インターンシップの開催目的とメリット

就職活動のひとつのやり方として、インターンシップを行う企業も増えています。一見すると企業にはあまりメリットが少ないようにも思いますが、企業はどんな目的でインターンシップを実施するのでしょうか。

企業のPR

インターンシップを行うところはたくさんありますが、多くの場合のインターンシップを行う理由は、やはり企業のPRでしょう。
インターンシップに参加することによって名が知られていない中小の企業についても学生が知ることができます。また、企業の内部に入ることによって外からの情報だけでない内部の魅力的な側面を学生が感じることができるでしょう。そのような機会を提供することに企業としては意義があるのです。

選考の一環として

もうひとつはインターンシップを選考の一環として行っているという場合です。
これは、いくら面接で取り繕っていても、実際に働く時とは大きな差が出るものです。実際に働かせてみないと人はわからないものですから、選考の一環としてインターンシップを行っているところもあります。
特に技術系や専門職などの場合はこの傾向があり、多くの場合は働き方をチェックされています。また、スキルや知識などがこの会社でやっていけるかどうかというようなことも見られているようです。
もちろんこの期間にいい働きをしたりした人には、おおやけに募集をかけるのとは、違った就職のお誘いをすることもあるようです。そのような良い人材の確保ということも、目的のひとつになっています。

事業拡大の仲間を見つけるため

アルバイトとインターンシップの差として、考えることが求められるか求められないかという点が大きな違いとして挙げられます。
企業がインターンシップ生に期待していることとして、「お客」ではなく「大人」ということがいえます。これは、ただ指示を待っているだけでなく自分で考えるヒトということです。
また、そのようなことが求められている企業では学生の常識にとらわれない視点というものは非常に効果を発揮するといえるでしょう。

参加者にもメリットが大きいものですが、企業側にも様々な利点があるものです。 気負わず積極的に参加してみましょう。