現役採用担当に聞いた!思わず通してしまいたくなるエントリーシートのコツ、3箇条とは?

就職活動において最初に訪れる関門・エントリーシート。「企業の担当者に実際に会えば採用される自信がある!」なんて意気込んでいても、エントリーシートで躓いてしまえば、内定に辿り着くことができませんよね。
そこで、実際に数多くのエントリーシートを見ている採用担当者の話から、どんなポイントを見ているのか、確認してみましょう。

エントリーシートテクニック

個性を感じないESはNG!自分の言葉で語りましょう。

採用担当者は、多ければ数百枚ものESに目を通しています。巷によくある「エントリーシートの書き方」本は、参考にする程度にしましょう。
なぜならば、フォーマットに沿って書かれた文章は他の多くの就活生も真似ており、大量の書類に目を通している採用担当者からしてみれば「ああ・・・またこのパターンか・・・」となって、読む気も無くしてしまうのだとか。
勢いのある言葉遣いや独特の言い回しで、「なんだかこの学生さん、変わってるなあ」と思わせれば勝ちです。自己PRの前に、「読み物として面白いのか」の視点を持ち併せながら書き進めましょう。
ただし、言葉遣いにおける知性の表現は大切に。「言う」を「ゆう」と書いてしまったり、「ら抜き言葉」を多用したり、「は」を使用するべきところで「わ」を使ってしまったり・・・そんな細かい部分でも印象は変わってしまいます。

具体的に、そしてダイナミックに説明しましょう。

「私は明るい性格で、コミュニケーション能力が高いことが強みです。」そんなことを書かれても、「ふーん」で終わってしまいます。せっかくのあなたの強みを就活の中で真実味を帯びて伝えるには、もう一つ工夫が必要。それは根拠と、そしてその強みが人一倍凄いと感じさせる大袈裟なくらいのエピソードです。
この例で言うと、「明るい」というのは自称できてしまうので、自分が明るい人間であるという根拠を示しましょう。「私は所属するゼミの中であだ名がSUNと呼ばれています。それは性格があまりにも明るいので、太陽に例えられているからです。」と書いてあると、ひとまず「自称」明るい人は免れることができます。
そして、目を引くようなエピソード。上記で言うとコミュニケーション能力の部分ですね。コミュニケーション能力が高い人はいくらでもいるので、その中でも自分が特に秀でていることを証明できるエピソードを加えましょう。「海外旅行に行った際、国王の息子と仲良くなって、宮殿に案内されてしまいました。」なんて書いてあると、そりゃ凄いなあ。と人事担当者は興味をそそられるはずです。

なぜその会社で「仕事」をしないといけないのかを示しましょう。

会社にとって新入社員は投資であり、その分リスクです。いつか必ず自分の会社に利益をもたらすという根拠がない人は採用できません。
「私は電車が好きなので、鉄道会社に勤めたいです。」と言われても、「じゃあ自分のお金で電車に乗ればいいですよね。」と思ってしまいます。
社会はつらいところ。それでも、様々な苦難を乗り越えてその会社で大成する覚悟があるという姿勢、そして、その覚悟をもたらした強烈な体験談や人生での深い経験を、是非アプローチしてください。そして、自分の人生の中で仕事がどのような位置づけにあり、仕事を通じて成し遂げたい夢やビジョンを明確に記しましょう。
学生時代に打ち込んだことを書き込む欄などは、そのPRをするのに最適です。「こんなに強い想いがあれば、この人はきっと頑張るだろうな」と思わせてしまえば、あなたの印象は採用担当の記憶に残るはずです。


大きくわけて3つのポイントを提示しましたが、いずれも「自分がどういう人間で、何故今の自分があるのか」が全くわかっていなければいけません。
まだそこまで至っていない・・・という方は、是非自己分析や他己分析から始めてみてはいかがでしょうか。



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