就職活動において、学生の皆さんが企業に応募の意思表明を最初に行う書面がエントリーシート(ES)です。
WEB上で送信する場合もあれば、手書きのものを提出する場合もあります。ESのみで一次選考を行う企業も一部ありますが、多くの企業はESから絶対的な人物評価ができるとは考えていません。
最初に応募者の就職への姿勢を図ることが目的です。ここでは、ESを書く前に必ず確認すべき3つのポイントを整理します。

ESの目的を理解する
ESを記入する上で学生の皆さんが頭を悩ませるのが、志望動機や自己PRなどの記述でしょう。
どうすれば採用担当者の目に留まるのか、どうすれば個性的になるのか、マニュアル本を必死に読んでいる方も少なくないと思います。
冒頭に述べた様に、企業はまずESで就職への姿勢を図ろうとしています。つまり、志望動機や自己PRという項目で、「業界・企業研究をしているか」「客観的な自己分析ができるか」「何をしたいか」などのポイントを押さえた記述が必要です。
読み手の側に立つ
採用担当者は、大量のESに目を通しますが、「貴重な人財」を得るための最初の出会いとして真剣に向き合っています。
そうした相手の立場を想像し、箇条書きにする、段落を付けるなど、見やすくわかりやすい書き方を心掛けて下さい。
手書きエントリーシートの場合、シートが汚れている、タバコなどの臭いがするなどは論外です。基本マナーが身に付いていないばかりか、咥えタバコで書いている様子を想像され、集中力に欠けるのではと判断されてしまいます。
正しい自己分析をする
自己PRを書くには、自分自身を分析することから始まります。まず初めに、これまでの自分を振り返り、アピールできる長所や実績を探すでしょう。
例えば、あなたは2年間サークルの部長を務め、リーダーシップを発揮してメンバーをまとめてきた実績をアピールするとします。あなたがリーダーシップを十分発揮したと自己評価したとしても、メンバーは違う見方をしているかもしれません。多くのメンバーが、あなたはリーダーというより調整役としてよくサポートしてくれたと評価しているとすれば、あなたの自己分析はズレてしまいます。
つまり、自分から見た自分と他者から見た自分は必ずしも一致しないのです。自分自身の考えと、他者の印象の間のギャップを解消するには、まず自分の強みと弱み、成功と失敗、得意なことと苦手なことなどを書き出してみます。これを信頼できる社会人の方にチェックしてもらうことをお勧めします。親、バイト先の店長などにお願いしてみるのもいいでしょう。他者からの評価と摺り合わせることでより客観的評価ができるはずです。
ESの内容で人物評価が決まるわけではありませんが、面接の話題として取り上げることは間違いありません。
自己PRに書いた内容と面接官の抱いた印象にギャップがあれば、それを解決するための質問を受けます。自分を良く見せようとESを飾ってみても、それは見抜かれ、あなたの評価を下げることになるのです。
ESをどう書くか悩む以前に、就職活動への心構えを整え明確な将来像を確立しましょう。それができれば、あとは自分の思いをしっかり伝えるだけなのです。
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