華やかでクリエイティブなイメージから、人気の高い広告業界。大手代理店はもちろん、最近ではネット広告を専門に扱う企業も勢いがあり、就職を希望する学生が増えています。
ここでは、広告業界への就職を検討している方向けに、広告業界でのインターンの内容、開催時期や選考について解説します。

- ・広告業界のインターンはどんな種類がある?
- ├比較的参加しやすい「説明会形式」インターンシップ
- ├大手代理店のインターンシップは「グループワーク形式」が主流
- └営業の強い会社・小規模な会社のインターンシップは「長期就業型」
- ・インターンが実施される時期は?
- ├グループワークは3年生の夏と冬に多い
- └就業型は大学生なら何年生でもOK
- ・広告業界のインターンの選考はどうなってるの?
- ├基本的な選考フロー
- └選考用の課題に合格すれば参加可能
- ・広告業界のインターン選考ではどんな課題が出るの?
- ├新しいアイディアを提案するもの
- └大喜利のように言葉の力や発想力を試されるもの
- ・広告業界のインターン選考を突破するには
- ├大手広告代理店はインターン選考も超難関!
- └ES(エントリーシート)の作成もしっかりと
- ・最後に
広告業界のインターンはどんな種類がある?
広告業界は小規模な代理店から、超大手の代理店まで幅広く、手がける広告のジャンルや規模、得意分野などが異なります。
近年では、ネット広告を専門に扱う広告代理店も続々と現れ、規模は小さいものの若くて勢いのある会社が増えています。大手広告代理店や、小規模な広告代理店では、それぞれどんなインターンが行われているのでしょうか?
比較的参加しやすい「説明会形式」インターンシップ
インターンとはいえセミナー形式の場合は、会社説明会に近いイメージです。企業についてや業務の流れなどを詳しく知ることができます。実際に社内の様子を見学できることもあります。
参加人数が多いため選考の基準も厳しくなく、参加しやすいでしょう。1dayインターンシップなど、1日で完結することが多いです。
大手代理店のインターンシップは「グループワーク形式」が主流
大手広告代理店のインターンは、企画を立ち上げるグループワークが主流です。企画を考えて社員の前でプレゼンし、フィードバックをもらって修正し、またプレゼンを行うという流れで、数日間かけて最後に一つの企画を完成させます。
企業側からすると、優秀な人材をいち早く見つける場でもあるので、グループワークを通じて、周りの人との関わり方から協調性があるかを見ていたり、発言や課題への取り組み方から発想力、視点の多さ、企画力などを見ていたりする場合があります。グループワークに参加する場合は固くなりすぎず、いつもの自分を出せるように努めましょう。
「グループワーク」形式のインターンシップでは参加人数が限られるため、選考の基準も厳しくかなり倍率が高くなることも多いです。
営業の強い会社・小規模な会社のインターンシップは「長期就業型」
営業に力を入れている会社では、営業職の長期就業型インターンを行っているところもあります。クリエイティブ職志望だったとしても、社風を知りたい、広告が作られるまでの全体の流れを知りたいなどという場合には、参加してみる価値があると思います。
小規模な会社では、長期就業型のインターンを行っていることが多いです。現役社員のサポートから始まり、慣れてきたら同じ裁量の仕事を任せられることもあります。
在学中に即戦力になるスキルを身に付けることもできるので、その企業に就職したい場合はもちろん、他社への就職を希望する場合にも大きなアピールとなる力を身に付けることができます。
インターンが実施される時期は?
インターンが実施される時期は、企業によってはもちろん、インターンの形式によっても異なります。興味のある企業のインターンを逃さないようにまめにチェックしましょう。
グループワークは3年生の夏と冬に多い
グループワーク形式のインターンを行っている場合は、就活の選考が始まる前の3年生の夏と冬に多い傾向があります。本選考が始まる前に優秀な学生を囲い込みたいという企業側の思惑もあるようです。
就業型は大学生なら何年生でもOK
就業型の場合は、大学生なら何年生でもOKな場合が多いです。就活を見越して大学の1~2年生からインターンに参加する人も増えてきています。
アルバイト感覚でお金を稼ぎながら社会人としてのマナーを学び、即戦力となるスキルも身に付けられることもあるので、早めに積極的に動いて損はなさそうです。
広告業界のインターンの選考はどうなってるの?
基本的な選考フロー
広告業界のインターンの一般的な選考フローは、次のようなものが多いです。
①ES(エントリーシート)の提出
↓
②Webテスト
↓
③一次面接
↓
④二次面接
選考用の課題に合格すれば参加可能
広告代理店のインターンに参加するには、まず選考に受かる必要があります。選考内容は企業によりさまざまですが、かなりユニークな課題を用意している企業もあります。
特にクリエイティブ色の強い企業では、人とは違ったありきたりでない発想や視点、センスを持った人材かどうか試されるような課題です。
広告業界のインターン選考ではどんな課題が出るの?
ここでは、実際に広告業界でのインターンのエントリー用課題として出されたものを紹介します。
新しいアイディアを提案するもの
例えば、博報堂では「電子マネー時代の『募金箱』を考えよ」という課題が出されていました。電子マネーが普及し小銭を手にする機会が減ったことで、レジ横の募金箱への募金が減っているという問題を解決するものです。
リアルな募金箱に代わるWebサービスや、キャンペーンやコミュニケーションなど、募金の形式は問わないので「電子マネー時代にふさわしい募金体験をデザインしよう」という課題でした。多彩な視点や切り口で発想する力が問われる問題です。
大喜利のように言葉の力や発想力を試されるもの
電通で出された課題では、「自分の経験した信じられないようなことを、ツイート3連投でおもしろく伝えてください」というものがありました。
こういったお題で力を発揮するには、元々のセンスに加え、日頃から人を楽しませようという気持ちを持っているか、新しいことや面白いことに対してアンテナを張っているかどうか、などが問われます。
広告業界のインターン選考を突破するには
就活生に人気の広告業界では、インターン選考でどんなことに気をつければいいのでしょう?
大手広告代理店はインターン選考も超難関!
知名度の高い大手広告代理店は、インターンに参加するためにも高い倍率の選考をくぐり抜ける必要があります。電通のインターン選考の倍率は600倍とも言われています。
大手広告代理店や人気の高い広告代理店のインターンに参加できたのなら、それは貴重な経験といえるので心して臨みましょう。
ES(エントリーシート)の作成もしっかりと
人気の高い有名広告代理店ではとくに、ES(エントリーシート)の作成でも気を抜かないようにしましょう。
グループワーク形式のインターンでは、「企画力」や「発想力」などが重視されるので、エントリーシートでも独自の視点やアイデア、発想などをアピールするよう意識するようにします。
最後に
インターンに参加できなかったからといって、その企業に就職できないわけではありません。似たような広告代理店のインターンや、自分が養いたいと考えている力を磨けそうなインターンに参加して、本選考に向けてスキルアップを図るとよいと思います。
インターンに参加して成果が残せれば、その後の本採用も有利に進められる可能性があります。インターンは就活の前哨戦でもあるので、選考も含めて本腰を入れて臨みましょう。
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