航空会社のインターンって何するの?時期や選考、業務内容について解説!

航空会社のインターンは高い人気を誇り、多くの応募者が集まります。そのため、正しい知識を持ち、計画的に行動しなければ、インターン選考を勝ち抜くことはできません。

そこで今回は、航空会社のインターンの時期や業務内容をご紹介します。また、インターン選考の流れやポイント、インターン参加のメリットについても解説しますので、「航空会社のインターンに参加したい!」とお考えの方はぜひご覧ください。

航空会社のインターンって何するの?時期や選考、業務内容について解説!
目次

航空会社とは?

航空会社の役割

航空会社には、2つの事業があります。1つ目は、人を飛行機に乗せて運ぶ「旅客事業」です。そして、2つ目は「貨物事業」で、国内だけでなく、海外にも飛行機に貨物を積んで運びます。グローバル化が進み海外からの旅行者が増える中、航空会社の重要性は増しています。

航空会社の代表的な企業

航空会社は、大規模な航空事業を行う「メガキャリア」とローコストの事業を行う「LCC(格安航空会社)」の2つに分けることができます。

日本国内の「メガキャリア」は全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)の2社です。機内食やアメニティを充実させるなど質の高いサービスを提供することから、「フルサービスキャリア」などとも呼ばれます。

「LCC(格安航空会社)」の代表的な企業は、スカイマークやAIR DO、ソラシドエアなどがあります。

航空会社のインターン開催時期はいつ?

夏と冬に開催される

これまで航空会社のインターンは、11~2月頃の冬期に開催される傾向がありました。しかし、インターン参加希望者の増加に伴い、ここ最近は6~8月という夏期にもインターンが開催されることも増えています。

ただし、夏期インターンでは職種が限られていることも。各航空会社のインターン開催時期をしっかり確認すると共に、対象となる職種についてもチェックしておきましょう。

1~4日間のインターンが多い

航空会社のインターンは、1~4日間で開催されるものが多く見られます。インターンの内容としては、航空業界や各社の事業に関する説明と共に、航空会社の保有する施設内の見学が行われるのが一般的です。

職種によって簡単な業務の体験や、グループワークやプレゼンテーションなどが実施されることがあります。

航空会社のインターンで体験する業務内容とは?

事務職の業務内容

航空会社の「事務職」は、飛行機の運航に関わるオペレーションや会社の経営、マーケティングやセールスなど幅広く活躍している職種です。

インターンでは、航空業界や企業の概要に関する説明や職場見学が実施されます。グループワークやグループプレゼンテーションに取り組むこともあります。

技術職の業務内容

「技術職」は、飛行機の整備や部品調達などに携わり、安全な運航を支える職種です。 インターンでは航空業界や会社についてだけでなく、整備技術に関わるレクチャーなども行われます。

また、実際の整備業務や技術業務の体験やOJT形式での実務など、実際の業務に触れることのできる内容が準備されています。

客室乗務職の業務内容

「客室乗務職」は、お客様と共に飛行機に乗り、お客様1人1人が快適に過ごせるようサービスを提供します。また、トラブルが起きた際にお客様が混乱しないように安全を守ることも大切な仕事となっています。

客室乗務職のインターンでは、航空業界や客室乗務職の業務に関する紹介を聞くことができます。また、実際のおもてなしを体験したり、客室乗務職として活躍する社員と話したりと、より深く客室乗務員という仕事を知る機会を得られます。

自社養成パイロットの業務内容

お客様が乗る飛行機を安全に運航するのが「自社養成パイロット」の仕事です。インターンでは、航空業界や会社に関する講座を受けると共に、自社養成パイロットの業務に関する説明を聞きます。

実際のパイロットの訓練を体験したり、実際にパイロットとして活躍している社員と話したりする中で、自社養成パイロットの業務内容や求められるスキルを知ることができます。

航空会社のインターン選考の流れとポイント

エントリーシート・Webテスト

航空会社のインターン選考では、まず「エントリーシート」と「Webテスト」の提出が求められます。エントリーシートでは、インターンの志望理由や自分自身の強みやリーダーシップなどに関して問われるほか、航空業界の今後や抱えている課題についての質問が多く見られます。

Webテストの内容は国語・数学・英語といった基本的な学力が問われるものから、他者にアンケート評価を行ってもらうものまで多岐に渡ります。インターンを希望する航空会社がこれまでどのような課題を出題してきたかをよく調べ、早めに準備しておくようにしましょう。

PR動画

航空会社のインターン選考では、志望する職種によって「PR動画」の提出が求められることもあります。

動画では伝えたい内容だけでなく、身だしなみ・表情・言葉遣い・姿勢などをチェックされます。書類では伝えられない熱意や魅力をアピールし、「この人がうちの会社に来たら活躍してくれそう」「この人と一緒に働きたい」と思わせることが大事です。

面接

本選考が始まっていないインターンの「面接」では、まだまだ面接そのものに不慣れな人が少なくありません。

志望動機や自己PRなど定番の質問にしっかり答えられるように準備しておくほか、落ち着いて受け答えができるよう面接練習を重ねておくだけでも、他の就活生に差をつけられます。

また、具体的かつ簡潔に回答をまとめる工夫も必要です。特に航空業界に関わる質問では、つい回答が複雑で長くなってしまいがち。いかにシンプルで分かりやすくまとめるかが重要です。

航空会社のインターンシップに参加するメリット

企業理解が深まり説得力のある志望動機が作成できる

航空会社の面接では、「なぜ他の航空会社でなくこの航空会社を志望するのか?」ということを必ず聞かれます。航空会社ごとに特色はありますが、ネットで調べた特徴をあげるだけではありがちな志望理由になってしまい、採用担当者の心に響きません。

インターンシップに参加すれば現場を見学したり、実際に働いている先輩社員に話を聞けるので、職場の雰囲気や企業のいいところ・悪いところもよくわかります。

実際に自分の目で見て感じたことがベースになっていると、説得力のある志望動機が作成できます。各社を比較できるよう、できるだけたくさんの航空会社や航空業界のインターンシップに参加するのがおすすめです。

相性や適性を見極められる

航空会社のインターンシップでは、実際に仕事を体験できるプログラムもあるため、自分に適性があるかどうか見極めるいい機会になります。

企業や社員の方の雰囲気がよくわかるため、自分に合う職場かどうかも判断できます。職場の雰囲気は実際に行ってみないとなかなかわからないものです。インターンに参加して自分の目で確かめるようにしましょう。

ESや面接での自己PR材料が増える

インターンシップの経験は、ESや面接での自己PRのネタとしても使えます。学生時代に頑張ったことや自己PRのネタがなくて困っている方は、今からでも遅くないのでインターンシップに参加しましょう。

インターン経験やインターンで学んだことは、仕事に直結する学びが多いため就活では有効なアピールになります。インターンへの参加は、熱意があることのアピールにもなります。

海外の航空会社や空港でのインターンシップに参加するのもおすすめです。海外の航空業界でのインターン経験は貴重な経験として有効なアピール材料になります。短期留学や語学留学を考えている方は、海外でのインターンも視野に入れておくといいでしょう。

最後に

航空会社のインターン選考では、新しい試みが取り入れられることが多く、従来の対策だけでは不十分となってしまうことがあります。まずはインターンに参加したい航空会社のホームページを確認し、「求められている人材」をよく考えておきましょう。もし、新しい選考方法が実施されたとしても、再度「求められている人材」に立ち返ることで、対応方法が見えてくることがあります。

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