考レポートを参考に、内定を勝ち取りましょう!
ESに加え選考フロー、選考アドバイスも見ることができます!

キヤノン株式会社はデジタルカメラや複写機などを扱っている大手電子機器メーカーです。
デジタルカメラ業界では一眼レフ、コンパクトカメラでは国内1位でミラーレスカメラもソニーに次いで2位となっています。特に一眼レフカメラはキヤノンとニコンでほとんどのシェアを占めています。
設立は1937年で、従業員数は26,246名(2016年12月31日現在)です。

内定者のES一覧

キャノン

キヤノン 2021卒,技術職内定者エントリーシート

10年後の世界はどのようになっていると考えますか。それを踏まえ、 キヤノンに入社してやりたいこと、実現したいことは何ですか? (できる限り具体的な根拠を示しながら記載してください。) (600文字以内)

効率化が進む世界で、早く印刷できるトナー材料を開発したいと考えています。 ペーパーレス化が進む一方、紙や印刷技術は依然として生活に必須だと考えます。IT技術と結びつき、どこからでも印刷操作ができる複合機が広まると考えました。紙の触感や質感はWeb媒体では表現できず、情報を切り貼りし、加筆できる操作性は紙媒体の価値として学習塾や飲食店で重宝されると考えます。 私は塾講師を務めています。作図の問題で教材をコピーする必要がありますが、生徒を一度に3人担当するため早く印刷する必要があります。大学では講義の度に大量の印刷物が配布されています。早く印刷できれば、指導時間が長くなり、サービスの向上や、労働時間の短縮につながると考えました。 貴社のインターンシップに参加し、短時間でトナーを置く面積や位置を制御することは非常に難しく、高い技術が必要であることが分かりました。世界3位の特許を誇る貴社では、質を落とさずに早く印刷することが可能であると体感しました。 入社後は、大学で培った幅広い化学の知識を生かし、早く正確に印刷できるようなトナー材料の開発に挑戦し、労働の効率化とサービスの向上に貢献します。

学生時代に力を注いで挑戦したこと(していること)を教えてください。 (その挑戦において、困難だったことや、その困難にどのようなアプローチで取り組んだか、またその経験から得られたことなどを具体的に記載してください。学業もしくは学業以外でも可) (400文字以内)

私が学生時代に力を入れたことは、カフェのアルバイトです。アルバイト先では、(1)お客様に合わせたメニュー説明(暗記)(2)キッズイベントの提案をしました。メニュー説明をする前に、時間帯や見ているページを見て、何を頼むかを考えて、お子様がいる場合はキッズメニューの説明もするなど年齢層に合わせた説明をしています。また、キッズイベントの提案をすることで、

子連れ客の増加に寄与しました。カフェには玩具やテレビが置いてあるキッズスペースがあるので近くのお店よりも子連れが利用しやすいことが特徴です。この特徴を生かし、子連れの客のさらなる増加と満足度の向上のために、店内の観賞用の木に紙の桜に絵をかいて飾れるようなキッズイベントの提案をしました。キッズイベントで子供が喜んだというお客様の声もアンケートから届きました。これらの経験から、相手を理解し、一人一人のニーズに対応する力、利益獲得のための発想力を身に着けることができました。

学生時代を通じて学んだ専門分野の中で、あなたが得意な、または興味のあるテーマを教えてください。 1.そのテーマの名称 2.テーマを選んだ理由 3.テーマを通じて得られた学びや気づき を踏まえて具体的に教えてください。 テーマは卒論の内容でも結構です。(500文字以内)

「○○実験」です。将来研究するうえで糧となる化学反応の根本を理解するために、2年間力を入れました。大学2年次では、誤差の程度と原因を学びましたが、誤差の妥当性まで考えが及ばず、○○評価となってしまいました。非常に悔しく、最高評価の○○を取得した友人が行っていた以下3つの方法に取り組みました。 1.実験中の気づきは全て実験ノートにメモし、班員で共有し、後に誤差の判断材料とする。 2.疑問点があった場合は、大学の図書館で文献を調べる。自分の大学に該当する文献がなかった際には、提携先の大学の図書館に赴き調べる。 3.実験後は必ず残り、実験終了時に考えた誤差の原因について教授に質問をする。 その結果、大学3年次では、測定時のピペットの誤差や目盛りを読み取る人為的誤差などが、生じた誤差の範囲内にあるかどうかの妥当性を考えられるようになり、○○の評価を頂くことが出来ました。 この経験から、自学だけでなく、教授や友人に真摯に教えを乞い、すぐに実践に移す大事さを学びました。将来研究する際にも、他者から学ぶことを大事にし、多くの人の意見を取り入れていきます。

内定者プロフィール

会社名株式会社キヤノン
学校名非公開
学部系統非公開
職種技術職
卒業年度2021年
内定日2020年5月8日

選考フロー

ES・ウェブテスト→面接2回

面接、ES作成にあたり頑張ったこと、工夫した事

設問の文字数が多いので、なるべく具体的に書くようにしました。また、早めに準備をすることを心掛けました。

就活生へのアドバイス

技術職は学業についてよく問われるので、今まで勉強してきたことをわかりやすく伝える力を身につけておきましょう。その際、自分なりに何を工夫したのかも付け加えて答えられるといいと思います。

キヤノン 2020卒,技術職内定者エントリーシート

10年後の世界はどのようになっていると考えますか。それを踏まえ、 キヤノンに入社してやりたいこと、実現したいことは何ですか? (できる限り具体的な根拠を示しながら記載してください。) (600文字以内)

私には「人々の健康をまもり、暮らしを豊かにしたい」という軸があります。そのため、人々を健康に保つための医療機器の設計開発を行いたいと思っています。私は、非線形光学現象を用いた細胞のイメージングという医学部との共同研究を行う中で、光学の知識を活かすことによって医療の発展に関わりたいと思うようになりました。また、これからの10年で高齢者の割合は増え続け人口の3割以上に達し、医療費や保険料の高騰が予想されます。また5Gなどの高速・大容量・低遅延の通信サービスが普及してくる世の中で求められてくるのは、遠隔手術・診断、そして病の早期発見ができる医療機器だと考えております。どちらの場合であっても、高精細な映像や画像が求められ、人間が見たもの以上の精度が要求されます。そのため、フレアやゴースト、色収差などの抑制が可能なSWCやDOレンズなどの独自の最先端技術を有する貴社に入り、自身の研究の中で行った光学系改良の経験や、医療に対する興味や知識を活かすことによって、光学技術者として製品開発に関わりたいと思っております。IMAGING技術を用いることで、人々がより安全で確実な医療が受けられるAMAZINGな世の中にすると同時に、医療分野においてもキャノンのブランドを確立させたいと思っています。

学生時代に力を注いで挑戦したこと(していること)を教えてください。 (その挑戦において、困難だったことや、その困難にどのようなアプローチで取り組んだか、またその経験から得られたことなどを具体的に記載してください。学業もしくは学業以外でも可) (400文字以内)

私はパン屋でのアルバイトの中で、お客様満足度の向上に挑戦した。月に数回「食パンの表面が乾いている」などのクレームが入るという問題があった。そこで私は、カットした後の食パンの保存方法は最善なのかという点に着目し、まず原因を考えた。従来の方法はカット面を空気に晒していたため、粗熱をとっている間に表面が乾いていた。そこで私は細かい穴の開いた鉄板の上に、

カット面を下に向けて食パンを置くことで空気に晒される面積を減らした。これにより、粗熱が取れた後も本来の食感を保ったままお客様に提供可能となり、この件に関するクレームがなくなった。私が行ったことはパンの置き方を変えるという些細な事ではあるが、このことで、クレーム対応時間の減少、お客様満足度の向上が実現し、私の周りの環境は変革された。以上の経験から、私は些細なことであっても、最善を考え続けることで生活は変革される上に、周りの評価も得られることを学んだ。

卒論について 1.研究テーマ・分野 2.テーマの選定理由 3.これまでに成し得たこと 4.研究における独自性や新規性 5.研究過程での気づきや発見 6.苦労した点・改善点 などを踏まえて具体的に教えてください。(500文字以内)

卒論では初期化過程をモニタ出来る分光学的指標の発見を目標に、分化細胞を対象に光学現象を用いた分子イメージングによる測定を行いました。理工学部で学んだ光学的観点から医療分野へアプローチできることに興味を抱き本研究に取り組みました。近年、注目を浴びている再生医療において目覚ましい発展を遂げている分化細胞だが、体細胞から未分化の細胞に初期化する過程に関しては、未だ完全には解明されていない為、様々な条件で培養された初期化直前の細胞を標的に測定を行いました。その結果、培養条件により異なる指標が示されることがわかり、医師が同じ状態の細胞だと判断していたものが、分光学的観点からだと異なっていることを明らかにしました。試料をプレパラートにして測定しているため、時間経過や細胞の活性状態により得られる結果がかなり異なることに苦労しました。そのため、測定回数を増やし、共通の信号を見逃さないように心掛けて研究を行いました。生体試料の場合は培養条件や試料作製の手際、細胞の状態などにより安定した結果が得られないのですが、困難を乗り越えた末の達成感がこの研究の面白さだと思う。

修論について 1. 研究テーマ・分野 2.テーマの選定理由 3.これまでに成し得たこと 4.研究における独自性や新規性 5.研究過程での気づきや発見 6.苦労した点・改善点 などを踏まえて具体的に教えてください。(500文字以内)

修論では、卒論時に課題であった、測定時間短縮と信号増幅を目標に光学系の改良を行い、それを用いて未分化細胞と外胚葉、中胚葉、内胚葉に分化誘導をかけた細胞を対象に測定を行っています。未分化細胞やそれぞれの分化細胞の違いが分かれば、分化の進み具合の可視化や、体外における細胞培養の正確性向上が可能となります。光学系に関しては、従来の光源、検出器から、より出力の高い新規光源、量子収率や通信速度の高い新規検出器に据え代え、既存の光学系を新たな光路に乗せて改良することで検出する信号の増幅、イメージング取得速度の向上を行った。従来ではピクセル当たり50ミリ秒のところ、新規装置ではサブミリ秒での測定が可能となり、レーザーによる細胞へのダメージ減少、短時間測定による3D測定などが可能となります。光学系の改良を行う際は新規装置などが必要となるため費用がかかる。それゆえ、担当教員になぜその装置が欲しいのか、購入することによりどのくらいスペックが向上するのかをきちんと根拠をもって説得することに苦労しました。実際に装置を組み込んで結果が改良されたときは何物にも代えられない達成感を得ることができました。

内定者プロフィール

会社名キヤノン株式会社
学校名筑波大学
学部系統数理物質科学研究科
職種技術職
卒業年度2020年
内定日2019年4月5日

選考フロー

エントリーシート、WEBテスト→一次面接→最終面接

面接、ES作成にあたり頑張ったこと、工夫した事

夏からインターンに参加し、早い段階から情報を収集し始めました。また学内説明会でOBやOGの方と話をすることが出来たので、経験者からの実際のアドバイスを参考にエントリーシートを書きました。

就活生へのアドバイス

夏のうちから参加しておくとイベントの度にお誘いメールが来るため、早い段階でイベントに参加することをお勧めします。たとえ1DAYであっても意味はあるので面倒に思わないで参加してみるといいと思います。

キヤノン 2020卒,技術職内定者エントリーシート2

「学生時代に力を注いで挑戦したこと(していること)を教えてください。 (その挑戦において、困難だったことや、その困難にどのようなアプローチで取り組んだか、またその経験から得られたことなどを具体的に記載してください。学業もしくは学業以外でも可)」

大学院の夏期休業中に、実習での○○に挑戦しコンテストで優秀賞を頂いたことだ。実習時にはグループリーダーを務め、同大学・他大学・高専生で構成されるチームをまとめながら日々の成果を上げていった。二週間の期間内でコンテストに間に合うか不安があったが、自らが率先してコミュニケーションと毎日の目標をたてることをグループ内に意識付けた。その結果、意見交換が活発になり、各々担当の責任をもちながら役割を担いプログラミングやアルゴリズムの構築ができたと考える。経路制御と障害物回避を行うコンテストもチーム全員の協力のおかげで優秀賞を頂き、実習中での不安や困難を吹き飛ばすほどに喜びを感じた。

「学部時代の1)研究テーマ・分野 2)テーマの選定理由 3)これまでに成し得たこと 4)研究における独自性や新規性 5)研究過程での気づきや発見 6)苦労した点・改善点 などを踏まえて具体的に教えてください。」

1.DNN(Deep Neural Network)を用いた一枚の画像による疑似HDR画像の色復元・画像処理、人工知能
2.HDR画像の撮影方法として、明るさの異なる画像を複数枚撮影し合成する。現状、複数枚の撮影には手ブレや手間が生じ、被写体が動く撮影の難しさがある。DNNを用いて、高品質なHDR画像の色復元をできれば、それらの問題を解消し手軽に画像を取得できる。
3.従来手法で生成される、一枚の画像による疑似HDR画像は、暗い画像を無理やり明るくする操作を行うため、

HDR画像とは異なる色味やノイズが生じる。提案手法では、画像によってだが色味の復元(HDR画像の色味に近づける)ができた。
4.その提案手法は、DNNの学習を行い、入力データを一枚のLDR画像、正解データを複数枚からなるHDR画像とし、入力が正解に近づく(DNNのパラメータを調整する)ようにする。また正解画像としてRGBの3チャンネルではなくRGBからYUVへ変換し、YUV画像のUV層(色差)のみを使い、色味の復元を行った。
5・6.全ての画像に適応することができなかった

「大学院での1)研究テーマ・分野 2)テーマの選定理由 3)これまでに成し得たこと 4)研究における独自性や新規性 5)研究過程での気づきや発見 6)苦労した点・改善点 などを踏まえて具体的に教えてください。」

1.WGANを用いた疑似HDR画像生成・画像処理、人工知能
2.卒論より精度を上げるため
3.卒論より精度、PSNRなどの数値の上昇が見られた。
4.卒論では、正解画像としてRGB3チャネルでなくYUV画像のUV層(色差)のみを学習させていたが、修論ではRGB画像を学習に用いた。学習として、入力データを一枚のLDR画像、正解データを複数枚からなるHDR画像とし、入力が正解に近づく学習(DNNのパラメータを調整する)を行う。学習として、出力画像を正解画像に近づけるようなパラメータを計算するだけでなく、中間の層において正解画像の特徴に近づく学習(WGAN)を行うことで、HDRの特徴(色味や黒潰れ白飛びが少ない)を持った出力画像を得られる。
5.データセットとして、サイトからダウンロードできるHDR画像と自分で撮影した画像を混ぜて学習を行った。その際に、撮影時間や場所によってHDR画像の色味やノイズの具合が異なることに気づいた。
6.様々な状況にも対応できるように、一眼カメラだけでなくスマホやいろんな機種のカメラを用意することでより精度が高められると考えた。

10年後の世界はどのようになっていると考えますか。それを踏まえ、キヤノンに入社してやりたいこと、実現したいことは何ですか?(できる限り具体的な根拠を示しながら記載してください。)(600文字以内)

10年後の世界は、日常を便利にする技術が進歩し、人々の生活水準が上がることから技術のあたりまえの基準も高くなり、感情を動かすきっかけが減ると考えられる。 その中で、私はIT技術を用いたサービス・ソリューションや製品から世界の感情を動かす仕事をしたい。そのような考えは、身近にあるITサービスを使い、楽しさや衝撃といった感情を覚え、実際に作ってみたいという「好奇心」が芽生えたからだ。現在○○を用いた○○の研究を行っており、AIの技術を用いて芸術や医療などの画像コンテンツをより豊かにしていきたい。現在、共同研究では○○、個人研究では○○というような研究を行っており、今まで実現できなかったことができるということを数値や経験から感じる。そのため、私は○○を「好奇心」を動かすための起爆剤と考える。貴社は、画像処理分野のプロフとして最先端技術をリードし、社会に貢献したいという強い思いがある。また、研修制度などから幅広い最先端技術を学ぶことができ、○○分野の新たな可能性を見出すための知識や機会を熟知しているとニュースリリースなどからも感じ、貴社の中で自分を成長させながら世界に感情を動かすきっかけを提供していきたい。

内定者プロフィール

会社名キヤノン株式会社
学校名非公開希望
学部系統情報工学
職種技術職
卒業年度2020
内定日2019年4月27日

選考フロー

エントリーシート・WEBテスト 締め切り1週間後くらい
→ 1次面接 面接が終わり1週間後
→ 最終面接 面接が終わり3日後
→ 内定

面接、ES作成にあたり頑張ったこと、工夫した事

一次面接では研究などの技術について、最終面接では会話からコミュニケーション力のことをそれぞれ重視していると感じました。また、組織の中で何かを成し遂げる時に、どう考えてどう行動するか、という所も見られたような感じがしました。研究から得られたことを今後キヤノンでどのように活かしたいかということも重要視されていると感じました。

就活生へのアドバイス

就職サイトであらゆる業界・規模の企業を取り扱っているリクナビ・マイナビであったり、就活情報・先輩たちの口コミや過去のエントリーシートを集めているunistyle・就活ノート・みん就を活用し企業分析を行うことが大切です。このインターンシップガイドもたくさん利用してください。

キヤノン 2020卒,技術職内定者エントリーシート3

10年後の世界はどのようになっていると考えますか。それを踏まえ、 キヤノンに入社してやりたいこと、実現したいことは何ですか? (できる限り具体的な根拠を示しながら記載してください。)(600文字以内)

私は身近にある製品の設計に携わり、人の暮らしを豊かにするものづくりがしたいです。そして、将来的にはこれまでの生活スタイルを刷新するような新しい製品を生み出したいです。例えば、ドローン型のコミュニケーションロボットです。10年後の世界は技術が発展し、利用者の生活をサポートするロボットを、一人一台所有するような世界になっていると思います。ニーズに応じて家事、歩行アシスト、介護支援などが考えられますが、その中で私は利用者に寄り添い、状況の把握や対話が可能なドローン型ロボットを想定します。これはカメラと人工知能を搭載し、生活の中の一コマを写真や動画として残すことや、カメラを通して得られる周囲の情報をもとに利用者とのコミュニケーションが可能です。周囲の情報を正確に認識する必要があるため、高いイメージング技術が要求されます。こういった製品は、世界的シェアを誇るカメラ事業で培ったイメージング技術があり、その技術を新しい分野へ活用することに挑戦する貴社でこそ実現可能だと考えています。また、必要とされる技術はハード面、ソフト面で多岐に渡るので、技術者が協力し合うことが不可欠だと思います。私は卒業研究が研究室の専門外の分野でしたが、他の研究室の方とのコミュニケーションを通して知見を得ることで目標を達成しました。このコミュニケーション能力を活かし、設計者として貴社に貢献したいと考えています。

学生時代に力を注いで挑戦したこと(していること)を教えてください。 (その挑戦において、困難だったことや、その困難にどのようなアプローチで取り組んだか、またその経験から得られたことなどを具体的に記載してください。学業もしくは学業以外でも可)(400文字以内)

私の挑戦は大学二年生の時に、英会話への苦手意識をなくし会話を楽しむために二週間の短期留学に参加したことです。留学先はそれまで渡航したことのなかったタイにしました。留学先では私の面倒を見てくれるバディが私を学生寮に迎え入れてくれました。初めは相槌をうつことしかできませんでしたが、日本の文化について英語で懸命に話し、共通のアニメの話題で盛り上がったことをきっかけに打ち解けることができました。思い悩む前に行動にうつし、経験を積むことが目標の達成に繋がったと思います。留学の成果を感じたのは、

修士一年生の夏に研究室にタイから留学生が来た時です。短期留学で得た積極性とタイの知識を活かして英会話を楽しむことができました。また、実験に留学生を呼び、実験手順とその手順の意味を説明しながら行いました。後日のゼミで留学生の発表内容に説明した内容がくまなく盛り込まれおり、自分の英語に自信を持つことができました。

卒論 1.研究テーマ・分野 2.テーマの選定理由 3.これまでに成し得たこと 4.研究における独自性や新規性 5.研究過程での気づきや発見 6.苦労した点・改善点 などを踏まえて具体的に教えてください。(500文字以内)

ポテンショスタットという測定機器を一から作り上げ、小型化しました。部品の検討から作製した装置の評価までの、ものづくりの一連の流れを経験したいと考えこのテーマに取り組みました。この機器は3 電極を持ち、電極上の酸化還元反応の様子を測定するものです。研究は必要な部品の検討、購入、基板に部品をはんだづけ、動作確認、市販のポテンショスタットとの比較、という順序で進めました。私の研究室は物性系だったので回路の設計に詳しい人がおらず、自力で勉強をして研究を進める必要がありました。そのため、わからないことを調べるだけでなく、他の研究室へ行き知見を深めました。私の研究内容を全く知らない人と議論をするので、何がしたくて、どこまでわかっているのかという情報を過不足なく、明確に伝えるよう意識をしていました。実際に回路の中に複数含まれているOPアンプという部品の動作でわからない部分がありましたが、この工夫で的確な回答や、議論の中に解決のヒントを得ることができました。結果として市販のものよりも小型で、同様の測定が可能な機器を作り上げました。この経験から、他者との会話はあらゆる課題の解決に繋がると考えています。

修論 1.研究テーマ・分野 2.テーマの選定理由 3.これまでに成し得たこと 4.研究における独自性や新規性 5.研究過程での気づきや発見 6.苦労した点・改善点 などを踏まえて具体的に教えてください。(500文字以内)

電気化学発光(ECL)に適したグラフェン透明電極の探求のため、単層と多層のグラフェン電極を作製し、性質の違いがECL特性に及ぼす影響を評価しています。研究の大きな目標は病院の検査装置を小型にし、検査を身近で手軽にすることです。卒業研究時からの目標の達成に必要な知見となるので、大きく分野は変わりますがこのテーマを選びました。電極上の化学反応時に起きるECLは病気の診断装置に用いられ、体液に含まれ検査の指標となる物質の量をECL強度から測定します。電極に透明なグラフェンを利用すると光度計の配置の自由度が増し、装置の小型化が望めます。電極下側に光度計を配置する際、電極の透明性が重要です。ここで、多層グラフェンは単層に比べ、機械的強度が高く電極の内部抵抗が低いという利点がある一方、透過率は下がってしまいます。グラフェン透明電極のECL応用例は少なく、電極性質によるECLへの影響は不明瞭だったため、各要素を定量的に評価し最適な電極の条件を探りました。多くの電極性質の要素を分離してECLへの影響を考えることに苦労しましたが、多角的な面から実験結果の考察を行い影響力のある要素を抽出することができました。

内定者プロフィール

会社名キヤノン株式会社
学校名非公開希望
学部系統理工学研究科理工学専攻電気電子工学科
職種技術職
卒業年度2020年
内定日2019年4月25日

選考フロー

ES→SPI→マッチング面談2回→マッチング成立

面接、ES作成にあたり頑張ったこと、工夫した事

企業研究をして、ESの設問と自分の考えとキヤノンの強みをどう結び付けていくかをよく考えました。

就活生へのアドバイス

面接は面接官によって雰囲気はだいぶ違うようです。厳しめの質問も少々ありましたが、目標であっても、それを理解し、何が必要なのかを明確に答えられたことが評価されたかな、と思います。また、学校での成績等、真面目に学業に取り組んでいる学生かどうかをみるような質問も多かったです。

キヤノン 2020卒,総合職内定者エントリーシート

10年後の世界はどのようになっていると考えますか。それを踏まえ、 キヤノンに入社してやりたいこと、実現したいことは何ですか? (できる限り具体的な根拠を示しながら記載してください。)

私は、多くの人がより長く健康でいられることを目標に病気の治療や予防のヘルスケア事業に貢献するとともに、利益創出することで貴社を支えたい。10年後には、日本においては少子高齢化が進み人口の3分の1が高齢者になるという予測が立てられている。また、生活習慣病患者が世界的に増加すると報告されている。このことから、10年後は医療費増大という国家レベルの問題となり、健康の需要が高まっていると考える。そこで、私は非常に多くの人に貢献できるヘルスケア事業を扱いたい。現在、貴社のヘルスケア事業は事業構成比が低いが今後伸び、貴社の柱となることができる分野である。そのためにヘルスケア事業をプリンティングやカメラに次ぐ事業としたい。また、

研究室での経験から専門性を高め、それを応用していくことにやりがいを感じているため、貴社のような技術力の高い環境で活躍したいと考えている。そして、アルバイトで新人教育に関わり、新人と社員の間に立ち双方のニーズを満たすという経験から広い視野を持ち多くの人とコミュニケーションをとって課題を解決することも魅力に感じている。そこで、私の相手から信頼を得る力や周りの環境を変える力を発揮したい。

学生時代に力を注いで挑戦したこと(していること)を教えてください。 (その挑戦において、困難だったことや、その困難にどのようなアプローチで取り組んだか、またその経験から得られたことなどを具体的に記載してください。学業もしくは学業以外でも可)

私は、学生時代に居酒屋のアルバイトでのリーダーとしての役割に力を注いで挑戦した。そこではホールスタッフとキッチンスタッフの連携が取れていないことを課題として感じており、クレームやスタッフの負担の原因となっていた。まず、問題の要因として、ホールとキッチンそれぞれが自分本位になっているためお互いを尊重できていないこと、それはお互いの仕事を知らなさすぎることが原因だと分析した。私は、問題を解決するため、違うポジションを経験することが有効だと考えた。周囲の人に協力を求めることは困難であったが、意図を説明することで、この施策を納得してもらい、実践した。その結果、相手の仕事を知ることができ、相手のことを考えられるようになったため、連携がとれ、働きやすい環境を得ることができた。私は、相手のことを良く知ることが働くうえで必要であると感じた。また、相手を知り、相手の側に立つことで、信頼も生まれると知った。

内定者プロフィール

会社名キヤノン株式会社
学校名非公開希望
学部系統非公開希望
職種総合職
卒業年度2020年
内定日2019年6月1日

選考フロー

ES,テストセンター→一次面接→最終面接→内定

面接、ES作成にあたり頑張ったこと、工夫した事

論理的に書くこと。また、読みやすさにも気を付けた。

就活生へのアドバイス

面接では、熱意を伝えることが一番である。

キヤノン 2017卒,事務系内定者エントリーシート

あなたが学生生活で最も力を入れて取り組んだことを2つ教えてください。

◆(1)学業について(400文字以内)
あなたの大学での研究テーマまたは特に力を入れている学問は何ですか。 また、その研究テーマ、学問にどのように向き合っているか、具体的に記載してください。 (その学問の魅力、取り組み事例、そこから得たことなど)

「フランス人と日本人が恋人になった時の弊害と対策」
世界を舞台に活躍したい。だから英語で開講し、外国人交換留学生(17カ国)が受講する授業に唯一の日本人として属し、上記テーマに取り組んでいる。
(魅力)
バックグラウンドの違う人との関係構築力を向上できる。 相手との違いを事前に知っておくことで、異文化下でも適切な振る舞いができるようになる。また、たとえ相手が失礼なことをしても理解を示し、柔軟に対応できるようになる。
(取り組み事例)
多様なメンバーと、日本とフランスの国民性や文化の違いを議論やインタビュー通じ、洗い出す。そして、その違いから生じる障害にどう対処すべきか、グループで考え出し、そのまとめをプレゼンテーションで発表する。
(得たこと)
時に母国の文化に従うことが相手を傷つけることがあること、互いの歩み寄る努力で防げる軋轢があることを知った。 他にも、英語を使って多国籍なチームを巻き込む自信がついた。

◆(2)学業以外について(400文字以内) その活動において、困難だったこと、またその困難にどのようなアプローチで挑み、
どのように克服したか、そしてその経験から得たことを具体的に記載してください。 (2)も学業について記載する場合は(1)とは別の内容を記載してください。

「TOEIC340からのスピーチ優勝」
語学留学時、スピーキング力向上の指標に大会優勝を目標とした。 しかし、留学を通じ英語力向上に尽力したが、留学前340の私と、英語に自信のある参加者との英語力には歴然の差があった。そこで、私は勝つためのヒントを得るため相手の練習スピーチの観察を日々行った。すると、高い英語力を持つ人は表現が複雑になる傾向があり、それは観客への「伝わりにくさ」を招くと知った。なので私は、簡単な単語しか使えないことを弱みと捉えるのではなく、スピーチを沢山の人々に聞いてもらい、感想・指摘を盛り込むことで、「最高の伝わり易さ」を実現する強みに変え、勝ちに行くと決めた。 だから、「1日6コマあった授業を全て屋外レッスンへ変更」や「放課後、30回に及ぶ、公園のベンチ上での通行人を前にしたスピーチ」を実行し、原稿に「100名からのフィードバック」を取り入れた。結果、10名の中優勝できた。

あなたがキヤノンで成し遂げたい夢(実現したいこと)を、第一希望職種を選択した理由を含めて記載してください。200字

複合機・プリンターを普及させ、途上国の人々に自由な時間を提供したい。 フィリピン滞在時、印刷やコピーをしたい時があった。しかし、家庭・コンビニには機器が無く、都市部まで行く必要があった。このことから現地の方は印刷に片道40分かけていると知った。だから、貴社製品の提供で今まで消費されていた時間を楽しみのために使わせてあげたい。それを達成するのに、その国のニーズにあった商品を立案できる事業企画がベストだ。

内定者プロフィール

会社名キヤノン株式会社
学校名関西学院大学
学部系統商学部
職種事務系
卒業年度2017年
内定日2016年6月1日

選考フロー

ES・筆記→リクルーター→面接→筆記・最終面接→内定

面接、エントリーシートにあたり頑張ったこと、苦労したこと

簡単に書き、伝えること。学生時代にどういった目標があって、そのために学業とその他を頑張った。そして、その中で◯◯という御社で叶えたい夢に繋がった。と誰でも理解できるように簡単に書いたし、面接で話した。

キヤノン 2015卒,SE内定者エントリーシート

■キヤノンでの希望職種(理由)

自分が今まで学んでいた経営学の知識を活かせると考えたのと、今後の貴社の成長に最も寄与出来ると考えた為である。貴社の中長期戦略や事業推進の為の方向指針を策定し、成長を支援し、貴社の高品質製品を広めていきたい為、経営企画を志望している。

■あなたが力を入れた学問領域

私が専門として学んだ学問は国際経営学である。私は会計・ファイナンス、組織学、マーケティングなど幅広く学んでいたが、その中でも最も力を入れたのは戦略論である。国際経営に当たり、どのような観点がリスクが発生するのか、またそれによって得られるメリットがどういうものかを計算したり、

また戦略自体の立案方法を学ぶ機会を多く得ていた為である。
事例として私が行ったのは、産学連携でのビジネスコンテスト型の講義でローソン、マイナビ、日本HP、日本ロレアル・パリに提案プレゼンを行ったり、ケース分析の授業で様々な企業を分析する機会があった。
そこで私が痛感した事は経営とはいかに難しいものか、こんな事実際可能なのかと思ったのだ。それもあって私はそれに最も関われる経営企画部でそれを挑戦したいと考えた。

■学生時代に力を入れて取り組んだこと

私は力を入れ、成果を挙げた取り組みとしてビジネスコンテストの立ち上げがある。私が所属しているゼミは毎年度ゼミに入った2年次生が機会の無さから仲良くなる事がなく、ゼミ生と交流する事なく1年間過ごしてしまうという問題があった。その問題を解決すべく私は春休みの時期に学びと交流の場としてビジネスコンテストの立ち上げを行った。その為に、提携してくれるクライアント企業を探さなくてはならなく、探した挙句に提携してもらえるように営業そして内容の摺り合わせがあった。また私のゼミだけでは人数が心許ない為、同悩みを持つ他のゼミにも働きかけ、4つのゼミを巻き込んだ。私は総合運営・企画・統括として活動し、工夫した行動としてはメンター制度を設け、同級生のメンター教育を行った事だ。結果として、企業との提携、学生84名、学部教員10名を巻き込む企画となった。

内定者プロフィール

会社名キヤノン株式会社
学校名立教大学
学部系統商学、経営系
職種コンサルタント→ITスペシャリスト(SE)
卒業年度2015年
内定日2014年5月下旬

選考フロー

エントリーシート+webテスト→1次面接→Webテスト→二次選考→最終面接

面接、エントリーシートにあたり頑張ったこと、苦労したこと

エントリーシート提出時には文字数の指定がなかった為、表示されている枠に当てはまるように記述した。 1次面接はほとんどの学生が呼ばれていた。ESに関しては、ほぼ見ていないように思われる。
経営企画という一つの枠しかないポジションをなぜしたいのかを明確にした。なぜ経営ではいけないのか、なぜ営業ではいけないのかを徹底的に考えた。
面接練習などは特に行わなかったが、面接官は学生の勉強に対する意欲を上手く引き出してくれた。やさしい人だったと思う。

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