就活の会社説明会で何を質問するべきか
会社説明会に行っても何を質問したら良いかわからない、もしくは質問したいことはあるけれど「これって質問していい内容?」などと悩んでいる就活生の方も多いのではないでしょうか。
会社説明会で質問すれば自分の知りたい情報を得られるのはもちろん、的確な質問をすることで企業の担当者に好印象を与えることができます。逆に的外れな質問やネガティブな質問をしてしまうと、初めから悪印象を与えてしまうことも。
ここでは、会社説明会でのマナーや好印象を与える質問について解説します。

- ・会社説明会での基本的なマナー
- ├会場に入る前にコートを脱ぐ
- ├開始10分前には着くようにする
- ├携帯の電源を切っておく
- └挨拶をきちんとする
- ・会社説明会で質問をするときのマナー
- ├挙手する際は指先まで真っすぐ垂直に挙げる
- ├指名されたら大きな声で返事をする
- ├質問をする前に名乗る
- ├質問は1度につき1回にする
- ├簡潔にまとめる
- └お礼を述べてから着席する
- ・こんな質問は好印象!
- ├具体的な質問になっている
- └他の人にとっても、役に立つ
- ・好印象を与える質問集
- ├「入社後に必要となる資格や能力はありますか?」
- ├「平均的な1日のスケジュールを教えてください」
- ├「就職活動をするなかで、御社を選ばれた理由を教えてください」
- ├「入社する前と入社した後で印象が変わった点はありますか?」
- └「御社で活躍している方にはどんな人が多いですか」
- ・悪印象を与えてしまう恐れがある質問
- ├「御社の主な事業には何がありますか」
- ├「休日は何をされていますか」
- ├「残業はどの程度ありますか」
- └「離職率はどの程度ですか」
- ・まとめ
会社説明会での基本的なマナー
企業の方から直接話を聞くことができる貴重な機会である、会社説明会。説明会で質問する際にもマナーや礼儀は大切です。
ここでは、会社説明会に参加する際に気をつけるべきマナーをご紹介します。ぜひ以下のことを意識して臨みましょう。
会場に入る前にコートを脱ぐ
面接やOBOG訪問のときにも共通していますが、会場に入る前にコートは脱いで、手で持つようにしましょう。コートを脱ぐだけでなく、コンビニ袋などのビニール袋はカバンに入れ、リュックはおろします。
開始10分前には着くようにする
遅刻をすると、会社の方に迷惑をかけてしまいます。印象が悪くなり、やる気がないように見えることも。多少の電車の遅延があったとしても遅れないように、早めに行くようにしましょう。
携帯の電源を切っておく
説明会の最中に携帯がなってしまうと、周囲に迷惑をかけることになります。マナーモードに設定しておくか、できれば電源を切っておくのが望ましいでしょう。
挨拶をきちんとする
受付や担当者の方などに、挨拶は欠かさないようにしましょう。笑顔でハキハキと挨拶をする学生は好印象になります。社員の方とすれ違うときなどは、挨拶はしなくても軽く会釈をするようにします。
会社説明会で質問をするときのマナー
会社説明会に参加すると、質疑応答の時間が設けられていることが多いです。質問するときには、以下のことに気を付けるようにしましょう。
挙手する際は指先まで真っすぐ垂直に挙げる
挙手するときは、企業の担当の方の目につきやすいように、しっかりと挙げるように しましょう。
指名されたら大きな声で返事をする
もし指名されたら黙って立つのではなく、「はい」とはっきりと返事をしてから立つようにします。
質問をする前に名乗る
質問をする前に、簡単に名乗るようにしましょう。「○○大学の△△と申します。本日は貴重なお話ありがとうございました」と大学名、氏名、お礼を言えば十分です。
名乗ることは大切ですが、詳しい自己紹介などはする必要はありません。前置きが長くなりすぎないようにします。
質問は1度につき1回にする
質問は、1度の指名につき1つにします。どうしても複数したい場合は、事前に「2点伺いたいことがあるのですが、よろしいでしょうか?」などと確認するようにしましょう。質問は、多くても2つまでです。
簡潔にまとめる
質問内容は、簡潔にまとめるようにしましょう。多くの学生が質問する場合、ひとりにさける時間は限られています。だらだらと話すことのないよう、質問する前に頭の中で質問をまとめておくようにします。
お礼を述べてから着席する
質問に答えて頂いたら、「ありがとうございました」とお礼を述べてから着席しましょう。 質問をすることで、自分の知りたいことを聞くことができます。最低限のマナーにだけ気を配り、積極的に質問するようにしましょう。
こんな質問は好印象!
良い質問とは、どういった質問でしょうか?良い質問の特徴について解説します。
具体的な質問になっている
良い質問というのは、自分が知りたいことを的確に引き出せる質問です。抽象的な質問をしてしまうと、相手も何を答えればいいのか困ってしまいます。質問するときには、できるだけ具体的にするようにしましょう。
他の人にとっても、役に立つ
自分だけでなく、他の会社説明会参加者にとっても、役に立つ質問は良い質問だといえます。個人的な相談をするのではなくて、他の学生にも役に立つかどうかを考えた上で質問するようにしましょう。
好印象を与える質問集
では、実際どのような質問をすればいいのでしょうか?ここでは好印象を与える質問の具体例をご紹介します。
「入社後に必要となる資格や能力はありますか?」
入社後のために今から努力をしたい、という前向きな気持ちが伝わってきます。良くある質問の一つでもありますので、質問の仕方は自分なりに少し変えられると良いですね。
「平均的な1日のスケジュールを教えてください」
どのような仕事をしているのか全体像を理解しておくと、入社した際のイメージがつきやすくなります。また、日頃の業務まで意識して志望動機を練るなどすれば、会社のことをより理解していると捉えてもらうことができます。
「就職活動をするなかで、御社を選ばれた理由を教えてください」
会社を選ぶ基準の参考になったり、その会社の強みや雰囲気を知ることに繋がります。また、実際に選考を突破した人の志望理由は、自分自身の志望理由を考える上でも役に立つことがあります。
「入社する前と入社した後で印象が変わった点はありますか?」
具体的な仕事内容を知ることで志望動機作成の材料になったり、自己PRで何をアピールすればいいか見えてきます。自分で調べるだけでは気づかない企業の特徴を知れることもできるので、より企業について理解を深めることもできます。
「御社で活躍している方にはどんな人が多いですか」
実際に会社で働いている人にどんな人が多いか聞くことで、企業が求めている人物像や資質について詳しく知ることができます。それを自分の自己PRに盛り込むことができれば効果的なアピールになります。
悪印象を与えてしまう恐れがある質問
少し調べればわかるような質問や、働くことに後ろ向きな質問も良い印象を与えません。その会社で働きたい!という気持ちが強く反映されるような質問を出来るよう心がけましょう。ここでは良くない質問の例をご紹介します。
「御社の主な事業には何がありますか」
公式サイトを少し見たり質問タイムの前の説明を聞いていればわかるようなことを質問するのは失礼です。絶対に避けるようにしましょう。
「休日は何をされていますか」
休みの日はちゃんと休めているのか、ワークライフバランスを知ることが出来る質問になりますが、休日の過ごし方は人それぞれ。答える人も、自分なりの過ごし方を答えてはくれますが、人それぞれですね・・・と困らせてしまいます。
座談会などで打ち解けて雑談のようになっているときに話の流れで質問するのはアリですが、大規模な説明会で手をあげて聞くのは避けた方が無難です。
「残業はどの程度ありますか」
働く前から残業時間を気にしているというのは、あまりいい印象を与えません。志望度や意欲が低いとみなされてしまう可能性もあるので、残業に関する質問は避けましょう。 ワークライフバランスや給料、残業・休日など説明会で質問しにくいことを知りたい場合は、OB・OG訪問などを行い打ち解けた場で質問すれば、企業の採用担当者にマイナスなイメージを与えなくて済みます。
「離職率はどの程度ですか」
気になるところではありますが、企業にとってネガティブなことを説明会の場で聞くのは好ましくありません。また残業・離職率に関しては会社紹介に書いている場合も多いので確認してみるといいでしょう。
また「出産・育児」に関しても女性は気になる部分ですが、質問の仕方は工夫するようにします。あくまでも働くことに意欲的であることをアピールしながら質問しましょう。
合同説明会をまとめてチェック!
まとめ
今回は、会社説明会のマナー、好印象な質問、悪印象な質問についてご紹介しました。知りたいことを知るために質問するというのはもちろんですが、仕事への前向きな姿勢が見受けられるような質問をすれば好印象になります。逆にネガティブな質問は悪い印象を与える可能性があるので、注意してください。説明会では、適切な質問をするように心がけましょう!
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