就活の第一歩として、まずは業界について知っておきましょう。
例えば、一括りに建設業界と言っても業態は多彩です。ゼネコン、ハウスディーラー、デベロッパーなど、手掛ける分野が異なる様々な企業があります。同じ営業職でも、ゼネコンとハウスディーラーでは扱う物件も顧客も異なります。ここでは、就活生に人気の4業界を解説します!

金融業界
銀行、証券、信販・クレジット、保険など、就職先として安定した人気があります。
銀行の主な業務は預金を集め、資金を貸し出すことです。そのやり取りの中で生まれる預貸金の利ざやが銀行の収益となります。海外展開や大型のM&Aに積極的なメガバンクがある一方で、地域に密着して中小企業や個人事業主を対象にする地方銀行や信用金庫・信用組合などの業態があります。
証券会社は株式売買の仲介を行い、売上の7割強が手数料収入となります。ニュースなどで当日の平均株価が伝えられますが、証券会社の業績は景気の動向で変動しやすくなります。また近年はNISA(小額投資非課税制度)が開始され、業界全体が盛り上がっています。
信販・クレジット会社は商品の購入代金の立替を行い、購入者に後から請求する販売信用を行います。手数料収入が売上の主となります。
広告・マスコミ業界
テレビ・ラジオなどの放送事業社、新聞社、出版社、広告代理店などがあります。
テレビ・ラジオ局が放送局として企画や運営、CM枠の営業活動を行う一方で、提携の番組制作プロダクションが実際のコンテンツ作りに関わる形式が多く採られます。
新聞社は全国紙と地方紙、専門紙に分かれ、それぞれ地域や内容によって大きな影響力を持っています。また、新聞社とは別に、通信社では収集した一般向けニュースを提携している報道機関へ配信する形態を取っています。
広告代理店は企業に代わって、放送局や新聞・出版社等と連携してその商品やサービスの広告活動を行います。近年はインターネット上での広告業を主とする企業も台頭し、業界全体で大きな変化が生まれています。
商社
商社の主な事業は、様々な物質の輸出入貿易と国内企業への卸売業務、事業投資などです。
あらゆる品目を扱うのが総合商社で、一方、特定の品目だけを扱うのが専門商社です。ものを作るのがメーカーなら、ものを作るための様々な材料を世界各地から買付けメーカーに供給するのが商社です。事業投資の分野では、海外企業などへの投資、人材の投入を行うことで経営に関与します。
IT業界
一口にIT業界といっても業態は多彩です。大きく分けると、携帯ゲームやSNSなどのネットサービスを手掛ける企業、OSやアプリケーションソフトなどソフトウェア開発を手掛ける企業、コンピュータやその周辺機器のハード開発を手掛ける企業に分けられます。
専門性の高い職種が多くなりますので、一定以上の専門的能力が求められます。今後も情報インフラを支える業界として伸びていく可能性が高いと言えます。
企業の研究を深めるのに業界研究は欠かせません。なぜなら業界内での位置付け、競合他社との違いなどを知ることで、志望理由をより明確にできるからです。
自分が志望する業界に関する情報収集は常に行うように、心がけましょう。
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