就活の面接で不採用になる理由は?次の面接への活かし方

どんなに頑張っても、面接で不採用になってしまう人は、なにを間違えているのでしょうか。面接には押さえておくべきポイントがあり、そのポイントをしっかりと押さえることができれば一定の確率では通過できるはずです。

そこで、今回は就活の面接でいつも不採用になってしまう方のために、次の面接から使える通過のポイントをご紹介します。面接を突破するための対策もご紹介するのでぜひ参考にしてください。

就活の面接で不採用になる理由は?次の面接への活かし方
目次

採用・不採用の分かれ道は?面接官が見ているポイント

面接官はどのようなところを見て採用か不採用かを決めているのでしょうか。面接で不採用になってしまうことに悩んでいる方は、まずは面接官の見ているポイントを知ることで自分の行動のどこに問題があったのかを確認してみましょう。

コミュニケーションが円滑にとれるかどうか

どのような職種でも、社会人になって仕事をするうえでは人と接することが必要であり、また会社の方向性や方針を理解できるかどうかが求められます。

そのため、相手とのコミュニケーションが円滑に取れるかどうかは、どのような業界・仕事の面接であっても重視されます。それは、人懐っこく愛想が良いということではなく、初対面の相手であっても目を見て話を聞くことができるかどうかや、会話のキャッチボールができるかということです。

相手が質問したことに答えずに自分の話ばかりをしているとか、的外れな回答をするとかは「コミュニケーションが円滑にできていない」とみなされることがあります。

社会人として最低限のマナーはできているか

さらに、挨拶・身だしなみ・敬語などの社会人としての最低限のマナーも面接ではチェックされています。

面接の最初と最後に「よろしくお願い致します」「ありがとうございました」と挨拶をするのは最低限ですが、面接官全員の目を見て話す、なにかしてもらったら「ありがとうございます」というなども気を抜いてはいけません。当たり前のことですが、面接中についタメ語で話してしまうのはNGです。

身だしなみについては、基本的にはスーツを着ていれば問題ないと思うかもしれませんが、「清潔感」も意識しましょう。最低でも半年に1回クリーニングに出した清潔なものを着用しているか、サイズの合ったものを着用しているか、肩にフケなどは落ちていないかを事前にチェックしておきましょう。

自社の求める人材とマッチしているか

ここまでは最低限「できていて当たり前」のことです。これに加え、「自社の求める人材とマッチしているか」を面接官はチェックしています。

「自社の求める人材」はその企業ごと、そしてその時の状況や経営計画などにより変化しますので、会社説明会で今後どのような方針でいるのかを聞いてみたり、採用ホームページをチェックしてみたりして自分なりに推測をしなければなりません。

「海外進出に力をいれていく」と話していたのであれば、グローバルにも対応できることや英語力をアピールするなど、その会社の求めるであろう人材にマッチしているアピールをする必要があります。

こんな就活生は不採用!絶対にやってはいけないNG行動

さらに、面接官が「この就活生は不採用だ」と思うNG行動にも注意をしましょう。面接内での言動によっては、即座に「不採用認定」されてしまうことがあるので特に注意が必要です。

会社について調べず、理解していない

面接を受ける前にはその会社について調べ、どのような事業をしているのか理解しておくことは必須です。にも関わらず、会社のことを調べていない学生がいます。それはすぐにバレてしまいます。

志望動機や「この会社でどのような仕事がしたいか」といったことを話す中で「明らかにうちの会社のことを調べていないな」というのは聞けば分かるものです。

待遇や自分がどう扱われるかばかり気にする「受け身」

さらに、逆質問の場面で給与やボーナス、福利厚生のことばかり聞いたり、「自分がどのような待遇を受けることができるか」ばかりを気にしたりする学生は不採用になります。

面接はあくまで「互いに条件が合うか」をチェックするお見合いのようなものです。自分が会社に対しどのような貢献ができるのかも伝えることができなければいけません。

遅刻やマナー違反、失礼な言動がある

言語道断ではありますが、遅刻をする、マナー違反がある、失礼な言動がある、などはNGです。面接官に対し敬意が感じられないような学生は、社員として採用しても互いに気持ちよく働くことができないとみなされます。

面接官も「一緒に働いて楽しいか」を考えながら面接をしています。能力が高ければ態度はどうでもいい、ということはありません。

不採用だと面接官が面接中に決めるとこんなフラグが

不採用であることを面接中に決めた面接官は、「サイン」を出しています。どのような「サイン」があると不採用なのでしょうか。

面接官の反応が悪くなる

まずは、明らかに興味を失っている場合です。面接官がメモを取らない、話を聞いていないそぶりの場合はすでに「不採用」を決めている可能性があります。また、自分の話したことを否定される場合も「この学生はもう、いい」と思っている可能性があります。

面接時間が短い

面接時間が極端に短い場合も、不合格フラグと考えられます。個人的な質問をほとんどされず、「何か言っておきたいことはありますか?」などと聞かれる場合は、面接官が見切りをつけて、面接を早く切り上げようとしている可能性があります。

面接で不採用が続く時の対処法

面接で不採用になることが続いている場合は、次のような対策を試してみてください。

志望企業を見直してみる

個人的な能力やポテンシャルだけでなく、企業や職種との相性も面接では見られています。どんなに優秀でも、「業界や社風に合わない」と採用担当者が判断すれば不採用になってしまうのです。

就活では、自分に合った業界や企業を見極めることも重要です。自分の強みをいかせるのはどんな仕事か、自分に合うのはどんな企業なのか、自己分析と企業分析をしっかり行って、自分にマッチする業界や企業を考え直してみるのがいいでしょう。

積極的な姿勢で面接に臨む

面接では積極的な姿勢で自己PRができているでしょうか?消極的な態度は、「熱意がない」「やる気がない」と誤解されてしまうことがあります。

逆質問をしないなども、マイナスの印象を与えることがあります。面接で採用担当者に「何か質問はありますか?」と聞かれて「特にありません」と答えるのはよくありません。事前に質問を用意しておき積極的に質問をしましょう。

面接の練習をする

緊張してしまい、面接での受け答えがうまくできていないのかもしれません。緊張してうまく話せない方は、面接の練習をしておきましょう。

自分でビデオに録画してチェックしたり、身近な人にチェックしてもらいアドバイスをもらうのもいいでしょう。

最後に

面接では面接官がどのようなことを考え、何をみているかを意識することでその通過率を上げることができます。いつも不採用になってしまう方は今回ご紹介したポイントを意識してみましょう。



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