その一言が命取り?就活生が企業担当者との電話で知っておくべき3つの鉄則

自己分析はばっちり、ESの書き方の研究もした。模擬面接も受けた!・・・でも、そもそも別のところで、NGを出されていませんか?
就活生が大して気にしていないような細かいところ…それが面接の日程調整の電話。採用担当者は、電話の対応だけであなたに悪印象を抱いてしまっているかもしれません。
せっかくの数々の努力を水の泡にしないように、注意すべき点をまとめてみました。

電話のマナー

24時間電話には出る覚悟で!連絡がつかない就活生は「めんどくさい」印象

ESを見て、是非この人に会ってみたい!と感じた採用担当者は、面接の日程調整の連絡をします。
ESや履歴書の好印象を保持したまま電話で担当者と話すことができれば、そのイメージを裏付けることができます。
しかし、採用担当者は当然、あなた以外にも大量の書類を選び、複数の電話をしています。電話に出なかった候補者のことなど、すぐに忘れてしまうのです。
まだ面接も行っていない段階では、その候補者が「どうしても欲しい」人材なのかどうか、判別もついていませんので、企業側はしつこく追いかける必要もないと考えています。そもそも大企業や人気企業は候補者に困っていないため、電話に出なかった時点でNGにしてしまう企業もあるのです。
律儀に連絡がつくまで電話をかけてくれる企業でも、電話に出ない回数が増えれば増えるほど「もうこの人に電話するのは面倒だな」と悪印象を深めていくだけです。
書類の送付が終わったら、それ以降はいつでも即座に電話に出られる状態を心がけ、万が一出られなくても、企業側から2回目の電話が来る前に必ずこちらから折り返しましょう。

面接の入り口は電話での対応!言葉遣いで知性をアピール

どんな大企業でも、「採用だけ」を担当している社員はそこまで多くありません。
実は、面接の電話をかけた人がそのまま面接も担当するケースや、担当が違っても電話時の印象を5段階で評価して面接担当に連携しているケースも数多くあります。ですから、電話の対応には充分に気を使って下さい。
まずは印象。せっかく次の選考に進むチャンスを頂いたのに、「あー、わかりましたー」では、担当者も興ざめです。お礼の一言は必ず添えましょう。
そして、言葉遣い。堅苦しくなる必要はないですが、知的な印象を与えるようにしましょう。「あ、10日の15:00ですね、了解ですー!」のような学生ノリだと、大人の世界では残念な人…と感じられてしまいます。「かしこまりました。15:00にお伺い致します。」と、担当者に負けないくらいの丁寧な対応で電話を締めくくりましょう。

「会社の場所くらい自分で調べろ!」「なんでこっちが予定を合わせるの?」

採用担当者を集めて飲み会を開催すると、「この人、ないわー」と思ったエピソードでよく挙がる例が、上記の2点。
一つ目は、「会社の最寄り駅どこですか」「駅からどうやって行くのですか」と当然のように聞いてくる候補者。現代はPCやスマホ、携帯の地図機能も発達していますので、その気があれば会社の地図なんていつでも手に入るはずです。
二つ目は、面接等の日程調整。企業側は忙しいスケジュールの中、あなたのために時間を工面しています。企業側が用意した時間に参加できない=選考を辞退するも同義だと思って、どんな予定が入っていてもキャンセルして選考を受けるのが基本です。
どうしても外せない予定があるのであれば、「申し訳ございません。どうしても参加させて頂きたいのですが、その日は外せない予定がございます。何とかして別日で参加させて頂けないでしょうか?」と、お詫びの上で、お願いしましょう。
また、この際注意すべき点は、「大切な予定があるので参加できない」とは言わないことです。じゃあ、面接は大切な予定ではないの?と思われてしまいます。


人間は、最初に自分が感じた印象が「正しかった」と証明したい生き物。逢う前にいい印象を根付かせることに成功すれば、面接の際も発言のひとつひとつに「やっぱり自分が見初めた候補者だ!」という心象を抱かせることができます。
せっかくのチャンスを小さなうっかりで潰さないためにも、電話でのやり取りには細心の注意を払ってくださいね。



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