これだけは得て帰ろう!就活生が会社説明会でチェックしておくべき3つのこと

華やかな映像、会場の熱狂、人事担当のプレゼン…会社説明会に行くと「なんだかいい会社な気がするなあ」と思いつつ、帰って調べてみると、えっ!高い離職率に驚き!
会社説明会で語られる会社の姿と、企業の実態は印象が違うもの。うっかり説明会熱にやられて理想と乖離した会社に入社してしまわないように、説明会でチェックしておくべき3つのポイントについてまとめました。

説明会のチェックポイント

本当にここでやっていける?最低限の給料ラインと残業のバランス

説明会の社員インタビュー。そう歳の変わらない若手でマネージャー登用、年収800万円。
自分もこんな風に!と拳を握りそうになりますが、もちろんそんなにデキる人は会社にはごく一部。会社の給与形態や本人の仕事ぶりにもよりますが、ほとんどの新人が入社時と比較して劇的な昇給はなしに数年間を過ごすことになります。
ボーナスを含めた新卒1年目の「平均年収」と「最低年収」がいくらなのかは確認しておきましょう。
そして、残業時間。「どのくらいですか?」と質問すると、「時期によるので…」と濁されてしまいがち。「繁忙期は平均何時間、繁忙期以外は平均何時間」など、働いている時の生活イメージがつくように質問しましょう。
慢性的に常識の範囲を超えた残業を強いている会社だと、具体的な数字が出て来ないことがよくあります。

何の為に働くの?企業理念に対する取り組み

この会社が語っている企業理念、これこそまさに私が追い求めたいことだ!そう思って入社したのに、会社で言われることは売り上げのことばかり。これじゃあどの会社に入っても一緒だったのでは…。
企業理念を大仰に掲げながらも、実情は社会貢献や企業価値はどうでもいい、大切なのは売り上げだけ、という会社はなかなか多いのです。
そんなミスマッチを防ぐために、会社が「言っていること」と「やっていること」に食い違いがないかもチェックしておきましょう。
まずは「求める人材」について。理念を大切にしているのであれば、求める人材はその理念を遂行できそうな人になるはず。
企業側が提示する人材の条件に、理念に関連する志を何らかの形で求めていなければ、その会社の理念は形だけのものかもしれません。
そして、具体的な取り組みや制度の有無。お金以外の価値を社会に生み出そうとしている会社なら、社員の想いやアイデアを形にする制度や、そこに対して投資をしているはずです。
そんな紹介がひとつもなければ、自分が仕事を通じて社会に貢献している!というやり甲斐をあまり感じられない会社かもしれません。

違和感を嗅ぎ取れ!社風ばかりのPR…

安定した企業や魅力的な企業はPRする点が沢山あります。
ビジネスモデルそのものが斬新で、それによってメディアへの訴求力が高く、売り上げも前年比150%以上、福利厚生も年々良くなっており、企業規模は拡大し続け…といったように、説明会でもネタが尽きません。
では、他社と比較してPRできる部分が少ない会社はどんなところを推してくるのか?それは「仕事へのやり甲斐」と「社風」。
その会社にたまたま入った優秀な人の活躍ぶりにフォーカスし、みんな仲良く楽しく仕事…。それは見せ方によってはどの会社でもできること。
「人」以外の部分でどれだけ実績を上げ、社会でどのように評価されているのか。客観的な事実が少ない会社は要注意です。


説明会は選考への入り口に過ぎません。面接に進んでしまうとなかなか聞きにくい質問は、説明会のうちにどんどん投げかけておきましょう。
選考に進む前の情報収集で、あなたによりぴったりな企業を選び出せる確率は増えていきます。



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