【例文あり】就活の自己PRで「継続力」をアピールする方法とは?

就活生のみなさん、就活はうまくいっていますか?今回は就活には欠かせない自己PRで、「継続力」を上手にアピールする方法について解説します。

部活やバイト、ゼミなど学生時代に頑張ったことをエピソードとした継続力のアピール例文もご紹介します。ES(エントリーシート)の書き方や面接対策で困っている方はぜひ参考にしてみてください。

継続力
目次

就活の自己PRで「継続力」をアピールするのはアリ?

企業は「継続力」のある人材を求めている

就活の自己PRとして「継続力」は有効なのでしょうか?結論から言うと、就活にはかなり有効な自己PRのひとつです。なぜなら、企業は社員に継続力を求めているからです。

どんな仕事も一日では終わりません、数日から数週間、あるいは年単位で取り組まなければ結果が出ない仕事も多いです。企業は仕事に対して諦めずに、継続力をもって取り組んで欲しいと考えています。

継続力をアピールするにはどのくらいの期間が必要?

「継続力」があることをアピールするには、どのくらいの期間が必要なのでしょう?数日や数週間では、継続力をアピールするのは難しいかもしれません。少なくとも数ヶ月、できれば数年続けたことが望ましいでしょう。

しかし大切なのは、期間よりもプロセスや結果です。「継続のためにどんな努力をしたのか」「そこからどんなことを学んだか」などで十分なアピールができるなら、自信を持ってアピールしましょう。

自己PRで「継続力」をうまくアピールするコツ

具体的にはどのように継続力をアピールしていけばよいのでしょうか?

「継続力」のアピールでは具体性とエピソードがポイント

就活の自己PRで「継続力」のをアピールするなら、具体性を意識することです。ただ「継続力があります」というだけでは、説得力がありません。

勉強やスポーツで、何か成果をあげたことはありませんか?資格取得のために継続的に努力をした経験や、長年習い事を続けていたなどの経験もいいでしょう。

エントリーシートの書き方や面接全般に言えることですが、どんな主張にも必ず根拠が必要となります。主張の根拠として最も使いやすいのが自分のエピソードです。主張に繋がるきっかけとなったエピソードを自己PRとして一緒にアピールしましょう。

仕事で「継続力」をいかす場面をイメージさせる

就活の自己PRで大切なのは、やはり「仕事」と結びつけることです。できれば仕事でいかせる場面がイメージしやすいようなエピソードを盛り込むのがいいでしょう。

志望する職種や入社後にやってみたい仕事をイメージして、どんなシーンで「継続力」をいかすことができるか考えてみましょう。

言い換えやキャッチフレーズで「継続力」を印象付ける

就活の自己PRで「継続力」をアピールする就活生は多いでしょう。ただ「継続力」があることを伝えるだけでは、面接官や採用担当者の印象に残りません。

できれば「コツコツと続けることが得意」「粘り強さがある」などと、ほかの言葉で言い換えてみましょう。独自のキャッチフレーズを用意しておくと、担当者の興味を引き印象付けることができます。

「継続力」をアピールするときの注意点

惰性で続けたような印象を与えないようにする

継続力を自分の長所としてアピールするうえで一番気を付けなければならないのが、惰性でダラダラ続けた印象を与えないようにすることです。
なぜ続けたのか・続けることができたのかだけでなく、続けた結果何を学んだのか書くようにしましょう。

実績をアピールするだけにならないようにする

企業は大会やコンテストで優秀な成績を収めたかを重視しません。自分の自慢話にならないように優勝するまでの過程や課題について書くことが重要です。

部活のエピソードをもとにした「継続力」のアピール例文

大学で部活をやっていた場合は継続力をアピールしやすいです。

部活で継続力を発揮する場面は?

部活は日々の活動そのものに継続力が求められます。基礎練習から試合・本番に向けた応用練習まで多くのことを継続的に行わないと結果に繋がらないためです。日々の練習に継続力をもって取り組み、目標を達成できたエピソードを話せると良いでしょう。

自己PR文の具体例

私のアピールポイントは継続力です。私は大学時代に卓球部に所属しており、週6回の練習に参加していました。日々の練習に継続力をもって取り組んだ結果、最後の関東学生リーグではレギュラーとして出場し全勝を上げることができました。

私が日々の練習で意識したことは、いかに練習メニューを飽きずに継続できるかということです。例えば、卓球の練習にはラリー、フットワーク、サーブ、ゲーム形式など多くの練習があります。その中から直近の試合結果で自分に不足していた練習を判断し、弱点を克服していきました。当然、自分の苦手な分野なので大きな負荷がかかります。しかし私は負荷を承知で狂ったように練習メニューをこなしていました。

この取り組みを継続した結果、関東学生リーグという大学対抗の団体戦にレギュラーとして出場することができ、個人では全勝をあげることができチームの勝利に貢献できました。貴社に入ってからも日々の仕事に対し卓球で培った継続力をもって取り組みます。

バイトのエピソードをもとにした「継続力」のアピール例文

アルバイトをやっている場合でも継続力をアピールすることができます。

バイトで継続力を発揮する場面は?

アルバイトは短期のものよりも数ヶ月〜数年に渡る長期アルバイトのほうが継続力をアピールしやすいですできれば具体的に成果をあげたアルバイトのエピソードがいいでしょう。

自己PR文の具体例

私のアピールポイントは継続力です。私は大学時代に2年間家電量販店で携帯電話の販売アルバイトをしており、店舗内で契約台数1位をとることができました。継続力をもって日々の業務に取り組んだためです。

アルバイトを始めた当時は全く契約に結びつかず、先輩社員に叱られる日々が続きました。なんとか契約を得るために、以下の2つを意識して徹底しました。

・お客様への声掛け
店員側から積極的な姿勢でお客様にお声掛けをさせていただくことで、お客様の課題に寄り添うことができるためです。
・先輩社員の観察
先輩社員がどのように声掛けから契約まで話を持っていくのかを観察する習慣をつけました。

以上を継続的に取り組んだところ、1度ではありますが店舗内で契約台数1位をとることができました。御社に入ってからも継続力をもってして仕事に取り組み成果に結びつけてみせます。

ゼミ・研究のエピソードをもとにした「継続力」のアピール例文

大学でゼミや研究を行っている場合でも継続力をアピールすることができます。

ゼミ・研究で継続力を発揮する場面は?

ゼミや研究で継続力を発揮する場面はやはり日々の活動です。継続力をもって日々の活動をこなし、ゼミ発表や学会発表で成果を出したエピソードが望ましいです

自己PR文の具体例

私のアピールポイントは継続力です。大学ではAIについて研究しているのですが、継続力をもって研究に取り組み、国際学会で表彰をいただくことができました。

研究は日々の取り組みが大切です。特に、研究対象のAIの動作をテストするために私はプログラムを使っていたのですが1からコーディングしなければならず、非常に苦労しました。プログラムを作っては崩し、作っては崩しを繰り返しなんとか理論通りの結果を出すことができました。その間はほぼ毎日研究室に篭り、教授との議論とプログラミングの日々でした。

御社に入ってからも研究で培った継続力を武器に業務に臨み、大きな成果を出してみせます。

最後に

就活の自己PRで「継続力」をアピールすることの有効性と、例文をまとめました。継続力は社会で必ず求められる能力です。自己分析の結果、自分に継続力をアピールできるエピソードがあると分かった方は積極的にアピールしていきましょう。



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