キリンホールディングスは、「生茶」や「キリンレモン」、「一番搾り」などの人気商品を販売している日本有数の飲料メーカーです。キリンは、有名企業ということもあり、大学生にとって人気の就職先の一つです。今回は、キリンホールディングスの企業情報およびに、採用情報についてまとめました。キリン志望の方や、飲料メーカー志望の学生は、ぜひご活用ください。

基本情報
商号:キリンホールディングス株式会社
設立:1907年2月23日
本社所在地:〒164-0001 東京都中野区中野4-10-2
資本金: 102,045,793,357円
従業員:31,040人(キリンホールディングス連結従業員数、2019年12月31日)
平均年齢:42.91歳
平均勤続年数:15.6年
平均年間給与:896万円
キリンホールディングスは、1907年に麒麟麦酒株式会社として設立されました。その後、2007年に持株会社化に伴い、キリンホールディングスへと商号変更を行いました。キリングループの主な事業内容としては、キリンビールを中心として展開している国内ビール・スピリッツ事業、キリンビバレッジが手がける国内飲料事業、医薬事業やオセアニア総合飲料事業などがあります。キリンホールディングスは、これらの事業を手がけるグループの経営戦略策定と経営管理を行っています。
採用情報
続いて、キリンホールディングスの採用情報です。22卒採用情報によると、応募資格は大学または大学院を卒業見込みの方で、全国転勤可能な方が全コースで共通の条件となっています。事務・営業コースでは、普通自動車免許を取得している、もしくは入社前に取得可能なことも応募条件となっています。入社後に後悔しないためにも、自己分析をして、自分が全国転勤に不満がないのか、運転することに抵抗がないかなど、確認しておきましょう。また、一部コースでは、募集学科が理系学部のみだったり、修士課程・博士課程在学中か博士研究員を対象としているコースがあるため、募集要項をチェックしておきましょう。
キリンホールディングスは、食領域のキリンビール・キリンビバレッジ・メルシャンの各事業会社の全国天気型の総合職を一括採用しています。そのため、入社後に、キリンホールディングス以外の3社に配属される場合があります。
募集部門
キリンホールディングスの募集部門は、5つのコースに分かれています。具体的には、研究コース(医と食をつなぐ事業)、生産研究コース(酒類・清涼飲料事業)、エンジニアリングコース(酒類・清涼飲料事業)、デジタル戦略コース、そして事務・営業コースです。デジタル戦略コースと事務・営業コースは募集学科が全学部全学科を対象としていますが、それ以外のコースは、募集学部・学科が限られているため、注意が必要です。
採用人数
キリンホールディングスの採用人数は、以下の通りとなっています。
【2019年度】男性44人、女性30人、計74人
【2018年度】男性43人、女性29人、計72人
【2017年度】男性46人、女性35人、計81人
【2016年度】男性43人、女性37人、計80人
キリンホールディングスは、毎年の採用予定人数を51人~100人としており、2020年度は103人を採用する予定だったそうです。
求める人材像
キリンホールディングスの求める人材像は、「ONE KIRIN values」と呼ばれるキリングループ共通の価値観を構成する3つの要素があります。具体的には、会社やブランドに誇りを持ち、目標をやりきる「熱意」、ステークホルダーのおかげで、キリングループは存在しているということへの感謝の気持ち、謙虚な気持ちで確かな価値を提供し、ステークホルダーに貢献する「誠意」、個々の価値観や視点の違いを認め合い、尊重する気持ち。社内外を問わない建設的な議論により、「違い」が世界を変える力、より良い方法を生み出す力に変わるという信念を持つ「多様性」となっています。上記3つのうちいずれかを、アピールできるようなエピソードがあれば、効果的な自己PRとなるでしょう。
初任給
キリンホールディングスの初任給は、コース問わず、以下の通りになります。
学部卒:232,000円
修士卒:252,000円
令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況によると、大学卒の初任給は、男女平均21万200円となっており、大学卒の平均よりも高い初任給となっています。同様に、大学院修士課程修了は男女平均23万8900円のため、平均より高くなっています。
福利厚生
キリンホールディングスの福利厚生などの待遇面についての情報です。まずは手当や制度についてですが、時間外勤務手当、休日出勤手当、通勤手当、寮・社宅制度、育児休業、介護休業、ワークライフバランスサポート休業などが整備されています。休日に関しては、年間休日が123日で、休暇は年次有給休暇、ステップアップホリデーなどの制度があります。年間休日123日は、1年間の土日や祝日、年末年始休暇を合計した日数が120日前後なため、完全週休二日制で祝日、年末年始も休日の日数と考えていいでしょう。
選考フロー
キリンホールディングスの選考フローの大まかな流れは、以下の通りになります。
ES
↓
Webテスト
↓
1次面接
↓
2次面接
↓
最終面接
↓
内定
選考時期については、ES提出締切が3月中旬で、そこから選考がスタートし、6月上旬ぐらいに内定が出る選考スケジュールだそうです。
ES設問
キリンホールディングスの本選考でのES設問は、以下となっています。この設問は、事務・営業コースのものなので、コースによって設問が異なる場合があります。
①キリンホールディングスには、グループ全社員が大切にしている価値観「熱意・誠意・多様性」があります。あなたがこれまでの人生の中で「熱意・誠意・多様性」の価値観を体現したと思うエピソードを一つ、教えてください。(400字以内)
② 上記①の経験で発揮した「リーダーシップ」について簡潔に教えてください。(150字以内)
③これまでの経験やスキルを活かしてチャレンジしてみたい領域を教えてください。
④回答された事業またはキリングループ全体で、どのようなことにチャレンジしたいか教えてください。上記で回答された領域なども踏まえて、お答えください。(200字以内)
求める人材像に関する設問があるのは、その要素を重視しているのと、面接で深堀りするために聞いていることが考えられます。ESで落とされないためにも、自己分析をしっかり行い、論理的に設問に答えられるようにしましょう。
就活対策
では、キリンホールディングスに就職するためには、どういった対策を取ればいいのでしょうか。今回は、3つの手段について解説します。
インターンに参加する
実際の仕事を体験することもできる、インターンシップに参加することで、業界や企業、仕事への理解を深めることができます。仕事の疑似体験だけでなく、先輩社員との座談会が設けられている場合もあり、職場の雰囲気や仕事のやりがいについても知ることができます。
また、選考を通過して参加できたインターンシップは、今後の選考が有利になる場合があります。企業によっては、模擬面接会と称した早期選考への案内や、書類選考の免除などが、インターンシップ参加者限定の特典としてあります。キリンホールディングスにも、早期選考枠が存在し、インターン参加者でとくに優秀だった学生は、最終面接まで選考が免除されるそうです。キリンが第一志望の方は、インターンシップに申し込むといいでしょう。
説明会に参加する
説明会もまた、企業を知るために有効な手段です。最近は、対面型の説明型だけでなく、オンライン型の説明会も増えてきています。リアルタイムのものもあれば、動画形式で、自分が見たい時間に説明会の動画を視聴することもできます。自宅で、都合が良い時に動画を見て、企業について知ることができます。まとまった日数を空けられず、インターンシップに参加できない場合は、説明会に参加するといいでしょう。
OB・OG訪問をする
最後に説明する手段は、OB・OG訪問です。OB・OG訪問は、インターンシップなどでの、先輩社員との座談会のように、社内の雰囲気や、仕事のやりがいなどについて知ることもできます。また、ESの添削や面接の練習などをしてもらえる場合もあります。しかし、当日その場でお願いしても、OB・OGの方に迷惑がかかってしまうので、事前に確認をとるようにしましょう。
最後に
今回は、キリンホールディングスに関する情報をまとめてみました。キリン志望、飲料メーカー志望の方が、これをうまく活用していただけると幸いです。
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