効率的に記憶して学習をモノにしよう!【長期記憶のすすめ】

勉強 学校に通っていても、社会に出ても暗記しなければいけないことってありますよね。
ひたすら書き続けたり、声に出したり…色んな暗記方法がありますが、無駄な暗記の仕方をしてしまっていませんか?

1,そもそも記憶って…?


シンデレラ みなさんはシンデレラの物語を説明できますか?
いじわるな継母、舞踏会、かぼちゃの馬車、ガラスの靴、王子様…
大体の方はある程度の話の内容は説明できるものです。
どんな物語も特徴的な単語で構成されています。その一つ一つを私たちは無意識のうちに関連付けて(ストーリーに見立てて)インプットしているのです。
これがいわゆる[長期記憶]と呼ばれるものです。
反対に短期記憶はテスト前に一夜漬けして覚えたものの、テストが終わると忘れてしまったというような一時的な記憶で比較的脳に残っている時間が短い記憶のことを指します。

長期記憶の方が頭に残る時間が長いため、学習の質が飛躍的に向上します。
ですから、どうせ記憶するのであれば長期記憶でインプットするに越したことはありませんよね。それでは長期記憶って一体何でしょうか?

一般に長期記憶にはエピソード記憶と意味記憶の2種類があります。
エピソード記憶は単語をイベントとしてイメージし記憶する方法です。自分の実体験と関連づけて覚えることでイメージとして鮮明に残り長期的に記憶されるというものです。
夫婦喧嘩で女性が「あの時○○って言ったじゃない!」なんて言うのはエピソード記憶が優れているためです。
意味記憶は情報の意味を覚える方法で、なぜそうなるのかという過程を納得することでその情報がインプットされやすくなります。数学の公式なんかはただ覚えるのではなく、理屈に納得してから覚えるのでこれに当てはまります。

大事なのはあなたがどちらの記憶が得意かを見極め、時と場合に応じて使い分けることです。
明確な過程のある情報なら意味記憶の方が向いていますし、それがなければ自分の経験の中から一番状況に合うものを引っ張り出して映像化して覚えればよいのです。

《記憶のコツ》
○特徴から関係性を理解すること
○ある2つの事柄を対比させて覚えること
○ポイントを押さえてイメージ化し関連付ける
努力は大事だが、がむしゃらに覚えるのでは意味がない

2,あなたは得意…?

YESorNO 学習が上手いといわれる人の特徴を書き出してみました。
さて、あなたはいくつ当てはまりますか?

□常に挑戦する気持ちと行動力がある
□転んでもタダでは起きない
□成功したことをすぐに日常生活に反映する
□学習したことを関連付けて新たな考えを生み出す
□直感や閃きが多い
□自分の考えをしっかり持っている
□客観的に状況を観察できる
□あきらめない

当てはまる項目が多ければ多いほど学習能力は向上していきます。
では、ひとつでも多くチェック項目を増やすためにはどうすればよいでしょうか?

3,上手く学習するために…

メイクアップ 子供がお母さんの真似をしてお化粧をするシーンってありますよね。
子供ながらに大人に近づこうと大人の真似をしているんです。
それが実は[学習]の原点だったりします。
これを[観察学習]と呼びます。
もちろん観察学習のほかにも経験学習や模倣学習と呼ばれるものもありますが、今回は観察学習について述べていきましょう。

専門的ではありますが、観察学習には4つのプロセスがあります。

[注意過程]
身近な人を観察して特徴を捉えること。
複雑な行動でも段階を踏むことで徐々に記憶していく。

[保持過程]
記憶は映像と言語の二つの形で保持されます。
言語は料理の手順など言葉で説明しやすいもの、映像は野球の投球フォームなど説明しづらいものが分かりやすいでしょうか。
言語の方が記憶するには簡単で、映像の方が難しいです。なので、先に言語で記憶を試みて、無理だったら映像的に覚えることが効率的ですね。

[運動再生過程]
保持過程で記憶された内容を再現してみること。
いわゆる練習段階です。何度も何度も練習を重ねることで保持されていた記憶が体に定着し、自分のものになっていきます。

[動機づけ過程]
その行動をすることで自分にメリットがあるかということです。
人間はメリットがないと行動に移しません。外発的でも内発的でもメリットを見つけることで自然とその行動をとるようになります。

この4つのプロセスの中でも大事なのは[運動再生過程]です。
ここでいかに観察した行動を自分のものにするかがカギになってきます。
自分の行動がいつ、どんな時に上手くできたのか。
それを分析して、できる回数を増やしていくことが上手な記憶のインプットに繋がっているのです。

《学習のコツ》
○自分の覚えることができる事柄から少しずつ覚える
○”たまたまできた”を”いつもできる”に変える学習(繰り返しの振り返り)
なぜできたのかを分析して次に生かすこと
○どんな状況でも楽しさを見出すこと
少し高い目標設定をすること


いかがだったでしょうか?
今回は記憶と学習について書いてきましたが、今後の学習の役に立てれば幸いです。
暗記の仕方は人によるので、以上のコツを踏まえながら自分に合った暗記方法を見つけ出してくださいね!

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