就活の時期になると「リクルーター」や「リクルーター面談(リクルーター面接)」、「リク面」という言葉を耳にすることがあります。これらはどういう意味なのか、普通の選考と何が違うのか、どんな準備をしたら良いのか、そういった疑問にお答えします!

リクルーター面談って何?
リクルーター面談と聞いて普通の面談や面接とは何が違うのか気になる!
という疑問がでてくるので、まずは言葉の意味から説明していきたいと思います。
お気づきの方もいらっしゃるとは思いますがリクルーター面談はリクルーターと面談という2つの言葉から構成されています。
面談の意味はそのままの意味ですのでここではリクルーターについて解説していきたいと思います。
リクルーターとは企業の人事と協力して、就活生に入社の動機付けをおこなう企業の会社員のことです。
こういったリクルーターとよばれる人を付けて選考を行う制度のことをリクルーター制度といいます。このリクルーター制度は大手企業特に金融業界、インフラ業界で多く見られる制度です。
リクルーター面談は選考の一環であり、優秀な学生の囲い込みに使われることが多く選考フローも通常選考と異なり特別ルートとなることが多いです。
メリットとしては1,2次選考がスキップできることやそもそも特別フローに乗ることができることです。
デメリットとしてはリクルーター面談の結果によっては選考を受ける前から不採用になることがあることです。
そんなリクルーター面談は自分から応募するものではなく選ばれた企業から指名されるものになります。
「少人数の懇親会に参加しませんか?」、「今度、面談をしませんか?」などの誘われ方があります。
最初のリクルーター面談が実施される時期はプレエントリー~エントリシート提出後が最も多い傾向にあります。
リクルーターが付くカギになる動きは、エントリーをすることや説明会に参加しエントリーをすること、エントリーシートを提出するなど企業によってさまざまです。
リクルーター面談を断って普通の選考をしようとすると落とされる場合があります。
ですから、
その企業を志望しているのであればリクルーター面談のお誘いが来たら絶対に参加するようにしましょう。
また、インターネットで調べてリクルーター面談をする会社であるとわかった場合、早めにその会社にエントリーすることでリクルーター面談を使う選考ルートに乗る確率があがります。
リクルーター面談を使った選考ルートは倍率が通常のルートに比べて低くなっていることが多いためうまく利用しましょう。
リクルーター面談について
面談場所は会社ごとにまちまちですがカフェや企業の会議室などで行われることが多いようです。
面談の時間はだいたい30分~1時間くらいの学生1人と社員1人で行われます。
面談の形式もこれまたまちまちなのですが、通常の選考よりも和やかに行われることが多いようです。
内容は
・普通の面接と同じように質問に対して答えていく形式
・時間いっぱいを学生に与え自由に使わせるいわゆる逆質問形式
の大きく2パターンに分かれます。
いきなり「ではご自由に質問をどうぞ。」
と言われたら多くの学生は2,3個の質問をして終わってしまいます。
しかし、その質問量だと自社への志望度が低いとして、評価が低くなってしまいます。
そのため、質問を事前に用意しておく必要があります。
用意しておく目安の個数は約10個といわれています。
リクルーター面談の準備って何をやるの?
リクルーター面談をする際に気を付けておきたいことをまず挙げておきたいと思います。
まずは、服装についてです。
服装は指定がなければスーツで行きましょう。
次に言葉遣いです。
面接よりも緩い雰囲気だからと言って油断してはいけません。
面接のときと同じく言葉遣いも採点対象です。
リクルーター面談は1回きりではなく複数回あることが多いようです。
学生の行うべき面談の事前の準備は回数ごとに異なります。
始めのほうはお互いについて知り合うために質問される内容としては学生時代にもっとも頑張ったことやどんなことが趣味なの?といった内容です。
しかし、回数を重ねるごとに企業の内容について質問する内容がなくなってきます。
回数を重ねると企業に対する自身の理解も深まっているかのどうかの確認、また就活生に対して牽制や探りの意も込めて
・同業界のほかの会社ではなく、自社を選ぶのか?
・この企業に入ったら具体的にどうしたいか?
・ほかにどんな企業を受けていてどのくらい選考が進んでいるのか?
といった質問が目立つようになります。
最初のうちに逆質問する内容はホームページに書いてある情報やプレスリリースの内容をもとに質問を作りましょう
例えば
・自分が将来何となくだがこんなことをしたいと思っていますが御社のこの職種では自分のしたいことが実際に実現可能でしょうか?
・ジョブローテーションの頻度やタイミングは一般的にはどんな感じなのか教えていただきたいです?
・△△事業の業務内容は自分ではこのように認識していますが異なる部分はありますでしょうか?
・○○という事業の今後の展開について差支えのない範囲で教えていただけないでしょうか?
など自分が働く上でのミスマッチがなくなるようなものを中心にしましょう。
回数を重ねていくうちに会社に対する理解が深まったら質問内容はリクルーター面談で話した内容などを踏まえて、面談担当者の個人的な仕事のことを中心にしましょう。
・○○さんのやられている業務は△△だと思いますが、その業務をやられて特にやりがいを感じるのはどういった部分でしょうか?
・○○さんが仕事をやっているなかで一番つらかったことはどんなことですか?
など会社にもし自分が入社したとしたら、実際に自分にも起こりうるであろう質問をすることで会社への志望度の高さを暗に伝えることができます。
まとめ
今回はリクルーター面談について解説してきました。
ポイントをまとめると以下のようになります。
・リクルーター面談は選考方法の1つである
・リクルーター面談が最初に実施される時期はプレエントリー~エントリシート提出後が最も多い
・面接形式は通常の面接と同じであるが雰囲気が和やかであることが多い
・リクルーター面談の服装は指定がなければスーツで行きましょう
・逆質問する内容はホームページに書いてある情報やプレスリリースの内容などをもとに質問を作りましょう
・回数を重ねて行ったら逆質問の内容は面談担当者の個人的な仕事のことを中心にしましょう
となっています。
就活をやっていく上でリクルーター面談にあたったら以上のことに気を付け内定を獲得しましょう。
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