【例あり】自己PRを一言でアピールする方法!印象に残る言葉の選び方

自己PRを一言で伝えるのは難しいものです。就活の履歴書やES(エントリーシート)、面接での自己PRに対して苦手意識を持っている方は多いと思います。

その中でも特に「一言で」「簡潔に」といった要望が付け加えられると余計にパニクってしまうかもしれません。しかし、そういった要望がなくとも、自己PRは簡潔かつ一言で面接官に伝えた方が印象に残りやすいものです。

自己PRを一言でアピールする時には、どのようなことに気を付けるべきなのでしょうか?ここでは自己PR作成のポイントやコツを解説します。例文もご紹介するのでぜひ参考にしてください。

目次

自己PRは何のために行う?ポイントは

そもそも自己PRはなぜ行うのかということから紐解いていきましょう。なんとなく、何も考えずに自己PRをしてしまうと、全く印象に残らないばかりか、むしろ逆効果になってしまうことさえあります。

自分の個性や強みがその会社に合っているアピール

自己PRを求められるのは、その学生について知りたいということですが、どのようなポイントを見られているのかを改めて考えてみましょう。

もしも戦略的に面接に挑む方であれば、より「私は御社の求める人材に合っています、こんなところが強みですがきっとそれは御社に貢献できるポイントだと思います」というような内容にまとめあげることができるでしょう。

無理矢理うそを並べてその会社に合っているようなふりをすることは入社後に自分の首を絞めるだけなのでおすすめできませんが、いくつかある長所の中からよりその会社に合ったものをチョイスしてその1点を強調して相手に伝えるというのは必要かもしれません。

印象的なPRで覚えてもらうことができれば有利に

面接官や人事担当者は場合によっては数千人の学生と会い、その中から数人~数十人の内定者を選ばなければいけません。そのため、少しでも印象に残り、「そういえば◎◎って言ってた子がいたな」と思い出してもらうことは大切です。

しかし、あまりにも長い自己PRだとそもそも覚えてもらうことが難しいかもしれません。一言かつ簡潔なキャッチコピーのようなものがあれば、より印象に残りやすいでしょう。

一言で自己PRをする際のポイントは

それでは、一言で自己PRをする際にはどのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。いくつかのポイントがありますので、お伝えしていきます。

自分のアピールポイントを1つに絞る

まずは、自分のアピールポイントは1つに絞るということ。ただでさえ一言で、簡潔にというのは難しいものですが、伝えたいことがたくさんありすぎるとそれを一言で伝えることは困難になります。

「これだけは伝えたい!」「ここだけは自信がある!」という一点突破型でいくのがより相手の印象に残るためのコツでもあります。

シンプルでわかりやすいことが大切

さらに、自己PRというとどうしてもあれこれたくさんのことを言いたくなると思いますが、できるだけシンプルでわかりやすくまとめましょう。

ちょっとひねったほうが面白くて印象に残るんじゃないか?キャッチ―なコピーがないと埋もれてしまうのではないか?と思ってしまうかもしれませんが、あまりひねりすぎるのもリスクが伴います。

シンプルに自分は何が得意で何に自信があるのか、をどんな立場でどんな価値観を持った人が聞いてもすんなりと理解しやすいことばで伝えることを意識してみましょう。

効果的な一言自己PRの作り方

一言自己PRは、シンプルに簡潔にまとめる必要があります。どうしてもうまくまとまらないという方のために、一言自己PRの作り方を解説します。

わかりやすい自己PRの構成

一言自己PRは、次のような構成で考えるとまとまりやすいです。

①結論
②エピソード
③職場でどういかせるか

「私のアピールポイントは〇〇です」と、まずはじめに一文で自己PRをわかりやすく伝えましょう。

それから、そのアピールを証明するような体験談やエピソードを盛り込みます。エピソードは数字などを使ってなるべく具体的に話しましょう。だらだらと長くならないよう注意してください。

そして最後は、「そのアピールポイントを仕事でどういかしたいか」で締めくくります。

一言自己PRには自己分析が欠かせない

一言自己PRがなかなか思いつかない場合は、自己分析が足りないのかもしれません。時間をかけて、じっくりと自己分析をやり直してみるのがいいでしょう。

自分にはアピールできる経験やスキルがないと思うかもしれませんが、自慢できるような成果や実績がなくても構いません。

好きなことや楽しかった経験などを思い出して、自分の性格のいい部分や得意なことを見つけてみてください。

企業分析で「求められる人物像」をイメージ

一言自己PRで大切なのが、「アピールポイントを仕事でどういかすか」ということです。ただ長所や得意なことをアピールするだけでなく、その長所や得意なことを仕事でいかせることをアピールしましょう。

そのためには、その企業の仕事や社風をよく理解できていなければなりません。どんな事業に力を入れているのか、どんな人物が活躍しているのかなど、企業の文化や仕事については徹底的にリサーチをしましょう。

自己PRを一言でアピールする例

それでは、自己PRを一言でアピールするための例を2つご紹介します。どちらも決して派手だったりひねりを聞かせたりしている文章ではありませんが、伝わりやすくするための工夫をしています。

最初に結論を言う

まずは、最初に結論として一言で自分の長所や強みを言い切ってしまうことです。これは、社会人になってからの上司への報告やプレゼンなどでもとても大切になってきます。

「『自分ゴト化』が私の信条です。ニュースをみていても、友達や家族の話を聞いているときも常に「もし自分が同じ立場になったならどうするか?」を常に考えながら話を聞いたり物事を考えたりしています。これは相手の気持ちを想像することにもつながりますし、いざ自分が似たような状況になったときにも1度想像したことがあるのでどうすべきかがすぐに頭に思い浮かぶということでもあります」

短い文章で言い切る

次に、短い文章で言い切るパターンです。一言では言えない場合やキャッチコピーのようなものを作るのが難しかった場合に使うことができます。

「私は自分の限界に挑み続けた大学生活を送ってきました。大学4年間熱中した山岳部では、時には天候や環境がとても厳しいと感じることもありました。しかし、先輩たちや同期と共に目指した山を登り切ったときには大きなやりがいを感じることができました。この辛いことを乗り越える経験を社会人になっても生かしていきたいと思います」

最後に

自己PRを一言でアピールするというと、どうしても上級なテクニックが必要なのではないかと身構えてしまいます。しかし、面接官の気持ちに立ってみると、実はわかりやすく印象に残りやすいシンプルな伝え方が一番良いと分かるのではないでしょうか。ぜひ自分の強みや自己PRしたいことを研ぎ澄まし、印象に残る伝え方を考えてみましょう。



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