内定者のエントリーシート&選考レポートを参考に、内定を勝ち取りましょう!
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キリンホールディングス株式会社はアサヒグループに次いでビール業界2位(2016年現在)の大手総合飲料メーカーです。
日本の4大ビールメーカー(キリン、アサヒ、サントリー、サッポロ)のひとつです。また、飲料事業ではグループ会社のキリンビバレッジが販売数国内5位(2016年現在)となっています。「一番搾り」や「のどごし<生>」など発泡酒・新ジャンルの売り上げは1位(2016年現在)となっています。
設立は1907年で、従業員数は28,569名(2017年6月30日現在)です。
内定者のES一覧
キリン 2020卒,技術系総合職エントリーシート
現在の研究内容(400)
「食品の消化挙動」に関する研究を進めている。高齢者や生活習慣病患者の増加から消化性を制御した食品開発が求められており、摂食後の食品の消化挙動に関する知見が必要である。生体試験は費用や倫理的問題等の制約が多いため、代替として生体外試験が行われている。しかし、容器内に食品と人工消化液を加え混合する生体外試験は酸や酵素による化学的分解を模擬できるが、消化管運動による固形食品の微細化や混合を模擬できない。そこで、本研究は人の消化を模擬した装置を開発した。本研究では「タンパク質」に着目し、装置を用いた新しい生体外消化試験を行う事で、含有固形食品の消化性を評価している。また、既往の研究は食品の消化現象の理論的考察が不十分であるため、物理化学・化学工学的視点を新しく取り入れて消化メカニズムを明らかにする事で、消化性を制御した食品開発に繋がる知見を得る事ができた。
これまでの人生の中で、周りを巻き込みリーダーシップを発揮した経験(500)
私はバスケサークル60人の代表としてチームの成績を向上させた。私のサークルは練習時間が短い事もあり、学内リーグの成績が低迷していた。私が代表に選出された際、今までの悔しい思いとやるからには結果にこだわりたい思いから、学内リーグで1位になる事を目標とした。課題抽出のために試合のビデオを何度も見直し、メンバー全員と話し合った結果、プレー面の意識共有が大きな課題である事が分かった。そこで、私から執行代の仲間に働きかけ練習の改革に挑んだ。プレーに関するチームの決め事を私から話した後、
各メニューに取り組み、コート各地の執行代が意識する点の声掛けを行った。決め事が疎かになっている場合は、執行代各々の判断で練習を中断し、決め事を再確認した。また、練習後、執行代で反省を行う機会を新しく作り、その反省を次の練習前に私からチームへ共有した。この練習を続けた結果、学内全8チーム中5位だった成績が2位に向上した。後輩も自分の代の練習を取り入れており、今では学内1位のサークルとなった。自分の代で目標は達成できなかったが、この経験から自分から行動を起こし、周囲と協働して物事に取り組む事が良い結果に繋がる事を学んだ。
これまでの人生の中で、あなたが「最も成長したと思う」チャレンジ経験(500)
私は大学2年時にアルバイト先の回転寿司店の売り上げに貢献した。私は厨房で働く中でお客様に食べてもらえない廃棄ネタが多い事に気が付いた。そこで、お客様のニーズに合ったネタが提供できていない事が原因だと考え、食べたいネタのアンケート調査を行う事を社員さんに提案し、実行した。調査の結果、年代、性別、食べ始め・食べ終わりの時間、天気・季節によってお客様が求めるネタが異なる事が分かった。この結果を基に、お客様・時間・天候に合わせて柔軟にネタを流す事が決まった。しかし、私のバイト先は接客・厨房・社員さんの仕事が大きく分かれているため、今までと同様の働き方では柔軟に対応できない。そこで、厨房の仕事だけでなく、自ら社員さんと接客の方に声をかけ、仕事を手伝った。これを続けた結果、逆に接客と社員さんも厨房のフォローをしてくれるようになり、互いを気遣い連携を密に取る環境へと変わっていった。ニーズに合わせたネタ提供と各仕事の連携を強化した結果、1日約3万円だった廃棄金額が1万円代になった。この経験から受け身でなく自ら課題を見つけ、解決策を考え、行動に移す事が必要だと感じ、物事に取り組む上で常に心掛けてきた。
これまで培った経験や能力を活かしてキリンで「何を、どのように」達成
したいですか(400)
貴社で研究開発に取り組み、多様な年代の健康に寄与する技術・製品を生み出したい。私には人が生涯健康で暮らせる社会を目指したいという強い思いがある。こう考えたのは祖母が衰え元気に動く生活ができなくなるのを見てきたからだ。また、高齢化や生活習慣病、医療費の問題を考えると身近な食を通じて健康をケアしなければ日本は衰退する。私の思いの実現には科学的根拠が重要である。貴社は健康に関する基礎的研究に注力して得られた科学的知見を基に、いつでもどこでも誰でも手に取れる飲料製品を生み出す高い研究開発力がある。また、医薬・バイオ事業を有するグループ会社と連携し、医と食を繋ぐ研究開発に取り組める。そのため、私が食品の消化に関する研究で培った知識、現象理解・応用の視点に加えて、主体的行動・周囲との協働という自分の強みを活かして、貴社で栄養・機能性成分・飲料の消化吸収と吸収後の身体への影響に関する研究開発に挑みたい。
内定者プロフィール
会社名 |
キリン |
学校名 |
筑波大学 |
学部系統 |
生命環境科学研究科 |
職種 |
技術系総合職 |
卒業年度 |
2020年 |
内定日 |
2019年5月6日 |
選考フロー
ES→Webテスト→一次面接→二次面接→最終面接
面接、ES作成にあたり頑張ったこと、工夫した事
研究に関するエピソード・やりたいことを深く考えた。先輩・就職課に何度も見てもらいブラッシュアップした。
就活生へのアドバイス
研究に関して深く聞かれるため、しっかり考えていく方がいい。また、インターン枠の選考が早く合格率も高いため、インターンで全力を出した方がよい。
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キリン 2017卒,工学系研究科エントリーシート
■現在取り組んでいる研究内容、及びそこで特に力を入れて取り組んでいることをご記入ください。※学部生で研究内容が決まっていない方は、これから取り組みたい卒論のテーマ(500字以内)
私の研究テーマは「革新的新規電極材料の開発」だ。リチウムイオン電池は、電気自動車やスマートグリッドなど持続可能な社会実現の中核技術であるが、大型化に向けて課題は山積している。リチウムイオン電池の構成要素は二十年以上もほぼ同一組成のものが用いられており、近年の性能向上は添加剤による寄与が大きい。既存の材料設計軸にない革新的な電極材料を開発することができれば飛躍的な性能向上も現実性を帯びる。そこで、ナノ材料に着目し、セラミック材料を応用し完全に新規なナノ材料を合成することに成功した。この材料は広い組成選択性を持ち、簡易な合成手法にもかかわらず負極性能は既存の黒鉛負極の2倍以上と優れた性能を示すことが判明した。私の研究ではこの材料と似た組成の新規相を探索し、より高性能と低コストを両立した負極材料を探索することを目指し、系統的に新規相を合成し、材料設計指針を立てることを試みている。本研究で開発している材料は車載搭載用二次電池材料最有力候補の一つであり、その特性から自動車会社と共同研究をしており、綿密な議論を様々な分野の専門家と数多く行うことに力を入れている。
■学業以外で取り組み、仕事をするに当たってこれだけは人に負けないと思っていることがあれば、自身の経験を踏まえてご記入ください。(400字以内)
私の負けない部分は、「目標に向かい俯瞰的な視点からチームを率いていく能力」だ。この強みの理由は、所属していたアカペラサークルでの経験が元となっている。その経験とは、音楽経験未経験者のみで構成されたチームのリーダーとして全体をとりまとめ、全国大会に出場したことだ。全国大会出場するには、必要なステップを細分化し、
目標をしっかりと視野に捉えながら練習する必要があった。未経験者集団故に上達への方法論を全く知らない状態であったため、ロック・合唱・ゴスペルなど様々な音楽分野のプロアーティストの模倣を提案し、自分たちの音楽を構成していった。競合チームと比較し足りていない部分を常に考えながら周辺分野にヒントを求める姿勢を貫いたため、全国大会出場することができた。この経験から、4年間という比較的長い時間感覚の中でも目標を見失わずに俯瞰的な視点から人を率い、成果を出せることが私の強力な長所だと考えている。
■上記2つの質問を踏まえ、あなたが培った経験や能力をいかしてキリングループで何をどように達成したいかご記入ください。(400字以内)
「研究開発から生産技術までの幅広い分野におけるオールラウンドプレーヤー」として貴社に貢献できると考えている。その理由は以下の二点である。
1サークル活動を通じてチームで成果を残すための努力をした。私は人と意見を交わしながら問題点を発見し、深掘りすることで地道に改善へのステップを踏み、チームにどう貢献できるかを常に考えられる人間だ。研究開発から生産技術というスケールが変化することで考えられる問題点を両分野の方々から意見を聞くことで具体的に捉え解決する能力に長けていると考えている。
2言語や価値観が異なる研究員と共同研究を行った。多様性のある環境下で、状況に応じた役割を自ら考え行動に移すことで、常にチームの中で価値ある存在になることができた。この経験はどの部門に所属しても様々な価値観を有する人と建設的な関係を築くことで大きな成果を生むことが出来ると考えている。
■キリングループに最も共感できるところをご記入ください。(200字以内)
「あたらしい飲料文化を世界へ」という理念に共感した。外国人研究員達との共同研究を通じて文化の多様性を深く実感したため、日本の商品を海外に発信したいと考えるようになった。そうした企業は多々あるが、飲食物は生きるために不可欠であると同時に、人々の心に感動、喜び、楽しみをもたらすモノであるため、飲料業界を志望している。中でも、貴社の日本商品を世界へ発信しようとする挑戦心に共感し、貴社を特に志望している
内定者プロフィール
会社名 |
株式会社キリンホールディングス |
学校名 |
東京大学大学院 |
学部系統 |
工学系研究科 |
職種 |
工学系研究科 |
卒業年度 |
2017年 |
内定日 |
2016年6月8日 |
選考フロー
ES+Webテスト→一次面接→二次面接→最終面接
面接、エントリーシートにあたり頑張ったこと、苦労したこと
一次面接が工場なので、面接の集中する6月頭に時間を非常にとられる。スケジューリングが大変。
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株式会社トーガシに関する情報
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