インターンシップは近年、就職活動の一環として欠かせないものだといわれています。就活中の面接でも「インターンシップに参加しましたか?」と聞かれることも多くあります。しかし、その企業のインターンシップに参加すれば、自動的に内定がもらえるというのは本当なのでしょうか?
今回はインターンシップの内定への影響や、インターンシップが内定に直結するケースなどについて解説していきます。

- ・インターンシップに参加すればその企業から内定が出るのか?
- ├インターンシップと本選考は直結してるの?
- ├「インターン選考は本選考の合否結果とは関係ありません」と記載がある
- └経団連の「倫理憲章」で定められていること
- ・インターンシップと就活
- ├インターンシップと内定は決して無関係ではない
- ├インターンで活躍すれば好印象を残すことができる
- └面接の際にアピールすることができる
- ・インターンシップが内定に大きく影響するケースも
- ├インターンシップの目的は企業によって違う
- ├外資系企業を志望するならインターン参加は必須
- └ベンチャー企業のインターンは内定につながる可能性あり
- ・ほかにもある!インターンシップに参加して就活が有利になる理由
- ├その業界や企業について知ることができる
- ├就職後のミスマッチを防ぐことができる
- └インターン生同士の交流
- ・最後に
インターンシップに参加すればその企業から内定が出るのか?
インターンシップと本選考は直結してるの?
インターンシップに参加すると、必ずその企業から内定がもらえるのでは?という話を聞いたことがあるかもしれません。しかし、これは本当なのでしょうか?
インターンシップに参加するための書類選考や面接を合格できた場合、なんとなくその企業から太鼓判を押されたような気持ちになってしまいますが、基本的にはインターンシップに参加することと、その企業からの内定がもらえることは別問題だと考えておきましょう。
「インターン選考は本選考の合否結果とは関係ありません」と記載がある
皆さんがインターンシップに参加しようと思った際に目にするサイトでは、どのインターンシップの募集要項にも、「インターン選考は本選考の合否結果とは関係ありません」と書かれているのを目にしたことがあるはずです。
基本的にどの企業もインターンシップに参加することと内定を出すことは別であることをあらかじめ明記しています。
経団連の「倫理憲章」で定められていること
これは、日本経済団体連合会(通称:経団連)の「倫理憲章」による影響が大きいとみられています。毎年就職活動が解禁される日が決まっていて、その日より前に企業は内定を出してはいけないことになっていますよね。
多くの場合就職活動解禁日より前に行われることの多いインターンシップへの参加により企業が内定を約束することはこの「倫理憲章」違反になってしまうため、このような記載をする企業が多いのではと言われています。
インターンシップと就活
インターンシップと内定は決して無関係ではない
前述のように、「倫理憲章」を遵守するために「インターン選考は本選考の合否結果とは関係ありません」と書かれているのですが、実際のところは決して無関係ではない場合もあります。
企業側もできるだけ優秀な学生を事前に囲い込んでおきたい意図もあってインターンシップを開催している目的もあるのです。
インターンで活躍すれば好印象を残すことができる
そのため、インターンシップで人事担当者や現場担当者の印象に残るような優秀な活躍をすることができれば、当然「この学生にぜひ入社してほしい」と考えます。
そこからすぐに内定!となることはありませんが、印象に残っていれば面接などで有利に働くことはあります。
面接の際にアピールすることができる
また、インターンシップに参加することで面接で「御社のインターンシップに参加した際、●●の業務でこんな実績を残しました」というように、アピールをすることもできます。
また、インターンシップに参加していない学生と比べ、実際の業務を経験しているからこそ深みのあるアピールや志望理由を話すこともできるというメリットがあります。
インターンシップが内定に大きく影響するケースも
インターンシップの目的は企業によって違う
そもそもインターンシップを実施する目的は、企業によって異なります。そのためインターン参加がどれだけ内定に影響するかは、企業によって異なるのです。
インターンを重視して力を入れている企業もあれば、会社説明会の一環として考えている企業もあります。インターンシップが内定に直結するかしないかは、一概に言い切れるものではありません。
外資系企業を志望するならインターン参加は必須
インターンの内定への影響が大きいとされているのが、外資系企業です。中でも外資系コンサルファームや外資金融系は、インターン参加が内定に直結していることも少なくありません。
インターン参加が本選考の応募条件になっている場合もあるので、インターンに参加していないと本選考を受けられないこともあるのです。
こうした外資系企業のインターンは倍率も高く、インターンの選考が本選考と同じくらい厳しいものとなるので早めの準備が必要です。
ベンチャー企業のインターンは内定につながる可能性あり
ベンチャー企業も、インターン参加が内定に大きく影響するとされています。
ベンチャー企業は季節に関係なく、常時短期・長期インターンを募集しているケースが多いです。ベンチャー企業は人手不足なことが多いため、即戦力となるような仕事を任されることも少なくありません。
そこで良い働きができたり優秀な学生だと認められると、選考をスキップして内定に直結するケースもあるのです。
ほかにもある!インターンシップに参加して就活が有利になる理由
さらに、面接で有利になること以外にもインターンシップに参加することで就活が有利になることはいくつかあります。
その業界や企業について知ることができる
インターンシップに参加してその企業の業務を経験することで、その業界や企業について業務を通じて知ることができます。
業界研究や企業研究はどんなに調べてみたところでなかなかピンとこないことも多いとは思いますが、実際に体験することで腑に落ちることもたくさんありますし、より現実に即した理解ができるはずです。
就職後のミスマッチを防ぐことができる
入社後に実際に働き始めてから、「こんなはずではなかった」「思っていたのと雰囲気が違った」と退職してしまう新入社員は多くいます。
インターンシップに参加して実際の職場で短期間でも働いておくことで、実際の業務をイメージしやすかったり、ミスマッチにより退職してしまったりすることを防ぐことができます。
インターン生同士の交流
孤独な戦いになってしまいがちな就職活動ですが、インターンシップに参加することでインターン生同士仲良くなることができます。
同じ企業や業界を志望するもの同士で情報交換をしたり、励まし合ったりしながら就職活動を乗り越えることができればかなり心強いのではないでしょうか?
最後に
インターンシップは直接その企業への内定が約束されたものではありません。しかし、インターンシップに参加することで就職活動全体が有利になるだけでなく、その企業の人事担当者にアピールしやすい材料がたくさん揃うこともあります。
インターンシップに参加してより内定に近づくことができることは間違いありません。自分の理解を深めるためにもインターンシップに積極的に参加してみましょう。
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