就活生のみなさん、就活は順調ですか?ES(エントリーシート)や面接の自己PRがうまく書けないと、悩んでいる人も多いのではないでしょうか? 今回は、就活で必ずと言っていいほど聞かれる自己PRで、「向上心」をアピールする方法を例文付きで紹介します。向上心はどんな企業に入っても求められる能力ですので積極的にアピールしていきましょう。 向上心について、エントリーシートの書き方で困っている方はぜひチェックしてみてください。

- ・就活の自己PRで「向上心」をアピールするのはあり?
- ├就活で「向上心」のある人材は高評価
- └企業が求める人物像を見極める
- ・就活の自己PRで「向上心」をうまくアピールするコツ
- ├「向上心」の意味を明確にする
- ├具体的なエピソードを盛り込む
- └「向上心」を別の言葉で言い換える
- ・大学の部活で「向上心」を発揮したことをアピール
- ├部活で「向上心」を発揮する場面は?
- └自己PR文章の具体例
- ・アルバイトで「向上心」を発揮したことをアピール
- ├アルバイトで「向上心」を発揮する場面は?
- └自己PR文章の具体例
- ・ゼミ・研究で「向上心」を発揮したことをアピール
- ├ゼミや研究で「向上心」を発揮する場面は?
- └自己PR文章は?具体例
- ・最後に
就活の自己PRで「向上心」をアピールするのはあり?
就活で「向上心」のある人材は高評価
まず、そもそもですが自己PRとして「向上心」は適切なのでしょうか?結論から言ってしまうと、就活にはかなり有効です。
企業は向上心のある人材を常に求めています。日々の仕事の中で向上心をもって取り組めるか否かで、成長速度に大きな差が現れるからです。
多くの企業の新卒採用は、ポテンシャル採用と呼ばれ未経験者を採用します。同じ未経験者ならば、即戦力になってもらうためにも強い向上心を持った人材を多く採用したいと考える採用担当者は多いです。
企業が求める人物像を見極める
向上心があるということはいいイメージを持たれることがほとんどですが、伝え方によってはアグレッシブな印象を与える可能性があります。
目的意識を持ってどんどん成長していきたいという人物像が、企業が求める人材のイメージと一致しているかを見極めることも大切です。
落ち着いて地道に努力することが求められるような社風なら、資格取得や勉強などのエピソードを用いて「向上心を持ってコツコツ努力することができる」という伝え方にするなど工夫するといいでしょう。
就活の自己PRで「向上心」をうまくアピールするコツ
具体的にはどのように向上心をアピールすればよいのでしょうか?ここではうまくアピールするためのコツを3つご紹介します。
「向上心」の意味を明確にする
就活の自己PRで「向上心」をうまくアピールするには、「向上心」が何を指しているのかを自分の中で明確にする必要があります。採用担当者や面接官から深掘りされた際に自分の言葉で向上心を表現できるようにしておきましょう。
【例】
面接官:「あなたにとって向上心とはどのような能力ですか?」
学生:「私にとって向上心とは、設定した目標に対し継続的に努力できる力のことです」
具体的なエピソードを盛り込む
エントリーシートの書き方や面接全般に言えることですが、どんな主張にも必ず根拠が必要です。根拠がなく、主張のみになってしまうと説得力に欠ける可能性があるからです。
説得力のある根拠として最も使いやすいのが、自分のエピソードです。主張に繋がるきっかけとなったエピソードを自己PRに盛り込みましょう。
「向上心」を別の言葉で言い換える
自己PRで「向上心」をアピールする就活生は少なくありません。ただ「向上心があります」というだけでは、採用担当者に「他の就活生と同じようなよくある自己PRだな」という印象を与えてしまいます。
独自性を出すために、「向上心」を別の言い方で表現してみましょう。例えば以下のような言い回しも可能です。
・目的意識が高い
・成長意欲がある
・常により高いレベルを目指す
・現状に甘んじない
他の就活生とかぶらないような、自分らしい表現を考えてみてください。
大学の部活で「向上心」を発揮したことをアピール
大学で部活をやっている場合、「向上心」をアピールしやすいエピソードがたくさんあると思います。
部活で「向上心」を発揮する場面は?
どんな部活であれ、自分なりの目標(大会優勝など)に向かって継続的に努力したエピソードがあるはずです。向上心を持って目標を達成したエピソードを積極的にアピールしていきましょう。
自己PR文章の具体例
私の強みは向上心です。大学では卓球部に所属しており、最後の県大会では優勝することができました。
卓球は高校までやっていたのですが、大学の卓球は周囲のレベルが一段と高く入部したての頃は思うような結果を出すことができませんでした。そこで、大学一年の夏に県大会優勝を目標にした練習メニューを自分なりに作成し日々こなすようにしました。
部活が終わり帰宅してからは家で卓球ノートを作り、練習の反省や試合結果から自分の課題を抽出して、練習メニューに反映させました。
結果として、最後の大会では目標だった県大会優勝を果たすことができました。御社に入ってからも、持ち前の向上心を武器に目標に向かって邁進していきます。
アルバイトで「向上心」を発揮したことをアピール
アルバイトの現場でも、「向上心」をアピールするエピソードはたくさんあるでしょう。
アルバイトで「向上心」を発揮する場面は?
向上心が発揮される場面は短期バイトよりも長期バイトの方が多いでしょう。短期のバイトだと、向上心が芽生える前にバイト自体が終了してしまうことが多いためです。長期バイトの経験があるならば何か向上心を感じる場面があるはずなので、そこをアピールしましょう。
自己PR文章の具体例
私の長所は向上心です。3年間塾講師のアルバイトとして受験生の指導をしており、前回の大学入試では生徒全員を志望校に合格させることができました。
私が塾講師のアルバイトで向上心を発揮した場面は、生徒への指導方法です。講師を始めた頃は極力マニュアル通りに指導をし、生徒ごとにムラがでないように意識しました。しかし、思うように生徒の成績が伸びず講師としての力不足を痛感しました。
そこで、マニュアル通りの指導ではなく、生徒ごとに指導方法を変化させるように指導方法の見直しを行いました。具体的には、苦手科目は理解度を優先するために講義の時間を増やしたり、得意科目は演習量を優先するために宿題の量を増やし講義時間を減らしたりしました。
そのような試行錯誤の結果、塾講師としての自分の能力が向上していくのを実感できるようになりました。結果として、前回の大学入試では担当した生徒5人全員を第一志望の大学に合格させることができました。
御社に入ってからも向上心を持って能力を磨き、ビジネスに貢献していきたいです。
ゼミ・研究で「向上心」を発揮したことをアピール
ゼミや研究の経験をもとに、「向上心」をアピールできないか考えてみましょう。
ゼミや研究で「向上心」を発揮する場面は?
やはり目標に向かって継続的に努力したエピソードが望ましいでしょう。ゼミや研究は日々の活動の積み重ねですので、どのような努力を継続的に行ったか具体的に書くようにします。
自己PR文章は?具体例
私のアピールポイントは向上心です。大学の研究ではシミュレーションのためにプログラミングを1から学び、国際論文を通すことができました。
私の研究テーマは情報セキュリティの暗号に関する研究です。暗号は素数と素数の組み合わせで作られるので、シミュレーションプログラムを作成し理論の実証をする必要がありました。
私は理学部だったのでプログラミングの知識は全くありませんでした。しかし、研究成果を論文に載せるためにプログラミングを一年間で学びました。具体的には、情報工学科の講義に出席し基礎を学んだり、ベンチャー企業のインターンシップに参加しました。
最後には自力でシミュレーションプログラムを実装することができ、結果を載せた論文を国際学会に通すことができました。御社に入ってからも持ち前の向上心を持って仕事に励んでいきたいです。
最後に
自己PRで向上心をアピールする際のポイントと、例文をまとめました。向上心は社会で必ず求められる能力ですので、積極的にアピールするとよいでしょう。
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